一人暮らしの1Kはベッドの位置で印象が決まる!インテリアコーディネーターがテーマ別にオススメのレイアウトを解説

公開:2021/10/14
更新:2021/10/22
一人暮らしの1Kはベッドの位置で印象が決まる!インテリアコーディネーターがテーマ別にオススメのレイアウトを解説
一人暮らしをはじめる際にまず候補となるのが1Kの間取り。お手頃な家賃で住める人気の間取りです。はじめての一人暮らしでは家具を新調して、おしゃれなお部屋作りを楽しみたいですよね。その中でもベッドは一番大きな家具で、その配置次第でお部屋全体の印象が決まるといっても過言ではありません! 本記事ではベッドの配置パターンからオススメのレイアウトまで、スッキリおしゃれに見せるコーディネートを解説していきます。また、1Kでパートナーと同棲することになった場合の注意点と、レイアウトもあわせてお伝えします。

1Kのお部屋の特徴

1Kとは部屋が1つと、扉を介してキッチンが分かれている間取りのことをいいます。部屋の中にキッチンがある1Rと比べて、平均面積は少し大きめで25㎡程度の賃貸物件が多いのが特徴です。家賃も手ごろで、コンパクトに暮らしたい一人暮らしに最適な間取りといえるでしょう。キッチン部分に扉が一枚あることで料理の際のにおい移りも心配ありません。壁面が多いので家具のレイアウトの自由度が高いのもポイントです!

1Kのお部屋探しのコツ!タイプ別にメリットデメリットを解説

お部屋のタイプによって実現できるレイアウトはさまざまです。

ここでは、1Kを大きく3つのタイプに分類しました。それぞれのメリット・デメリットや、どんな人に向いているかもあわせてご紹介します。

この内容を踏まえてお部屋探しをして、自分にピッタリのレイアウトを見つけましょう!

王道!縦長タイプ

この間取り図の賃貸物件をOHEYAGO(オヘヤゴー )で見てみる

玄関とキッチンを含む水回りがひとまとまりになっている1Kの王道の間取りです。

「洗濯機置き場の位置」や「トイレが独立しているか」など生活スタイルに合わせて賃貸物件を選びましょう。

このタイプのメリットは物件数が多いので、数ある賃貸物件の中から自分に合うお気に入りを見つけられることです。

デメリットはお部屋の幅が狭い点です。コーナーに柱がある賃貸物件もあり、短辺方向にベッドを配置するときは注意が必要です。事前に寸法を測って、思い描いたように家具を配置できない…なんてことにならないように気を付けましょう。

収納たっぷり!ロフト付き

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1Kの賃貸物件にはロフト付きのタイプも多いです。メリットは何といっても収納スペースが多いことです。荷物が多い人はロフト付きの賃貸物件を探してみましょう。ロフトが広い場合は、寝るスペースとして使えばお部屋を有効活用できます。

デメリットとしてはロフトへの上り下りがしづらい点です。階段ではなくハシゴのタイプが多いので、頻繁に上り下りする想定の場合は、使いやすいかどうかよく確認する必要があります。

少数派!キッチン横付型

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1Kの間取りでは比較的少ないですが、部屋からキッチンへアクセスするパターンです。このようにイレギュラーな間取りはマンションタイプよりアパートの方が多い傾向です。

メリットは、キッチンが通路を兼ねていないので落ち着いて料理ができる点です。大きめの食器棚や冷蔵庫もキッチンの中に置けるので、料理好きの人にピッタリの間取りといえるでしょう。

デメリットとしては、キッチンと水回りが離れているので、家事動線が長くなってしまうことです。また、壁面が少ないので家具のレイアウトに工夫が必要になることも。

人とは違う間取りに住みたい!という人は検索条件をアパートに絞って賃貸物件を見てみると、個性的な間取りの賃貸物件に出会えるかもしれません。

一人暮らしにオススメのベッドの選び方と3つのレイアウトパターン

いよいよ本題です!ここでは、タイプ別に一人暮らしに最適なベッドの選び方と3つの配置パターンを解説していきます。

一人暮らしに最適なベッドの選び方

荷物が多い人には引き出し収納付きのベッドがオススメです(左上)。お部屋を広く見せたいときは背の低いベッドを選ぶと圧迫感が軽減されます(右上)。シンプルにリーズナブルに…という人には脚付きマットレスがオススメです(左下)。テレワーク用に大きいデスクを置きたい!という人はロフトベッドで空間を有効活用しましょう(右下)。

