一人暮らしのワンルームのレイアウトのコツ!インテリアコーディネーターが広さ別に4パターンのレイアウト実例を解説

公開:2021/11/11
更新:2023/06/12
一人暮らしのワンルームのレイアウトのコツ!インテリアコーディネーターが広さ別に4パターンのレイアウト実例を解説
一人暮らしをはじめる際に選ぶことが多いワンルームの間取り。コンパクトな物件から広めのワンルームまでタイプはさまざまです。お部屋の特徴を活かして、快適に生活するにはどのようなレイアウトがいいか、悩む人も多いのではないでしょうか。 この記事では実際の賃貸物件を例に、広さ別のレイアウト実例を解説。あわせて、お部屋選びのポイントやワンルームにありがちなお悩みを解決するアイテムもご紹介します。この記事の内容をチェックして快適なおうち時間を手に入れましょう!

ワンルームとは

ワンルームとは1つの部屋の中にキッチンがある間取りのことをいいます。数ある間取りの中でも、一番コンパクトで一人暮らしに適した間取りです。水回りの広さにもよりますが、6畳のワンルームで16㎡程度、8畳のワンルームで22㎡程度の物件が一般的です。 一人暮らしの方を対象にしたアパートに多くみられる間取りです。 しかし、1DKの部屋をリフォームして広いワンルームにした物件など、ワンルームでも30㎡以上と面積が広いお部屋も存在します。細かく壁で区切られるよりも開放感が出て、家具のレイアウトの自由度もアップします!

一般的な型

はじめに、ワンルームにはどのような型があるのか、キッチンの位置に着目してメリット・デメリットを見ていきましょう。

ドア付きで安心!キッチン一体型

キッチン一体のワンルーム

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お部屋の一部にキッチンがある間取りです。このタイプの間取りは、壁面の一部がキッチンになっているので、家具のレイアウトに制限がでてきます。キッチンの位置をよく確認して、大きい家具などを支障なくレイアウトできるか確認しましょう。一方で、浴室やトイレなどの水回りが廊下(ドア)を介して配置されている間取りが多いので、玄関を部屋から分離できるメリットもあります。玄関からお部屋が丸見えになるのが嫌な人は、このタイプを選びましょう。

スッキリ見せたい!キッチン分離型

キッチンが分離したワンルーム

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こちらは廊下のように縦方向にキッチンが配置されている1Kに似た間取りです。部屋と同室にありながらもキッチンが分離されているので、部屋の中からキッチンが視線が入りづらく、スッキリ見せたい人にオススメの型です。部屋の形を有効に四角形として使えるので、家具のレイアウトがしやすい間取りといえます。その一方で、廊下部分も部屋の面積に含まれるので、実際に生活できるスペースが狭くなるデメリットも。

少数派!カウンターキッチン型

カウンターキッチン ワンルーム

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ワンルームでも面積の大きい物件には、カウンターキッチンがある間取りも存在します。部屋の面積に対してキッチンが占める割合が大きいので、生活の中で料理に重点を置きたい人にピッタリの間取りです。デメリットとしては、広めの部屋は空調が効きづらく、エアコンの電気代が多くかかってしまうことも。

ワンルームの賃貸物件を探す際のポイント

次に、快適なレイアウトにするためのワンルームのお部屋探しのポイントをご紹介します。 やってみたいレイアウトがあったとしても入居後に実は家具がお部屋に入らなかったとなれば元も子もありません。 お部屋探しを失敗しないために重要なポイントをご紹介していきます。

入居前に採寸はしっかり行う

レイアウトで重要なのは家具のサイズ感です。 これは見た目も理由の一つですが、そもそもお部屋によっては縦向きにベッドを置けなかったり、家具が大きすぎて搬入ができないといったことがあるからです。

部屋の横幅・奥行き・高さ

お部屋は横幅と奥行きだけでなく高さも採寸しましょう。本棚など高さのある家具や天井から吊り下げるタイプの照明を用いる際にイメージがしやすくなります。 また、鉄骨造などお部屋の四隅に柱がある場合はその縦横のサイズを採寸しておくとレイアウトを考えるときに参考になります。

