間取りや広さでレイアウトはどう変わる?インテリアコーディネーターが徹底解説
- 間取り別のレイアウトのポイントは?
- お部屋の広さでレイアウトはどう変わる?
- 家具の選びの4ステップ
- 内見時に見るべき5つのポイント
- 我慢ポイントがあった場合の対処法
- まとめ
- セルフ内見ならOHEYAGO(オヘヤゴー)
間取り別のレイアウトのポイントは?
間取り次第で、家具のレイアウトは大きく変わります。ここでは間取り別のレイアウトのポイントや注意点などを解説していきます。
ワンルームのレイアウト
ワンルームではゆるく仕切るのがレイアウトのポイントです。同じ空間にキッチンがあるのでキッチン部分だけ、またはキッチンダイニングと寝るスペースを分けることで落ち着いた空間をつくれます。
お部屋の形によってはうまく仕切れない場合もあります。特に正方形に近い場合はレイアウトが難しいので、正方形のお部屋を選ぶ場合は事前にしっかり採寸して家具配置のシミュレーションをしましょう。簡単にできるシミュレーション方法は、記事後半でご紹介します。
一般的に多い縦長6畳のワンルームから正方形のワンルーム、少し広めのワンルームなどそれぞれのタイプに合わせたレイアウト実例を見たい方は、こちらのの記事もチェックしてみてください。ゆるく仕切る方法や、実際に使用している具体的なアイテムも参考になりますよ。
関連記事:一人暮らしのワンルームのレイアウトのコツ!インテリアコーディネーターが広さ別に4パターンのレイアウト実例を解説
1Kのレイアウト
1Kではキッチンが独立しているため、ワンルームのようにゆるく仕切る…というよりも一つの空間で一体的にくつろげるレイアウトを作るのがポイントです。そこで重要なのがベッドの位置です。
お部屋をスッキリ見せたい場合は、長い方の壁面にそってベッドをレイアウト。ソファやダイニングテーブルなど大きいアイテムを置いてくつろぎたい場合は、窓前をふさぐ形で横向きにベッドをレイアウトします。
1Kはワンルームに比べて壁面の制約が少ないので、レイアウトのバリエーションが多いのも特徴です。スタンダードな1Kのお部屋から同棲を見越した少し広めの1Kのお部屋まで、広さやタイプ別のレイアウト実例はこちらの記事をチェックしてみてください。
関連記事:一人暮らしの1Kはベッドの位置で印象が決まる!インテリアコーディネーターがテーマ別にオススメのレイアウトを解説
1DKのレイアウト
1DKのお部屋は寝室部分とダイニングキッチンを分けて使うことができるので、一人暮らしでもダイニングテーブルを配置するレイアウトが実現できます。一方で1DKでもDK部分が通路のように狭いタイプは、家具の配置が難しい場合もあるので注意しましょう。
DK部分には長い方の壁と同じ方向へ大きめのダイニングテーブルを置くことで、スッキリ広く見せるレイアウトに。食事以外にもワークスペースとしてマルチに使うことができます。コンパクトなソファセットを置けばカフェの様な空間も実現できますよ!
1DKのお部屋はDK部分のレイアウト次第で暮らし方が大きく変わります!実際のお部屋を使ったレイアウトを見てみたい人は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
関連記事:1DKのお部屋でスッキリ快適に過ごすためにはどうしたらいい?インテリアコーディネーターがオススメするレイアウトをテーマ別に解説
1LDKのレイアウト
1LDKのお部屋は比較的新しい物件が多く、カウンターキッチンになっているタイプもあります。お部屋が広いと、ダイニングテーブルもローテーブルも仕事用のデスクも…とたくさん置きたくなってしまいまよね。しかし、すべてを置いてしまうと動線が確保できず、かえって使いづらい空間になってしまいます。
そこで重要なのが、多用途で使える家具を選ぶことです。一人暮らしであれば、ご飯を食べる時間と仕事をする時間は別なので、同じテーブルを兼用しても問題ありませんよね。兼用できる家具を探すことで、ゆとりを持ったLDKのレイアウトが実現できます。
1LDKのお部屋は個室の位置でも使い方が変わります。レイアウト実例はこちらの記事でチェックしてみてください。
関連記事:一人暮らしの1LDKは2WAYテーブルでスッキリ!インテリアコーディネーターがオススメするレイアウトをテーマ別に解説
お部屋の広さでレイアウトはどう変わる?
次に、お部屋の広さによってどのくらいの家具が置けるのかを見ていきましょう。ベッドやソファなど大きい家具を置きたい…と考えている人は要チェックです!
