一人暮らしの1LDKは2WAYテーブルでスッキリ!インテリアコーディネーターがオススメするレイアウトをテーマ別に解説

公開:2021/09/08
更新:2021/11/15
一人暮らしの1LDKは2WAYテーブルでスッキリ!インテリアコーディネーターがオススメするレイアウトをテーマ別に解説
1LDKは家具のレイアウト次第でいろんな生活スタイルが実現するオススメの間取りです。ワンルームにはない憧れのカウンターキッチンがあるお部屋も多いです。しかしレイアウト次第ではせっかくのお部屋が生活しずらい空間になってしまうことも。本記事では1LDKの部屋を快適にするためのコツに加え、オススメの家具レイアウトをご紹介します。お部屋の探す際のポイントもあわせて解説します。これらを理解すれば、快適な1LDKでの生活を手に入れられるでしょう。

1LDKの部屋の特徴

1LDKとは1つの部屋とリビングダイニングキッチンがある間取りのことを言います。

リビングダイニングキッチンが8畳以上、もう一部屋が4.5畳から6畳程度の全体で35㎡から45㎡くらいの物件が多いのが特徴です。寝室と分けて暮らしたい一人暮らしの方や、二人暮らしをしようと考えている方など老若男女問わずに住める間取りです。

個室の使い方は、寝室として使う以外にも衣装部屋として活用したり、仕事部屋として使う選択肢もあります。

ワンルームとは異なり、設備のスペックが高いお部屋が多いのも1LDKの特徴です。比較的築年数が浅く、ウォークインクローゼットなどの収納が充実している物件が多いので、ワンルームを検討している方も一度1LDKのお部屋をのぞいてみるのはいかがでしょうか。

1LDKの部屋を快適にするためのコツ

1LDKに限ったことではないですが、リビングダイニングを快適にするためのコツをご紹介します。これらを意識して実行するだけで、より快適に生活することができるでしょう。

みんなやりがち!部屋を狭くするダイニングテーブルの配置

1LDKの間取りは、カウンターキッチンがあってもリビングダイニングがコンパクトなことが多いです。よくあるのがダイニングテーブルをカウンターに対して直角に配置するレイアウトです。

この配置にするとテーブルの周囲にスペース(通路)が必要となり、デッドスペースが多くなってしまいます。

そこでオススメなのが壁側へダイニングテーブルを寄せた配置です。

壁に寄せることでスペースが生まれてリビングダイニングを広く使うことができます。余白が生まれるので視覚的にもスッキリ見せることができます。カウンターキッチンがある場合は、ダイニングテーブルの配置を工夫してみましょう。

意外と知られていないお役立ち家具

とはいえせっかくカウンターキッチンがあるので対面してダイニングテーブルを配置したい!という方にオススメなのが変形テーブルです。

(画像引用:JOYSTYLE intrior 本店|ダイニングテーブル 半円テーブル 受注生産商品 開梱設置配送 タモ無垢材 国産 日本製 幅120cm カウンターテーブル

半円形のものや三角形などの商品があり、四角いダイニングテーブルに比べて省スペースで配置できます。新しく家具を購入しようと考えている方は候補に入れてみてはいかがですか。

お部屋を広く使うコツ

一人暮らしの場合、ダイニングテーブルを置いていても、結局ソファでテレビを見ながら食べてしまう…なんてことも多いのではないでしょうか。そこでオススメなのがソファダイニングです。

(画像引用:楽天|ShopHanatech

ファミリー向けの家具と思われがちですが、実はスペースを節約できて一人暮らしのリビングダイニングにぴったりの家具です。コーナーソファは壁に沿って配置するとデッドスペースなく効率的なレイアウトとなります。

ソファが1脚ずつ分かれている対面タイプもあるので、生活スタイルに合わせて選びましょう。

ソファダイニングのソファは商品によって奥行の寸法が様々です。ソファのようにくつろぐことを優先したい場合は奥行きのあるタイプを、ダイニングのように座るのを優先したい場合は奥行きが狭めの商品を探しましょう。