画像引用:
ニトリ|シングルベッドフレーム(ジオ2 LBR チェスト40J)(左上)、ニッセン|宮・照明付き合皮張り連結もできるローベッド (右上)、LOWYA|脚付きマットレス シングル(左下)、メーベル|【分割使用可能】ロフトシステムベッド(右下)

ベッドの配置パターン

ベッドの位置を大きく3パターンに分類し、そのメリットデメリットをご紹介します。

目指したいお部屋のイメージに合わせて選びましょう!

縦方向にレイアウト

(画像引用:RoomClip|yuccoco_room - ワンルーム/一人暮らし/賃貸/1R/insta→yuccoco_room/壁紙… のインテリア実例

メリットは窓にかけて床が多く見えるので、狭い空間でもスッキリ開放的な印象に。ローテーブルをガラスなどの透明なタイプとすることで、よりその効果を実感できます!

対面の壁際へテレビボードを置き、ベッドはソファとしても兼用。食事の際は床に座ってベッドを背もたれとしても使えます。

デメリットとしては部屋の大きさ次第ではソファやダイニングテーブルなどの大きい家具のレイアウトが難しくなることも。

横方向にレイアウト

(画像引用:RoomClip|fumi - レイアウト/ソファ/ホワイト/一人暮らし 賃貸/ワンルーム/一人暮らし… のインテリア実例

窓前にベッドを配置します。

メリットはベッドを端に寄せることでお部屋を広く使え、ソファやダイニングセットなどを置けるスペースができることです。ベッドにプラスして大きい家具を置きたい人にはこの配置がオススメ!

ソファの正面にテレビボードを配置して、コの字型に家具をレイアウトするのが王道のレイアウトです。お部屋の面積に対して家具の占める割合が大きくなるので、背の低い家具を選んだ方が圧迫感なくスッキリと見せられます。

ソファやテレビボードをベッドに接して配置する場合は、引き出し収納アリのベッドだと、うまく引き出せない…なんてこともあるので気を付けましょう。

デメリットとしてはベランダへのアクセスがしづらい点です。毎日洗濯物をベランダに干したいという人には不向きなレイアウトです。

部屋の中央へ配置

(画像引用:キラリオ|ふとんで使えるスノコベッド Noel(ノール) 高さ3段階調整

お部屋が広い場合は、中央にベッドを配置することもできます。メリットはベッドをはさんで、奥は「くつろぐスペース」手前は「勉強や仕事用のスペース」などと空間を分けて使えます。在宅時間が長い場合、場所を変えてリフレッシュしたいときにも便利なレイアウト。デメリットとしてはお部屋の広さが必要になるので家賃が高くなる点です。

お手頃価格で6畳1Kをオシャレに見せるポイントとインテリアコーディネーターが提案するレイアウト実例

ここでは、6畳のコンパクトなお部屋をスッキリおしゃれに見せるポイントと、お手頃価格でコーディネートしたレイアウト実例をご紹介します。

6畳のお部屋をスッキリおしゃれに見せるポイント

  • 脚付き家具で抜け感アップ
  • 家具の色・デザインを統一する
  • 大きめの姿見でお部屋を広く見せる
  • ファブリックにこだわる

脚付きの家具とすることで、床の奥行を感じてお部屋をスッキリと広く見せることができます。狭めのお部屋は足つき家具で統一してみましょう。

家具の色とデザインを統一するとおしゃれな雰囲気を楽しめます。同じシリーズ家具やテイストが似ている家具でそろえるのがオススメ。

床に接して姿見を配置することで、お部屋を映し出して広く見せる効果が狙えます!身だしなみのチェックにも使えて一石二鳥のアイテムです。

1Kではお部屋の面積に対してベッドが占める面積が大きくなるので、ベッドカバーなどのファブリックにもこだわっておしゃれな空間を目指しましょう。

全て1万円台以下!プチプラ家具で6畳のお部屋を丸ごとコーディネート

ここまで紹介したポイントを踏まえたプチプラコーディネート実例をご紹介します。すべて揃えても10万円以下!これから一人暮らしを始めようと考えている人は参考にしてみてください。

