シンプルでおしゃれに見せるお部屋の作り方とは?インテリアコーディネーターが徹底解説
- シンプルなお部屋の特徴
- シンプルなお部屋を作るための簡単4ステップ
- シンプルにまとまるベースカラー4選
- シンプルなお部屋をおしゃれに見せる方法
- シンプルな家具の選び方
- まとめ
- セルフ内見ならOHEYAGO(オヘヤゴー)
シンプルなお部屋の特徴
シンプルなお部屋には色味やものが少ない、適材適所に収納があるといった特徴があります。それぞれ詳しく確認していきましょう。
色味が少ない
シンプルなお部屋は使っている色が少なめ。木目の色(ブラウン)やホワイトのほか、グレーとベージュの組み合わせがよくあるパターンです。色味を少なくすることを心掛けるだけでお部屋の印象はスッキリとしてシンプルになります。
あえて木目の色を使わずに、ホワイトやブラック、グレーといったモノトーンのコーディネートもシンプルにまとまります。他にも、ホワイト1色でまとめるコーディネートも取り入れやすい手法のひとつです。
ものが少ない(空間に余白がある)
シンプルなお部屋は、圧倒的にものが少ないのも特徴の1つ。家具も厳選されている分、何も置かれていない床面積が広くなります。部屋全体に余白が多く、スッキリとした印象です。
適材適所に収納がある(片付けやすい)
シンプルなお部屋にするためには、収納の量と位置も大切です。日用品が出しっぱなしになっているお部屋は、どうしてもゴチャっと見えてシンプルなお部屋からは遠くなってしまいます。 適材適所に収納を設けることで、片付けやすくスッキリとシンプルな空間を維持できます。
シンプルなお部屋を作るための簡単4ステップ
シンプルなお部屋の特徴を踏まえながら、次は具体的な作り方を4ステップで解説します。シンプルなお部屋を作ったら、スッキリと片付いているお部屋の状態を維持していくことも大切。そのためには収納の考え方もポイントです。誰でも簡単に実践できる方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
1.ものを減らす
シンプルなお部屋を作る第一歩は、ものを減らすこと。ものが少なければ、収納や家具配置の悩みも減ります。必要なものが見つからない!というストレスとも無縁です。まずは自分に必要なものの量を把握しつつ、本当に心がトキメクものだけを厳選してそろえましょう。
2.ベースカラーを決める
次に、お部屋のベースカラーを決めます。賃貸物件に入居中の人や入居予定のお部屋が決まっている人は、お部屋の床や壁の色にも注目しながらベースカラーについて考えてみましょう。ベースカラーが決まれば、お部屋に置くインテリアや小物も選びやすくなりますよ。
ベースカラーの選び方の参考として、次の章ではシンプルにまとまるベースカラー4選をご紹介します。目指したいベースカラーがある場合は、床の色もお部屋探しの条件になるかもしれません。これからお部屋探しをする方は、ぜひ参考にしてみてください。
3.必要なものの量プラスアルファの収納家具を選ぶ
ステップ1で、自分にとって本当に必要なものの量を把握したら、次はお部屋のベースカラーに合わせた収納家具を選びます。一人暮らし用の物件では、備え付けの収納スペースが充実していないケースの方が多いです。そのため、ある程度は自分で収納家具を用意する必要があります。
ポイントは、持っているものすべてがピッタリ収まる収納家具ではなく、少し余裕があるものを選ぶこと。余裕を持たせることで収納しているものが取り出しやすいだけでなく、多少ものが増えても散らからずに収納できます。
4.置く場所を考える
収納するものが決まったら、それらを置く場所を決めます。用途を考慮しながら、使う場所にできるだけ近いところに収納するのがポイントです。例えばテレビのリモコンであれば、テーブルの引き出しやサイドテーブルの棚などに置くのがオススメ。生活の中でストレスなく片付けられる場所に収納することで、スッキリとシンプルな空間が作れます。
シンプルにまとまるベースカラー4選
ここでは、シンプルなお部屋に合うベースカラーを4色ご紹介します。どのお部屋もシンプルにまとまっていて参考になりますよ。
ホワイトベースのお部屋
白のフローリングがかわいらしいharoom.2さんのお部屋は、ホワイトのベースカラーでまとめられています。カーテンやラグ、テレビ台は淡いベージュのカラーでとてもやさしい雰囲気です。ホワイトベースでまとめる場合は、木目調の家具もホワイトウッドや薄めの茶色(ホワイトオーク)を選ぶとスッキリとした印象を与えられます。