カーテンレール

カーテンはおしゃれだけでなくプライバシーを守ることもできます。事前に採寸しておくことで入居までに余裕を持ってカーテンを探すことができます。 採寸すべき場所はカーテンレールの横幅と床下までの高さです。

搬入経路

無事に物件の契約が終わり「いざ引っ越し!」となった時、今の家にある家具を搬入できるかどうか、意外と盲点だった、というケースが少なくありません。マンションエントランスや玄関のドア幅、エレベーターの大きさ、階段の幅によっては、大型家具が搬入できない場合があります。クレーン吊りによる搬入という方法もありますが、思わぬ高額出費になる可能性がありますので、搬入経路を忘れずにチェックしておきましょう。

その他

その他にレイアウトだけでなく快適な住環境のために日当たりやセキュリティ、壁の暑さなどチェックすべき項目はたくさんあります。 そちらに関しては別の記事でご紹介しております。

賃貸物件の内見のポイントは?チェックすべき場所や持ち物をご紹介

各所の位置を確認しておく

冷蔵庫の位置

ワンルームで注意したいのが冷蔵庫の位置です。キッチンと並べて冷蔵庫を置ける間取りがベストですが、全ての物件がそうなっているわけではありません。冷蔵庫の位置をシミュレーションしておかないと、家具を置きたいところへ冷蔵庫を置かないといけない…なんてことも。意外と見落としがちな冷蔵庫の位置は、物件を見る際に注意しましょう。

収納スペースの位置

他の間取りでもそうですが、ワンルームは特に収納が足りるか確認しましょう。ワンルームの〇畳と記載の部分には、キッチンなども含まれた広さなので、実際に生活してみると思ったより狭かった…なんて感じることもあります。収納がない場合は、さらに収納家具を置くことになるので、実際に使えるお部屋の面積が減ってしまいます。そうならないように、物件を探す際は、収納がちゃんとあるか、ない場合は収納家具を置くスペースがとれるかシミュレーションしてみましょう。

ロフトの梯子の位置

内見時にお客様から「ロフトに登るための階段とクローゼットの開扉スペースが被っているため候補から外れた」というお話をたまに伺います。 この場合、扉を開け閉めするには梯子を外して壁にかける必要があり、またロフトに行く際には扉を閉じて梯子をかける必要があります。 この手間を負担に感じる場合はロフト付き物件では梯子の位置を確認しておきましょう。

コンセントの位置

見落としがちなのがコンセントの位置です。 ワンルームではその位置によってテレビ台の位置がほぼ決まってしまうため、そこをベースにしたレイアウトになります。 特にTV端子はお部屋に一箇所しかないことがほとんどのため、TVの位置を主体に配置を検討してみましょう。

採寸や確認に必要な道具

採寸時には下記の道具を持っていくようにしましょう。 間取り図は帰宅後もレイアウトを考える参考になります。 不動産屋さんに欲しい旨を伝えると持ってきてくれるので事前に伝えておきましょう。

  • メジャー
  • スリッパ
  • スマートフォン
  • 間取り図

関連記事:内見時に必要な採寸場所や道具は?宅建士が一から解説

一人暮らしのワンルームのお部屋をおしゃれにするレイアウトのコツ

レイアウト実例を見ていく前に、部屋をおしゃれに見せるコツをご紹介します。

家具を置きすぎない

ベッドもソファも置きたい!とついつい詰め込みがちですが、お部屋の広さに合わせて家具の数を絞りましょう。お部屋に対して家具をギチギチに配置してしまうと、圧迫感が出てしまうだけでなく、ごちゃっとした印象を与えがちです。家具を厳選して余白を持たせることで、お部屋をスッキリとおしゃれに見せることができます。

ゆるく間仕切る

ワンルームの場合はキッチンがお部屋の中にあるので、どうしてもくつろぐ空間とのメリハリがつきづらくなります。そこでラックやパーテーションを使って空間をゆるく仕切りましょう。狭いお部屋をキッチリ仕切りすぎると空間が狭く感じてしまいます。そうならないためには、ラックであれば背の高すぎないタイプを、パーテーションであれば透け感や抜け感のあるものを選ぶのがポイントです。