❶ベッドは縦方向にレイアウトしてスッキリ

一人暮らしで大きい家具を買っても、次引越すときに大変かな…処分をどうしよう…などと不安に思うかもしれませんが、こちらのベッドは2分割で薄型、次の引越しの際もラクラク移動できるので安心です。マットレスも好みに合わせてチョイス可能!足の高さも選べるのでイメージに合わせて選びましょう。

❷❸テレビボードとラックは同じシリーズのアイテムで統一

同じシリーズでコーディネートすることで、お部屋の統一感が出ておしゃれ度がアップします!洋服など引き出し収納したいものが多い場合は、同シリーズでキャビネットタイプもあるのでそちらもオススメです。

❹大きめの姿見でお部屋を広く

テレビボードの隣には大きめの姿見を配置しました。床に立てかけるタイプを選ぶことで、6畳のお部屋でも奥行のある広いお部屋に見せる効果が期待できます。

❺コタツにもなるローテーブル

これからの季節、一人暮らしに最適なのがコタツテーブルです!エアコンをつけると空気が乾燥するし…何より電気代が多くかかります。楕円形のコンパクトなコタツなので、お部屋に置いても違和感なくおしゃれにコーディネートできるのもポイントです。冬場以外も一年中使えるデザインで、足を折りたたんで収納すれば、お部屋を広く使えます!

❻テレワーク用のデスク&チェア

入口脇のスペースへ幅120㎝のデスクを配置しました。こちらも足つきのタイプを選ぶことで、お部屋をスッキリ見せることができます。テレワークなど在宅時間が長い生活スタイルの人は椅子に座って作業できるデスクを置くとストレスなく生活できます。デスクがいらない場合はこのスペースにはハンガーラックやチェストを置いて収納スペースとして活用しましょう。

ファブリックとグリーンインテリア

(画像引用:BUYMA|綿100% 掛け布団カバー等3点セット セミダブル/ダブル Pacey

ベッドカバーやカーテンなどもこだわるとより一層おしゃれなお部屋を目指せます。ポイントは色や柄を増やしすぎないことです。何を選んだらいいかわからないという方は、ホワイト系で統一してみましょう!同じホワイトでも質感を変化させるだけでおしゃれ度がアップします。

一人暮らしのお部屋でも、観葉植物などのグリーンインテリアを置くとお部屋の魅力はグッと増します!お手入れが簡単な植物を選んで取り入れてみてはいかがでしょうか。

プランの中で紹介したオススメ家具

すのこ構造脚付きマットレス/18,343円(税込)/サイズ:幅97×奥行195×高さ22cm

ARDILLAテレビ台/12,980円(税込)/サイズ:幅120×奥行40×高さ約43.5cm

ARDILLAオープンラック/13,480円(税込)/サイズ:幅60×奥行35×高さ131cm

スタンドミラー/9,990円(税込)/サイズ:幅50×高さ160cm

折りたたみこたつテーブル/13,900円(税込)/サイズ:幅90×奥行50×高さ35.5cm

パソコンデスクBABELL/14,980円(税込)/サイズ:幅120×奥行55×高さ71.5cm
 +イームズチェア/8,990円(税込)/サイズ:幅47×奥行52.5×高さ83.5cm

1Kで同棲はできる?その注意点とインテリアコーディネーターが提案する8畳1Kのレイアウト実例

1Kでもポイントを押さえて賃貸物件を選べば、同棲ができます。ここでは、1Kで二人暮らしができるのか、その注意点と8畳のお部屋でのレイアウト実例を解説します。

1Kで同棲する際の注意点

  • 寝るスペースが十分確保できるか
  • 二人分の収納スペースはあるか
  • 二人同時のテレワークを避けられるか

二人暮らしでは最低でもセミダブル、余裕があればダブル以上のベッドを置きたいところです。睡眠は大切なので、ゆっくり寝られるスペースを確保しないと同棲生活を長く続けるのは難しいかも…

1Kでは収納が少ない賃貸物件も多いので、二人分の荷物が収納できるスペースがあるか注意しながら賃貸物件を探しましょう。収納がない場合は、ワードローブやハンガーラックなどを置くスペースを考慮してレイアウトを考えるとスッキリ快適に生活できます。

1Kで二人暮らしをする場合、どちらもテレワーク…という状況は避けましょう。

1部屋しかないので2人ともテレビ会議となると、「音が入り込んでしまう…」「気軽に部屋を移動できない…」なんてことになりかねません。

どちらか一方は通勤するスタイルで、在宅時間が短い場合は、1Kでも二人暮らしが可能です!