すでにお気に入りのソファを持っている場合は、ソファに合わせて少し高さのあるテーブルを組み合わせて使うのがオススメです。

(画像引用:楽天|UN COCON

ソファの座面高さプラス25㎝程度のテーブル高さとすることで、ソファでくつろぎやすくかつ食事もとりやすい高さになります。

1つの家具で2つ3つの役割を持たせることで、お部屋をスッキリ広く使うことができます。

1LDKの一般的な型

1LDKの間取りは個室の位置によって多くのバリエーションが存在します。その中でも比較的多い以下の3つのパターンをご紹介します。

横付型

リビングダイニングの隣に個室があり、引戸を開けると一体として広く使える配置です。

広いワンルームとしても使うことができるので開放感が出やすく、動線が短く動きやすい間取りです。来客の際に扉を閉じて簡単に隠せるのもこの配置のメリットです。

縦長型

個室がバルコニー側へある縦長型の間取りです。

リビングダイニングに窓がないことが多いので、仕事で帰宅が夜になる等リビングダイニングでの生活が夜型の人にオススメです。寝室として使う個室が窓に面するので、朝日を浴びて自律神経を整えることができます。

独立個室型

個室が廊下などを介してリビングダイニングと離れている配置です。

壁で仕切られている場合、水回りを挟んでいる場合など、この型の間取りはバリエーション多くあります。

リビングダイニングと寝る空間をきっちり分けたい!という方に最適です。キッチンから個室が離れているので、食事のにおい移りが気になる方にもオススメの配置です。

インテリアコーディネーターが提案する1LDKのレイアウト実例2選とおすすめアイテム

ここでは先ほど紹介した横付型と独立個室型の2つの間取りを例にとってリビングダイニングのおすすめレイアウト実例を見ていきましょう。

さらにお部屋の魅力をアップさせるアイテムもご紹介します。

縦長リビングダイニングはこう使う

1LDKに多い縦長リビングダイニングのレイアウト実例です。

キッチンを除くリビングダイニングの広さは約8畳のお部屋です。テレワークにも対応できる横長テーブルを配置したプランをご紹介します。

一人暮らしのカウンターキッチンは兼用できるテーブルを配置!

❶2WAYで使える横長テーブルをカウンターキッチン前へ

仕事や勉強用のデスクと食事用のダイニングテーブルの2WAYで使える横長テーブルをキッチンカウンター前へ配置します。この配置とすることで、椅子を引くスペースと動線(通路幅:約100㎝)を兼ねることができるのでお部屋を無駄なく使えます。書類などが多い場合はデスクの端の部分(壁側)に収納付きのテーブルを選んでもいいでしょう。

❷ワゴン収納を机の下に

スッキリ見せたい場合は机の下に目隠しできるワゴン収納を配置します。このプランのテーブルは幅180㎝と広いので、ゆとりをもってデスクワークをするのに最適です。椅子は一脚のみでもいいですし、来客時に使えるように二脚セットしておくのもいいでしょう。

❸❹ゆったりくつろげるソファをテレビボードの正面に

リビング部分はゆったりくつろげるソファを配置して、その正面にテレビボードを置きます。ソファの後ろが個室になっているので約60㎝の通路を確保しています。

❺サイドテーブルをソファの隣に

ソファの隣にはサイドテーブルを配置して、飲み物やリモコンなどの小物を置いたり便利に使えます。

ソファ前へ移動して使えば、軽食を食べたりパソコン作業もできる2WAY家具です。キャスター付きのものや収納があるものなどサイドテーブルもいろいろな機能があるので、自分に合ったものを探してみましょう。