コンセプトを決める

街に出ると、北欧やアジアン、モダン、ナチュラルなど様々なコンセプトをテーマとした雑貨店やインテリアショップを見かけます。 コンセプトに沿った家具で揃えると統一感が増します。例えば北欧風であればIKEAなどでお手軽な価格で家具を一式揃えることができるためオススメです。

関連記事:北欧風のお部屋で一人暮らしを満喫!お部屋づくりの流れやポイントは? 関連記事:シンプルでおしゃれに見せるお部屋の作り方とは?インテリアコーディネーターが徹底解説

【6畳、8畳、10畳、13畳】広さ別のワンルームのレイアウト実例

いよいよ本題です。これまでのポイントを踏まえて、実際の賃貸物件の間取りを使って6畳、8畳、10畳、13畳と広さ別に4パターンのレイアウト実例をご紹介します。広さのイメージをつかんで、レイアウトを考える際の参考としてみてください。

幅の狭い6畳ワンルームはローテーブルを置かない!シンプルレイアウト

6畳のワンルームは、キッチン部分を除くと実際に生活スペースとして使える部分は4畳半程度になります。今回のお部屋のように幅の狭いワンルームは、ベッドとテレビボードの間にローテーブルを置いてしまうとかなり窮屈な空間になってしまいます。

そこで、壁面に沿って「ワンルームでもお部屋が広く感じる家具」として開発された、アイリスオーヤマのHIROBIROシリーズを配置してスッキリみえるシンプルなレイアウトがオススメです。いろいろな家具を組み合わせて考えるのが難しい…と思っている人も、このシリーズを使えば簡単におしゃれな空間が手に入ります!さらに、どの家具も1万円以下で購入でき、社会人はもちろん学生の一人暮らしでも手の出しやすい価格になっているのもポイントです。

6畳 レイアウト

❶ヘッドレスベッドでスペースを節約

クローゼットの扉の開閉スペースを考慮して、ベッドはヘッドボードのないタイプを選びました。ヘッドボードがないことでコンパクトに置けるのはもちろん、視線を遮らないのでお部屋を広く見せることができます。引き出し収納付きで収納力もバッチリです。背の高くない人は、より省スペースで設置できるショート丈のベッドもオススメ。 また、ベッドをソファベッドにすることでテレビを視聴する際や読書をする際に背もたれになり、布団にすることで就寝時以外は空間をつくることができます。

❷~❻壁に沿ってシリーズ家具をレイアウト

壁面に沿ってHIROBIROシリーズの家具をレイアウトします。どの家具も奥行が40cm以下なので、圧迫感なく配置できます。収納したいものに合わせて、オリジナルのレイアウトを考えてみましょう。

❼キッチンとの境にはおしゃれな間仕切りカーテンを

キッチン分離型のワンルームにありがちな下記3点のお悩みを解決するには、間仕切りカーテンがオススメです。

  • 玄関ドアの開け閉めのたびに部屋の中が見えてしまう
  • 外気の影響を受けやすい
  • キッチンのにおいが部屋中に広がりやすい

カーテンは目隠しをしつつ、光は通してくれる素材のものを選びました。狭いワンルームでは観葉植物を置くスペースがない場合も多いですが、このようにカーテン生地に緑があるだけでお部屋の印象はグッとよくなります。

❽ミックスカラーのラグを選ぶ

ミックスカラーとはその名の通り、何種類かの色が混ざったラグのことを言います。ポイントは、表情があるのでお部屋のアクセントになるのと、いろんな色が混ざっているので部屋の家具とよく馴染みます。

プランの中で紹介したオススメ家具

ヘッドレス収納付きベッド/20,249円(税込)~/幅97.5×奥行199.5×高さ26cm
〈❷~❻アイリスオーヤマ HIROBIROシリーズ
❷テレビ台/4,980円(税込)/幅100×奥行33.5×高さ32cm
❸ストレージラック/7,180円(税込)/幅48×奥行27×高さ140.4cm
❹ボックス3個セット/3,180円(税込)/幅22.2×奥行32×高さ22.9cm※1個あたり
❺デスク/3,980円(税込)/幅79×奥行39.1×高さ70cm
❻マガジンラック/6,180円(税込)/幅48×奥行33×高さ119.8cm
間仕切りカーテン/3,102円(税込)/サイズ:140×200cm
セミシャギーラグ/ 5,907円(税込)/サイズ:90×130cm