ダブルベッドでゆったりくつろぐ!二人暮らしの8畳1Kレイアウト実例

つづいて二人暮らしのコーディネート実例をご紹介します。これから同棲を始めようと考えている人は参考にしてみてください。

❼ダブルベッドを横方向へレイアウト

二人暮らしの場合、生活スペースを確保するためにベッドは横方向にレイアウトするのが基本です。圧迫感を減らすためにロータイプの商品を選びました。その隣にはデザイン性のあるサイドテーブルを配置して、ライトを置いて雰囲気をアップします。

❽テレビスタンドはベッドの正面へ

ベッドにクッションを置いてテレビを見られるスタイルとしました。スタンドタイプのテレビ台とすることでスリムに設置でき、ベランダへの通路も確保できます。

❾ダイニングテーブルはスツールを合わせる

幅140cmのテーブルなのでチェアを横並びで2つ置いてもゆとりがあります。ドア側は背もたれのある椅子を、窓側は来客用に背もたれのないスツールタイプの椅子を用意しておけば、4人座って食事を楽しめます。

❿壁面ラックで一時置きスペースを

クローゼットの手前の壁面にラックと姿見を並べて配置しました。上着や小物の一時置きスペースに最適です。クローゼットの扉にかかる部分でも、つっぱりタイプの姿見であれば薄型なので配置できます。

⓫ユニットシェルフで二人分の収納を確保

壁面にはユニットシェルフを3台並べて配置します。収納したいものに合わせて自由に組み合わせできるのがポイント。洋服が多い場合はハンガーバーを選択、コーヒーメーカーなどをディスプレイ収納とするのもオススメです。オープン収納以外にも引き出しや引き違いの扉がついた収納も選べます。

プランの中で紹介したオススメ家具

ベッドフレームロータイプ/29,990円(税込)/サイズ:幅158×奥行201×高さ38cm
 +サイドテーブルARCA〔アルカ〕2段タイプ/6,980円(税込)/サイズ:幅40×奥行40×高さ45cm

壁寄せ設置ができるシンプルなテレビ台(ロータイプ)/18,800円(税込)/サイズ:幅60×奥行40(台座部分)cm

ダイニングテーブル無垢材/23,990円(税込)/サイズ:幅140×奥行70×高さ76cm
 +MASALAスツール/9,100円(税込)/サイズ:幅42×奥行39×高さ44.5cm(座面高:42cm)

壁面収納棚/9,990円(税込)/サイズ:幅60×奥行11×高さ200-260cm
 +壁と天井さえあれば突っ張って設置できるスリムな全身鏡/14,990円(税込)/サイズ:幅30×奥行10×高さ193-260cm

ユニットシェルフWiLL/7,480円(税込)~25,800円(税込)※1台あたり/サイズ:幅83.5×奥行44.5cm

まとめ

  • 1Kのレイアウトはベッドの位置で印象が決まる
  • 生活スタイルに合わせたベッドと配置パターンを選ぶ
  • 脚付き家具を選んでおしゃれな部屋へ
  • 1Kでの二人暮らしは「ベッド・収納・二人のテレワーク」の3つのポイントに注意

今回はベッドの種類と位置に着目してレイアウトをご紹介しました。それぞれに特徴やメリット、デメリットがあるので、生活スタイルにあった最適なものを選ぶようにしましょう。同棲を考えている人もこの記事を参考に、1Kでの二人暮らしができるかどうか、イメージしてみてください。

この記事を書いた人
てぃも29
OHEYAGOインテリアコーディネーター
てぃも29
一級建築士の資格を持つ‘’家具の配置プランナー‘’として活動中の二児の母です。「間取りは変えられなくても、家具の配置を変えるだけで快適に生活できる!」をモットーに日々、家具のレイアウトを考えています。今まで提案したレイアウトは65件以上。保有資格は他にインテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー。経験を活かして分かりやすく役に立つ記事を書くことを心がけていきます。
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