6畳の場合
縦長6畳のお部屋では、ベッドを長い壁にそって置き、その正面へテレビボードや収納家具を並べるレイアウトがスタンダードです。その場合、ソファやダイニングテーブルなどプラスアルファの家具の配置が難しくなります。
6畳の場合、通常の家具の大きさでレイアウトするとギチギチなレイアウトになりがち。コンパクトに設計されたアイテムを使って、広くスッキリ見せるのがオススメです。
8畳の場合
8畳の広さがあると、ベッドを置いてさらにソファを置いたり、小さめのダイニングセットを置いたりできます。お部屋の形によっては、食べるところとくつろぐ場所を分けたり、寝る場所を仕切ったりするレイアウトも可能です。
8畳のお部屋も、形次第でレイアウトが大きく変わります。形に合わせたレイアウト実例をチェックしたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:8畳の広さで置きたい家具はおける?インテリアコーディネーターがお部屋の形に合わせた最適なレイアウト実例3パターンを徹底解説!
10畳の場合
10畳以上の広さがあれば、ダイニングセットとソファの両方をレイアウトすることも可能です!ダイニングセットとソファにベッドも置きたい…と考えている人は10畳以上の広さのお部屋を探すと、レイアウトがスッキリします。
家具の選びの4ステップ
お部屋のタイプ(間取り)と広さが決まったら、次は家具選びです。ここでは、家具を選ぶためのステップを4段階でわかりやすく解説します。理想のレイアウトを作るための重要ポイントです!
①置きたい家具の優先度を考える
まずは置きたい家具の優先度を考えてみましょう!
生活スタイルを振り返って考えてみると、意外とベッドがいらなかったり、ソファを置いても床に座っていたりしていませんか?本当に必要な家具か判断できない場合は、購入する前にサブスクで借りられるサービスもありますよ。
自分に合った家具がわからない人はこちらの記事もチェックしてみてください。一人暮らしに役立つ家具の選び方について解説しています。
関連記事:一人暮らしはどんな家具を置くのが正解?インテリアコーディネーターが家具の選び方を徹底解説
②予算を決める
買う家具が決まったら、次は予算を決めましょう!家具はプチプラなものから高いものまで、きりがないくらい値段の幅が広いです。
もちろんお金をかけられるなら、無垢の家具のように長年使うと味が出てくる家具を買うこともできますが、なかなか難しいですよね。でも、ネットを使えばプチプラでおしゃれな家具がたくさん探せるので、予算が無くても大丈夫です!
こちらの記事ではプチプラで買える家具をまとめてご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:おしゃれな部屋とは?プチプラで簡単にできるおしゃれな部屋の作り方をインテリアコーディネーターが解説
③お部屋のテイストを決める
予算が決まったら、次はお部屋のテイストを決めましょう! インスタやルームクリップなどのSNSをチェックすれば簡単に見つけられますよ。
④レイアウトのシミュレーションをしてみる
最後のステップはだれでも簡単にできる、レイアウトのシミュレーション方法をご紹介します。
まずは、「大きい紙」「定規」「はさみ」の3点を用意します!壁の長さを測ったら、実際の長さ1mを10cmとして紙に描きます。次に別の紙に、同じように1mを10cmとして置きたい家具の大きさを描き、はさみで切り取ります。切り取った家具を紙に描いたお部屋の中にレイアウトして、レイアウトのシミュレーションをしていきます。 1回作ってしまえば何回でも配置を変えて試せるのでオススメの方法です。
スマホアプリでも簡単に間取り作成できるものもありますが、紙で作成する方が実際の寸法に合わせてより細かなシミュレーションがが可能。お部屋の形を最大限活かしたレイアウトや家具を見つけられますよ。特別な道具が無くてもできるので、レイアウトにこだわりたい人はぜひ試してみてください。
内見時に見るべき5つのポイント
不動産屋さんのWebサイトやポータルサイトに掲載されている写真や間取り図からだけではわからない情報も多くあります。ここでは、レイアウトを考えるうえで内見時に見て置くべきポイントを5つ解説します。
①お部屋の形
内見ではお部屋の形をよく確認しておくようにしましょう。間取り図には柱の出っ張りや、壁の出っ張りやへこみなどが省略されている場合があります。出っ張りがあると大きい家具が置けない反面、出っ張りを活用して奥行を合わせた収納家具の配置ができるなど、出っ張りの有無もレイアウトに大きく影響するのです。
②冷蔵庫の位置
冷蔵庫の位置は意外と見落としがちなので要注意です!キッチンと居室が分かれている1Kの間取りであっても、キッチン脇のスペースが狭い場合もあります。置きたい冷蔵庫が置けず、居室内に置かざるをえない場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
ワンルームのお部屋では冷蔵庫の真横にベッドがくると運転音が気になる場合もあります。冷蔵庫の位置は他の家具のレイアウトにも大きくかかわってくるものです。生活をするうえで支障が出ないか、内見時にしっかりチェックしましょう。
③ベッドが置けるスペース
縦長のお部屋で、短い壁面にそってベッドをレイアウトしようとしている場合は寸法に注意しましょう。ベッドを置くとベランダへの通路が確保できない場合もあります。その場合、少し丈の短いベッドにするなどの選択肢もあるので、内見時に採寸しておいた方が安心です。
④壁面と窓の状況
壁面で注意したいのが窓下の高さと窓横の壁寸法です。テーブルや腰高の収納を窓下に収まるようにレイアウトするためには窓下の高さを測っておくことが大切です。カーテンの長さの寸法も見込んで窓下に収まる家具を選べばスッキリ収まります!