画像引用:Room Clip|haroom.2 -部屋全体/ローテーブル/HOMECOORDY/1K/一人暮らし/ひとり暮らし…のインテリア実例
グレーベースのお部屋
moon.mさんのお部屋は、ソファやベッド周りのファブリックなどがグレーベースで落ち着いた雰囲気にコーディネートされています。同じグレーでも素材感を変えてあげることで単調にならず、おしゃれにまとまっています。窓回りがカーテンではなくブラインドになっているところも、スッキリとシンプルに見えるポイントです。観葉植物のグリーンもアクセントになっており、モノトーンのお部屋の中の癒し空間として効果を発揮しています。
画像引用:moon.m - 部屋全体/シンプル/低コストで癒しの空間/観葉植物/無印良品カバー/セリア… のインテリア実例
ブルーベースのお部屋
ブルーベースのお部屋を作る場合は、カーテンとラグをブルーでまとめるのがオススメ。その際は全く同じ色味にするのではなく、少し濃淡を出してあげるのがポイントです。
一人暮らしのコンパクトなお部屋の場合は、鮮やかなブルーよりもブルーグレーなどの少しくすんだカラーとすることで圧迫感が出ず、落ち着いた雰囲気になります。
こちらの写真のように、クッションやディスプレイする小物にも同じ色味のブルーを取り入れてあげると、お部屋全体の雰囲気がまとまりますよ。
画像引用:
楽天|厚地カーテン Glenty/グレンティ ブルーグレー
Terrys|ソルボンヌ既製アイレットカーテンダックエッグブルー
グリーンベースのお部屋
グリーンベースのお部屋は、思い切って柄のついたカーテンでコーディネートするのも素敵です。例えば上の写真のようにソファなどの大物家具の色をベースカラーとする際は、柄物カーテンを取り入れると緑一色にならず、バランスが良くなります。落ち着いたグリーンのソファをチョイスしつつ観葉植物を隣にレイアウトすれば、お部屋全体の雰囲気もまとまりますね。
ベッド周りをグリーンでまとめるのもオススメ。ベッドカバーをグリーンにして、合わせてあげるクッションや照明、小物などにもグリーンを取り入れてあげると統一されたおしゃれな空間になりますよ。
画像引用:
WARDROBE sangetsu|コノメドキ スプリンググリーン/ドレープカーテン
Etsy|Geometric Light brown and Turquoise grey Set of 3, Printable Home
Decor, Geometric Print, Minimalist Art, Bedroom Poster, Set of Three
シンプルなお部屋をおしゃれに見せる方法
シンプルなだけでは味気ない空間になってしまう…と思っている方も大丈夫!シンプルだけでなくおしゃれに見せるためのポイントを解説します。このポイントを意識してコーディネートすれば、ワンランク上のシンプルなお部屋が作れます。簡単に実践できる方法なので、ぜひ取り入れてみてください。
小物などのインテリアにこだわる
お部屋全体をコーディネートする…と考えるとハードルが高く感じてしまう人もいると思います。そんなときは、1ヶ所にポイントを絞ってインテリアにこだわる空間を作りましょう。
こだわるのは、サイドボードの上やお部屋のコーナーの一角、壁面の一部などでもOKです。ポイントはベースカラーやアクセントカラーに合わせた小物を選び、色味を増やしすぎないこと。小物の数は多すぎず、ある程度ボリュームのあるものを高さに変化をつけてレイアウトするとおしゃれにディスプレイできます。おしゃれなコーディネート写真を参考にしながら配置を真似してみましょう。
画像引用:ムブ|オーストラリアで製造&設計されたソリッド木材家具
素材にこだわる
色味を少なくしてコーディネートしていると、どうしても単調な空間になりがち…。そこで取り入れたいのが素材感の違いです。ベッドカバーやラグ、カーテンなどは同じホワイトでも少しずつ素材感を変えてあげることで変化が出て、おしゃれ度がアップします。
例えばこちらの商品のように、ザクザクと編み込んだマットも素材感を変えてあげるアイテムのひとつです。キッチンはもちろん、洗面所やベッドサイド、玄関やチェストの前などに置いてアクセントとするのもオススメですよ。
画像引用:ボー・デコール オンラインショップ|おしゃれに使える天然素材のキッチンマット
家具全体のテイストを合わせる
シンプルな部屋に限ったことではないですが、家具全体のテイストを合わせてあげると統一感が出ておしゃれな印象に。前述の色味を少なくすることにもつながり、結果的にシンプルなお部屋に近づきます!