3方向に窓がある8畳ワンルームのレイアウト

キッチンがお部屋の壁面にあり、さらに3方向に窓のあるワンルームのレイアウト実例です。キッチンとの境に間仕切りラックを配置して、くつろげる空間を実現します。

8畳 レイアウト

❶シンプルなベッドでくつろぐ

2方向に窓があるスペースにベッドを配置しました。脚付きでシンプルなタイプを選ぶことで、窓前へ置いてもスッキリ見せることができます。

❷間仕切りラックでやんわり区切る

間仕切りラックでベッド部分の空間を区切ることで、落ち着いたベッド空間へ。最下段の壁際は、オープンワイドタイプのラックを90度向きを変えて配置すれば、サイドテーブルとして兼用できます。オープンタイプと扉タイプを組み合わせて、適度に抜け感のある間仕切り収納を目指しましょう。

❸スタンドライトをベッドサイドに

反対側のベッドサイドには、スタンドライトを配置して、夜のくつろぎタイムを演出。夜寝る前はこのライトだけを点けて読書を楽しむ…なんてこともできます。アームがフレキシブルになっているので、明るくしたい手元に動かせるのもポイントです。

❹スリムな本棚を隙間にフィット

マンションタイプのワンルームでは、このように柱の形でくぼみがあることも多いです。この部分はデッドスペースになりがちなので、寸法に合わせた収納を配置して空間を有効に活用しましょう!

❺少し背の高いテレビボードを

入り口側の壁面には、ダイニングテーブルからの視聴に配慮して、少し高さのあるテレビボードを配置しました。脚付きなので高さがあってもスッキリと見せることができます。収納量が多いのもポイント。

❻質感を合わせたオープンラックを隣に

テレビボードと同じ素材感のオープンラックを隣に並べました。ドア付近は圧迫感が出ないように、オープンラックとするのがオススメです。小さめの観葉植物を飾ったり、お気に入りのものを飾るディスプレイスペースとして活用しましょう。

❼大き目のダイニングテーブルとお気に入りのチェアを

一人暮らしには十分すぎる幅140㎝のダイニングテーブルを配置しました。食事はもちろん、パソコンを置いてテレワークをするにも余裕のある広さです。チェアはお部屋のアクセントになるようにグリーンのデザインチェアを選定。他の家具はすべてシンプルなものを選んでいるので、チェアはお気に入りの色や特徴的なデザインを取り入れるのもオススメです。

❽テーブルサイドにサッと取れる収納を

ダイニングテーブルでのテレワークを想定して、窓下に収まる組み合わせボックスを配置しました。下段はA4用を、その上に小さめのA5用を重ねて使うイメージです。本だけではなく、お気に入りのお皿やカップなどを飾るのもOKです。この位置に収納を設けることで、テーブルの上を広くスッキリ使えるのでオススメです。

プランの中で紹介したオススメ家具

シングルベッド/38,118円(税込)/幅100×長さ201×高さ20cm
天然木アルダー材でつくったユニットボックス/6,290円(税込)~/オープン・扉・引出しタイプ:幅35×奥行28×高さ35cm/オープンワイドタイプ:幅70×奥行28×高さ35cm

フレキシブルライト/5,120円(税込)/高さ:約90~98.5cm
オープンラック/16,350円(税込)/幅50×奥行29×高さ200cm
TVボード木目調/29,990円(税込)/幅120×奥行45×高さ56cm
アカシア材のフリーラック/10,800円(税込)/幅40×奥行30×高さ115cm
ダイニングテーブル(ガルフ LBR)/35,546円(税込)/幅140×奥行80×高さ70.5cm
シェルアームチェア/11,980円(税込)/幅47×奥行54×高さ82(座面高さ45)cm
欲しい分だけ増せる本箱2個セット/6,990円(税込)~/A5用:幅30×奥行16×高さ23cm/A4・B4用:幅30×奥行28×高さ39.5cm