壁面につけて背の高い家具を置きたい場合は窓横の壁寸法に収まるようにするのが重要です。こちらも内見時にあわせて採寸しておきましょう。
⑤テレビコンセントの位置
レイアウトを考えるうえで意外と重要なのがテレビコンセントの位置です。テレビ台はどこにでもレイアウトできますが、テレビコンセントが近くにないと配線が長くなって、掃き出し窓の下を通さないといけないことも。配線カバーなどで目隠しすることも可能ですが、できれば避けたいですよね。
我慢ポイントがあった場合の対処法
最後に、気に入る物件が見つかったけれど我慢ポイントがある…そんな時にインテリアや家具で解決できる方法をご紹介します!工夫や考え方次第では我慢ポイントではなくなるかもしれませんよ。
和室の場合
和室があると敬遠したくなるかもしれません。しかし、和室はインテリア次第でおしゃれになります!
以下の記事では、簡単に和室をおしゃれにコーディネートする方法を紹介しています。和室だから…という理由だけで候補から外してしまっている人は、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:和室をおしゃれに見せるにはどうすればいい?インテリアコーディネーターが実例を使ってレイアウトとアイテムの選び方を解説
床がカーペットだった場合
カーペットも敬遠したくなる項目のひとつではないでしょうか。防音効果がある一方で、食べ物や飲み物をこぼしてしまったときの掃除がめんどうですよね。
そんなときに導入したいのがフローリングカーペットです!敷くだけなので原状回復も簡単。お部屋の形に合わせてカットできるので、どんな形でもピッタリ収まります。カーペットが気になって物件を決めかねている人は、ぜひ取り入れてみてください。
参照:ELEMENTS|【2枚敷き(1梱包タイプ)】GA-60シリーズ江戸間6畳用 ヴィンテージ ウッドフローリングカーペット 260×350cm
玄関からお部屋の中が丸見えの場合
玄関からお部屋が丸見えだと、開けるたびにそわそわして落ち着かないですよね。そんなときは、以下でご紹介するつっぱりラックを活用してみてください。中が見えにくくなるのはもちろん、かける収納やインテリアとしても活用できます。つっぱり式で天井や壁も傷つけないので、賃貸でも安心です。
参照:楽天市場|突っ張り棚 壁面収納 突っ張り ラック つっぱり ラック おしゃれ 壁棚 玄関 棚 壁 ラック 引っ掛け 幅62cm
古さを感じる場合
古さを感じて嫌だな…と思ったら、あえて古さを楽しむテイストでそろえてみるのはいかがでしょうか。ヴィンテージと呼ばれるテイストが取り入れやすいです。古いものの中に新しいものがあると違和感が出てしまいます。古さを極めてかっこよく感じさせるのもひとつの手です。
新築の建物も、数年住めば汚れや傷みを感じることがあります。もともとヴィンテージの雰囲気でコーディネートしておけば、経年変化したときにより味が出ていることも。単に新しいということだけがメリットにならないこともあるのです。
まとめ
- ワンルームのレイアウトのポイントはゆるく仕切ること
- 1Kのレイアウトのポイントはベッドの位置
- 1DKのレイアウトはDK部分をどう活用するかが大切
- 1LDKのレイアウトは兼用できる家具でゆとりを持たせた空間に
- ベッドに加えてソファやダイニングセットを置きたい場合は8畳以上のお部屋を選ぶ
- 家具選びは4つのステップを確認
- 内見時には5つのポイントをチェック
間取りや広さで実現できるレイアウトはさまざまです。ぜひこの記事を参考に自分に合うレイアウトをみつけて理想のお部屋探しの第一歩を踏み出しましょう!
セルフ内見ならOHEYAGO(オヘヤゴー)
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内見も営業なしのセルフ内見です。そのため採寸のためなどお客様のご希望がない限りスタッフはお部屋の外でお待ちしております。
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