プランの中で紹介したオススメ家具

[幅180] デスク 多目的ワイドパソコンデスク マルチデザイン 平机 スチール脚 オフィス ¥ 13,990(税込) ライトナチュラル:幅180×奥行60×高さ72cm
デスクワゴン 単品 ナチュラルホワイト 11,650円 (税込):幅300×奥行450×高さ660mm
2.5Pデザインソファ LAURU〔ラウル〕29,980 円(税込):幅167×奥行84×高さ81cm
フラットなフォルムのローボード(幅148cm アイボリー) 17,900円(税込):幅148×奥行39.8×高さ35cm
Hunt side table ¥19,800 (税込):幅65×奥行30×高さ60.5cm
(参考1)-2°C接触冷感ラグ 「スーパーソルベ」 24,200円(税込):190×240cm
(参考2)ASTRO-IV(アストロアイボリー)13,200円(税込):ベース径320×高1,770mm(コード約2,100mm)

(参考3)フィカス・ウンベラータ(ゴムの木) 9,680円 (税込)

コンパクトな正方形リビングダイニングはこう使う

一人暮らしに最適な正方形リビングダイニングのレイアウト実例です。

キッチンを除くリビングダイニングの広さが約6畳のお部屋です。

コンパクトなリビングダイニングにはソファダイニングを主役に!

❻ソファダイニングで3WAYを実現

食べる・くつろぐ・仕事(勉強)するの3WAYを実現するのにぴったりなのがソファダイニングです。

ソファダイニングのテーブルは通常のダイニングテーブルより高さが低く設定されています。全体的に高さが抑えられていることで、コンパクトなリビングダイニングでも圧迫感なく配置できます。

仕事などで使う場合は作業内容に合わせてテーブルの大きさに注意しましょう。コンパクトにしすぎると使い勝手が悪くなります。

❼コーナータイプのテレビボードはL型ソファとの相性が◎

L型のダイニングソファを配置した際にテレビが見やすいように、テレビボードはコーナータイプを選びました。

高さは通常のものより少し高い60㎝程度の商品を探すとソファーダイニングの高さからでも見やすくなります。さらに収納量も確保できます。

❽壁際を趣味のスペースとして有効活用

壁際には本棚を配置しました。この部分は生活スタイルに合わせて他にも収納や薄型の電子ピアノなど趣味のものを置くスペースとして活用できます。

ソファの座り降りに支障が出るので奥行きは30㎝程度に抑えましょう。

プランの中で紹介したオススメ家具

【2点セット】Celt 幅120cmダイニングテーブル+ソファ ¥85,310(税込):【テーブル】幅120×奥行80×高さ62cm 【ソファ片肘】幅130×奥行72×高さ70cm【座面高】38cm 【ソファ肘無】幅110×奥行72×高さ70cm【座面高】38cm
住宅事情を考えたコーナーテレビ台 ハイタイプ 幅165cm・左コーナー用(左側壁用) ¥53,823 (税込):高さ62cm
本棚 ¥ 9,990(税込):幅90×奥行90×高さ36.5cm

天蓋をつけて雰囲気アップ(女性向けモテ部屋)

(画像引用:楽天|インテリアショップ ココテリア

横付型の間取りの場合、扉を閉めない限りリビングから寝室が常に見えている状態です。扉を開けておいた方が奥行を感じて、お部屋全体を広く見せる効果がある一方で、来客の際にすぐベッドが目に入ってしまうのも嫌ですよね。

そこでオススメしたいのが、やんわりベッドを目隠ししてくれる天蓋です。見た目の雰囲気が出るのはもちろん、寝具のほこり除けにも役に立ちます。フレーム付きのベッドを選べば賃貸でも天井に穴をあけずに設置できるのでチェックしてみてくださいね。

間接照明で魅力度アップ(男性向けモテ部屋)