正方形の10畳ワンルームレイアウト

意外とレイアウトが難しいのが正方形のお部屋。キッチンや窓だけでなくドアがあったりと、壁面に家具を置ける部分が限られるので、レイアウトに悩む人も多いのではないでしょうか。今回はそんなお悩みを解決する、約10畳の正方形のお部屋のレイアウト実例をご紹介します。 また、10畳となるとレイアウト自体は比較的自由にすることができ、急に二人暮らしをすることになった際にも窮屈を感じにくいサイズです。

10畳 レイアウト

❶ソファはお部屋の中央へ

お部屋の中央にソファを置く場合のポイントは大きく2点です。1点目は片肘ソファを選ぶこと。2点目は背面から見てもキレイなソファを選ぶことです。片肘ソファとはその名の通り、ひじ掛けが片側のみにあるソファのことです。両肘ソファに比べて圧迫感がないのはもちろん、肘がないので横になってくつろげます。ソファの背もたれは、この商品のように一部だけあるものを選ぶとお部屋の中央へ配置しても違和感なく馴染みます。背もたれが全部にあるものを選ぶ場合は、背の低いタイプを選ぶと圧迫感がなくなります。さらに、足元にはフワフワのラグを置いてくつろぎ空間へ。

❷壁の幅に合わせたテレビボードを

バルコニー脇の壁面の長さに合わせて幅100cmのテレビ台を選びました。ちょうどソファの背もたれのある部分に座って、正面にテレビが見られる位置です。うまく正面に壁がない場合は窓前にかかってもOKです。その場合は、脚付きで棚がオープンタイプになっている…など抜け感のある商品を選びましょう。

❸カフェのようなダイニングテーブルを

ソファの隣にテーブルを置くことで、ソファも椅子のひとつとして使えます。1本足のタイプは、ソファを椅子として使う際に足を入れるのに便利!来客の際は、スツールも使って3人掛けのテーブルとして使えます。普段はソファのサイドテーブルとしても使える大活躍のアイテムです。

❹引き出し収納付きのベッドを壁に沿って

ヘッドボードにライトがついているので寝る前の読書にも最適。引き出し付きで大容量の収納が確保できます。

❺間仕切りラックでベッドを隠す

ドアを開けたときに、ベッドをやんわり目隠ししてくれるアイテム。壁面収納として上着やカバンをかけるのにも便利です。

❻置くだけで絵になる引き出し収納

この部分にはデザイン性のあるチェスト収納を配置。小分けの引き出しでゴチャつかずにスッキリ収納できます。背の高い家具を置きたい場合はこの場所に置きましょう。

❼ディスプレイコーナーとしても使えるスツール

来客の際に使えるスツールはこの位置に。普段は小物や観葉植物のディスプレイ台として使えます。

プランの中で紹介したオススメ家具

片肘ローソファー/46,000円(税込)/幅162×奥行84×高さ84(座面高さ:40)cm
ムートンラグ1.5匹物/16,500円(税込)/サイズ:70×130cm
テレビボード/27,343円(税込)/幅100×奥行42×高さ30cm
カフェテーブル/69,800円(税込)/幅70×奥行70×高さ68cm
引き出し付き収納ベッド/23,200円(税込)/幅98×奥行211.6×高72cm
ウォールシェルフ間仕切り/8,980円(税込)/幅80×奥行15×高さ200~260cm
ガイアチェスト3段タイプ/44,629円(税込)/幅118×奥行き39×高さ78cm
LUSTESTOOL/11,990円(税込)/幅32×奥行25×高さ40cm

ラグと家具でゾーン分け!13畳の広めのワンルームレイアウト

広めの縦長のお部屋は、家具を使ってゆるく間仕切ると空間にメリハリがでて落ち着いた空間に!リビングとしてくつろぐ部分には、お気に入りのラグを敷いてゾーン分けをするのがポイントです。

13畳 レイアウト

❶壁付けのキッチンの正面にカウンターを

キッチンの正面にカウンターを置くことで、キッチンのゴチャつきを隠せます。さらに、カウンターの上は調理の補助台や配膳スペースとしてマルチに活躍!朝ごはんなど、ササっと食べたいときはカウンターチェアを置いて軽食をとることもできます。伸縮できるタイプなのでお好みの天板の長さで使えるのもポイント!