観葉植物を取り入れる
シンプルなお部屋ほど、より観葉植物が引き立ちます!床置きするスペースがない場合は吊るすタイプを配置したり、テレビボードの上などに置いたりするのもオススメです。冷たい印象になりがちなモノトーンのお部屋も積極的に観葉植物を取り入れれば、居心地の良い空間になります。
シンプルな空間に置くとおしゃれ度が上がるだけでなく、癒し効果も期待できる観葉植物。色味の少ない空間でアクセントを入れたいときにも、観葉植物のグリーンは大活躍です。
シンプルな家具の選び方
最後にシンプルな家具選びのポイントを解説していきます。同じ用途の家具の写真を2つ並べて比較してみます。どちらの家具を選ぶ方がシンプルなお部屋に近づくか、一緒に考えてみましょう!
テーブル
写真左のテーブルは両サイドの中央に足があり、椅子からの立ち座りが楽な形になっています。写真右はスタンダードな4本足のテーブルです。2つのテーブルを比較すると、どちらの方がシンプルでしょうか?
シンプルに見せるには、できるだけラインがスッキリ見えるタイプを選ぶのがオススメ。今回のテーブルでは、右側のテーブルの方がシンプルといえるでしょう。あわせる椅子もラインがスッキリしているものを選ぶと相性がいいです。引き出しがついているので、テーブルの上にものを置かずに生活できるというメリットもあります。
コンパクトなお部屋では線が細い方がよりスッキリ開放感を出すことができます。テーブルの脚もそうですが、天板の厚みも細く見えています。ラインを意識するとともに、線の細さにも気を付けて家具選びをすると、よりシンプルなお部屋になるでしょう。
画像引用:
左:椅子の工場|Nagare ダイニングテーブル 幅100cm 2人掛け タモ突板 ナチュラル ダークブラウン コンパクトモダン和風
右:北欧家具通販店Sotao|My Sugarマイシュガー3点セット(ダイニングテーブルW75+チェア2脚)
下:LOWYA|ダイニングテーブルセット 2人掛け(3点) 丸テーブル コンパクト
収納家具
収納家具でシンプルなものを選ぶポイントは取っ手です。写真左のものはブラックの取っ手がついていてヴィンテージの雰囲気にピッタリ。写真右のものは取っ手がなく、縁にに手をかけられる仕様になっています。
どちらもシンプルな収納ですが、写真右の方が取っ手がついていない分ラインがスッキリしてシンプルといえるでしょう。
画像引用:
左:LOWYA|チェスト 木製 天然木 ミンディ リビング収納 レイアウト自在 完成品
右:LOWYA|スチール脚がおしゃれな木製チェスト
ソファ
最後はソファです。お部屋全体の雰囲気に合わせてあげることは大前提ですが、今回はシンプルかどうか…という視点で見ていきましょう。 写真左はエレガントな雰囲気にピッタリのソファ。写真右は木のアームレストがついている二人掛けソファです。この2点のソファを比較すると写真右の方がラインがスッキリしていてシンプルといえるでしょう。
写真左のようなエレガントな雰囲気のソファでも、合わせるテーブルやインテリアを工夫すればシンプルなお部屋に近づきます。組み合わせる他の家具やインテリアも含めて、お部屋全体でシンプルに見えるようにコーディネートしていくのがポイントです。自分の好きな家具をベースに、ラインを意識しながら全体をコーディネートしてみましょう。
画像引用:
左:LOWYA|2人掛けソファ スカートソファ クッション付き
右:LOWYA|アモール 2人掛けソファUP TOWNFURNITURE
まとめ
- シンプルなお部屋にするためには、色味とものは最小限にする
- 生活動線に合わせた位置に収納があると片付けやすい
- シンプルな部屋をおしゃれに見せるには小物や素材にこだわる
- 家具はラインがスッキリしたものを選ぶとシンプルなお部屋になる
シンプルなお部屋を作るには、ものの数を厳選して色味を抑えるのがポイントです!その際に小物や素材感に気をつけながら、居心地の良い空間となるように意識しながらコーディネートしていきましょう。ラインがスッキリした家具を選べば、よりシンプルなお部屋に近づきますよ。これから一人暮らしをしようと考えている人は、是非この記事を参考にシンプルでおしゃれなお部屋作りに挑戦してみてください。
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