照明を変えるだけでお部屋の雰囲気はガラッと変えることができます。置くだけで簡単にお部屋の印象を変えることができるスタンド型の間接照明をご紹介します。

(画像引用:楽天|WORLDLINE楽天市場店

テレビボードの隣に配置したり、ソファの隣に配置するとバランスよくコーディネートできるインテリアです。

さらにお部屋の雰囲気に合わせて天井照明もこだわることで、ワンランク上の魅力あるお部屋になるでしょう。

(画像引用:楽天|OCH Living

リビングなどは暖色系(オレンジ)の色味の照明を選択することで落ち着いた空間とすることができます。

個室を仕事や勉強するお部屋として使う場合は寒色系(ホワイト)の色味の照明を選択すると作業効率上がります。

リビングダイニングで仕事や勉強も兼用する場合は、調色できるタイプを選んでシチュエーション毎に切り替えて使用できる商品を探してみましょう。

1LDKの部屋を探す際のポイント

1LDKに限ったことではないですが、お部屋を探す際のポイントをご紹介します。事前準備してからお部屋探しを実行するだけで、引越し後に思い描いていた生活ができない・・という失敗はなくなるでしょう。

置きたい家具をイメージする

お部屋に家具をギチギチに配置してしまうと動線がスムーズに確保できず、生活しづらくなってしまうので注意が必要です。1LDKといってもリビングダイニングの広さは様々です。実現したい生活をイメージして家具が配置できるか広さを確認しましょう。

まずは、レイアウトを左右する大きな家具が必要かチェックしてみましょう。

  • ダイニングテーブルを置きたい
  • ソファを置きたい
  • テレワークや勉強専用のデスクを置きたい

専用のデスクを個室に配置したい場合は、ベッドを置いた残りのスペースに配置できるか確認してください。隙間に収まるからと適当にデスクを選んでしまうと、使い心地が悪く結局使わなくなってしまいます。デスクに置くものや作業をシミュレーションして最適な大きさのデスクを選びましょう。

個室にクローゼットがついている場合は、扉の開閉を考えると意外とデスクを配置できる場所が限られてくるので注意が必要です。思うような配置ができない場合はリビングテーブルやダイニングテーブルと兼ねて使うスタイルも考えてみましょう。

あれもこれも置きたいけどスペースが足りない!と思ったら、生活スタイルを見直して兼用できる家具がないか探してみてください。

二人暮らしの1LDKは個室の位置に注意!

二人暮らしで1LDKの間取りを選ぶときに注意したいのが個室の位置です。起床時間や就寝時間などの生活リズムが全く同じことは少ないのではないのでしょうか。お互いの活動時間が違う場合、寝室(個室)とリビングダイニングが隣り合っている間取りは避けた方がベターです。一方が寝室で寝ている際にリビングで物音を出さないように気を使って生活する羽目になってしまいます。

さらに間仕切りの引戸がすりガラスの場合は音だけではなく照明の光も通してしまいます。

そこでオススメなのが独立個室型の間取りです。廊下や水回りを介すことで、光だけでなく寝室に聞こえる音もかなり小さくすることができます。

生活スタイルが違う二人暮らしで1LDKを探す場合は個室がリビングに隣接していないか確認しましょう。

まとめ

1LDKは個室の配置によってさまざまな間取りパターンが存在するため、生活スタイルを考えた上で物件を選ぶ必要があります。

快適に生活をするためには、実現したい暮らしをイメージして事前に置きたい家具のシュミレーションをしてみましょう。家具をイメージしてから、最適な広さの物件を選べばストレスなく生活することができます。

思っていたよりお部屋の広さが確保できない場合は、家具を工夫してシチュエーション毎に兼用できるものを探してみましょう。家具を減らしてスッキリさせることで生活動線が整理されてより快適に生活できるようになります。

今回解説したポイントを押さえて1LDKの間取りを選べば、生活がより楽しく快適なものになるでしょう。

この記事を書いた人
てぃも29
OHEYAGOインテリアコーディネーター
てぃも29
一級建築士の資格を持つ‘’家具の配置プランナー‘’として活動中の二児の母です。「間取りは変えられなくても、家具の配置を変えるだけで快適に生活できる!」をモットーに日々、家具のレイアウトを考えています。今まで提案したレイアウトは65件以上。保有資格は他にインテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー。経験を活かして分かりやすく役に立つ記事を書くことを心がけていきます。
書いた記事一覧
記事が役に立ったらシェア!