❷❸横並びのカップボードとテレビボードはシリーズ家具で統一

横並びになる家具は、同シリーズで揃えることで見た目の統一感がアップします。さらにテレビボードの隣にはアッパーライトを置いてリビング空間おしゃれに演出。

❹お部屋の中央にゆったり座れるソファを

テレビボードの正面に、3.5人掛けのゆったり座れるソファを配置。隣にはお盆型のサイドテーブルを置いて飲み物や観葉植物を飾るスペースとして使えます。

❺ソファでも快適に使えるリビングテーブル

ソファ前には昇降機能の付いたリビングテーブルをレイアウト。食事の際や、ちょっとしたパソコン作業などは昇降機能を使ってソファに座ったまま無理のない姿勢で使えます!

❻ベッドとの間仕切りはミラー付きのワードローブでお部屋を広く見せる

ベッド部分の間仕切りとして、全面ミラー仕様のワードローブを2台並べて配置。背面が化粧されているタイプなので、ベッド側から見てもキレイです!さらに、キャスターがついているのラクラク移動できるのもポイント。ミラー付きなのでリビング空間を映し出して、より広い空間に見せる効果が狙えます。洋服をたくさん持っている人でも収納に困りません。

❼セミダブルのベッドでゆったりと

シンプルなセミダブルのベッドを配置。頭側が部屋のように区切られるので落ち着く空間に。隣には引き出し付きのサイドテーブルを置いて、散らかりがちなベッドまわりの小物を収納できます。

❽ゴチャつく荷物を一気に隠せるクローゼットハンガー

洋服はもちろん、大きいスーツケースなども収納できるアイテム。下部には引き出しやラックをセットして収納量をアップ!カーテンで目隠しできるのでお部屋をスッキリと見せられます。カーテンを変えれば簡単にお部屋のイメージチェンジも。現状は最小幅129cmですが、生活していて荷物が増えてきたら、ソファから壁まで最大2mまで広げて収納スペースを増やせます。賃貸住宅では、このように伸縮タイプの家具を選んでおくと、次の物件でも寸法に合わせて活用できるのでオススメです。

プランの中で紹介したオススメ家具

天然木伸長式キッチンカウンター/54,890円(税込)/幅109.5~184×奥行45×高さ91cm
キッチンボード/49,900円(税込)/幅89×奥行42×高さ181cm
ローボード/29,900円(税込)/幅170×奥行42×高さ33cm
アッパーライト/3,045円(税込)/幅21×奥行21×高さ162cm
ソファー3.5人掛け/44,990円(税込)/幅175×奥行77×高さ74(座面高さ:38)cm
サイドトレーテーブルLサイズ/11,880円(税込)
昇降式リビングテーブル/29,900円(税込)/幅100×奥行60×高さ37.5cm
正方形ラグ/19,990円(税込)/サイズ:185×185cm
ワードローブ/39,900円(税込)/幅70×奥行55×高さ182cm
セミダブルベッドフレーム/45,731円(税込)/幅121×奥行207×高さ87cm
サイドテーブル木製/9,990円(税込)/幅35×奥行35×高さ46cm
伸縮式クローゼットハンガー/17,266円(税込)/幅129~200.5×奥行55×高さ180cm

よくある悩みを解決するお役立ちアイテム

レイアウト実例でもアイテムをいくつかご紹介しましたが、ここではお悩み別に使える家具たちをご紹介します。是非これらのアイテムをレイアウトに取り入れて、納得のいくお部屋を目指しましょう!

「収納」の悩みを解決:使える!2WAY収納家具3選

①大容量収納付きベッド

王道の収納家具です。これだけで大容量の収納を確保できます。ヘッドボード部分にもスライド式の収納を内蔵!本はもちろん、化粧品などもスッキリ収納できます(写真左)。

類似品では、奥行きがあり、ノートパソコンやタブレットを置いてちょっとしたデスクとしても使える商品も(写真右)。

②ドレッサーにもなる収納デスク

ワンルームでは広さ的にドレッサーを置くのをあきらめてしまう女性もいるかもしれませんが、このアイテムを使えばデスクとしても収納としても使えます(写真左)。ロータイプのテーブルをトレッサーと兼用できるアイテムもあるので化粧品が少ない人はこちらも検討してみましょう(写真右)。

③キッチン作業台にもなる収納ワゴン

ワンルームにありがちな狭いキッチンの収納力を解決するアイテム!天板をセットすれば、料理の際の作業スペースとしても活用できます。

「部屋を広く見せたい」悩みを解決:オススメのロータイプの家具4選

①ローベッド

お部屋の大部分を占めるベッドは高さを抑えるだけでお部屋の見え方は大きく変わります。脚付きタイプを選ぶことで床が続いていくようにお部屋が広く見える効果も!

②ソファ

ソファを置く場合は背の低いもの、さらにひじ掛けのないタイプを選ぶとよりスッキリ見えます。脚無しタイプもありますが、脚付き家具の方がおしゃれに見えるのでオススメです。

③ローテーブル

透明感のあるタイプを選ぶことでよりお部屋を広く見せる効果を狙えます。

④テレビボード

奥行の小さいタイプを選べば、圧迫感を軽減できます。収納がなくてもいい場合はスタンドタイプもオススメ。

よくある質問

1Kのお部屋とどちらか良い?

1Kのメリットはキッチンが居室から離れているため、料理をした際にニオイ移りを気にする必要がありません。 また、その分お部屋が広いです。デメリットとして賃料がワンルームよりも高い傾向にあるため、何を重視するかによってどちらかが良いかは異なってきます。 レイアウトについては1Kの場合も別記事で紹介しております。

関連記事:一人暮らしの1Kはベッドの位置で印象が決まる!インテリアコーディネーターがテーマ別にオススメのレイアウトを解説

1Rや1Kよりも2Kの方が安いのはなぜ?

2Kは賃貸物件のなかでも古くからある間取りのひとつです。そのため築年数が経った物件が多く、それにともない内装や外装が古くなります。 よって、最近できた1Rや1Kよりも賃料が安いことが多いです。レイアウトの観点だと古い建物は床が畳になっていることが多く敬遠しがちですが、畳でもおしゃれに見せる方法はあります。

関連記事:和室をおしゃれに見せるにはどうすればいい?インテリアコーディネーターが実例を使ってレイアウトとアイテムの選び方を解説

ワンルームのベッドの置き場所は?

基本的には玄関から見て奥壁側が良いかと思います。手前側に空いたスペースを活用することができます。 また窓と隣接する場合、冬場は冷気が伝わってきますので、50cmほど話すか頭側の位置を反対側にしましょう。

まとめ

  • ワンルームのタイプはキッチンの位置に着目して選ぶ
  • 賃貸物件を探す際は冷蔵庫置き場をチェック
  • オシャレに見せるコツは「余白」
  • くつろぐ空間を作るには適度な「間仕切り」が大切
  • 「収納」の悩みは2WAY収納家具で解決
  • 「部屋を広く見せたい」悩みはロータイプの家具を選ぶ

ワンルームのお部屋は広さによって使い方はさまざまです。この記事を参考に納得のいくお部屋選びをして、快適に暮らせるレイアウトを見つけましょう!

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この記事を書いた人
てぃも29
OHEYAGOインテリアコーディネーター
てぃも29
一級建築士の資格を持つ‘’家具の配置プランナー‘’として活動中の二児の母です。「間取りは変えられなくても、家具の配置を変えるだけで快適に生活できる!」をモットーに日々、家具のレイアウトを考えています。今まで提案したレイアウトは65件以上。保有資格は他にインテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー。経験を活かして分かりやすく役に立つ記事を書くことを心がけていきます。
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