賃貸物件の内見のポイントは?チェックすべき場所や持ち物をご紹介
- そもそも内見とは?
- 内見までのチェックポイント
- 内見時にお部屋の中でチェックすべきポイント
- 内見時に周辺環境でチェックすべきポイント
- 【動画】【お部屋探し】内見で重要なチェックポイント
- 内見時の持ち物リスト
- 内見で留意すべきポイントまとめ
- セルフ内見ならOHEYAGO(オヘヤゴー)
賃貸物件の内見のポイントは?チェックすべき場所や持ち物をご紹介
そもそも内見とは?
「内見」とは内部見学の略語で、不動産業者を通じて購入・賃貸を検討している物件を自分の目で確認することを言います。まずはこの「内見」の必要性について見ていきたいと思います。
内見と内覧の違い
内見とよく似た言葉に「内覧」という言葉もあります。「内見」と「内覧」、不動産を見学するという意味では、どちらも同じです。
ただし、「内覧」は主に新築物件の見学を指す場合が多く、それ以外の場合は「内見」という言葉を使うのが一般的です。
内見の必要性
最近はオンライン上で物件の図面や写真も確認できますし、さまざまなツールを活用して物件の情報を集めることも可能です。
ただ、物件選びにおいては自分の目で見て実際に確認することも非常に重要です。「ネットでは良さそうに思えたけど、内見に行ってみたら印象が全然違った」というのはよくある話です。周囲の環境や雰囲気についても、ストリートビューの写真などで確認することも可能ですが、やはり五感で感じるのに勝るものはありません。
内見時のマナー・服装
内見は不動産会社の方と一緒に行くことがほとんどです。直前のキャンセルはしないなど、最低限のマナーは守りましょう。
服装については、脱ぎ履きしやすい靴、汚れてもよい靴下を選ぶことがポイントです(不動産業者がスリッパを用意してくれている場合もあります)。一日に複数軒の内見を予定している場合は、歩きやすい靴と動きやすい服装を選んでおくとよいでしょう。
また、分譲の中古物件では、まだ居住者がいる状態で内見する場合もあります。このような場合、あくまでも他人の家に上がって見学させていただくということになりますので、あいさつなど最低限の礼儀は欠かさないよう心がけましょう。
内見時の服装や必要な持ち物については以下の記事にまとめていますので、ぜひご一読ください。
関連記事:内見する際にあると便利な持ち物まとめ
内見までのチェックポイント
次に賃貸物件の内見についてお客様からよく聞かれる項目や内見予約の方法をご紹介していきます。
内見は無料
内見はどちらの不動産屋さんでも無料でご案内しています。
また、一人暮らしを想定している場合もご家族や友人と内見することも可能です。
今はLINEやメールなどオンライン上で内見予約ができる不動産屋さんもございます。
OHEYAGOでもサイト上から30秒で内見予約ができますのでお気軽に問い合わせください。
内見しても契約は任意
内見したら契約しないといけない、などということは全くありません。内見はあくまで検討物件の確認が目的です。
内見した結果、とても気に入ったということであれば、契約に進むことに何ら問題はありませんが、「せっかく時間を取ってもらったのに契約しないのはなんか悪いかな…」という理由で、納得のいかなかった物件を契約する必要は全くありません。「この物件で本当に暮らしていけるのか」という観点から、冷静に判断することが重要です。
内見予約の方法
昨今、おそらくほとんどの方はネットで何らかの情報収集をしていることと思います。気になる物件をネットで見つけた場合、だいたいはそのサイトから問い合わせができるようなサイト設計になっていますので、氏名や連絡先などの必要事項を入力した上で、問い合わせを行ないましょう。
そうすると、追って不動産会社からメールや電話で連絡が来ますので、担当者に自分の都合の良い日程を伝え、内見の日時を確定させます。
街中の不動産会社の案内(貼り紙)等で気になる物件を見付けた方は、その不動産会社を直接訪問する(もしくは電話する)などして、内見したい意向を伝えてみましょう。
OHEYAGOでは面倒な日程調整の連絡が不要で、サイト上で内見の予約が可能です。不動産屋さんへの来店も不要で内見したい物件に直行できますので、忙しくてすぐに内見に行きたい方にオススメです。内見可能な物件に絞って検索することもできますので、ぜひ一度使ってみてください。
基本は車移動
内見時に店舗に伺う不動産屋さんではそこから自動車での移動となります。 移動が楽な反面、周辺環境について見落としがちです。 例:駅から物件までの道のりの距離・坂の有無・電灯の数など 現地集合が希望の場合は事前にその旨を不動産屋さんに伝えておきましょう。
内見時にお部屋の中でチェックすべきポイント
それではここからは、お部屋の中と周辺環境の二つの視点から内見ポイントを解説していきます。 内見時にチェックすべき箇所は多く、例えば家具や家電を配置できるかしっかりと確認しておかないと、引っ越しの後に、置き場所がなくて後悔する可能性があります。 メジャーを持参して各所を計測し、所有する家具や家電を置くことができるか、シミュレーションすることが必須です。 また、最後に動画形式でご紹介しております。
水回り(キッチン・お風呂)
キッチンについては、実際に料理をする方の目線が大事です。広さやコンロの数・種類といった点はもちろん、食卓までの動線や、冷蔵庫・食器棚の位置、蛇口の形状など、料理をする人が不便を感じないかという視点でチェックしましょう。
お風呂は水垢やカビが発生しやすい場所です。風呂釜やタイル、タイルの間のゴム部分など、汚れが発生しやすい場所のチェックや、普段のお手入れがしやすいかといった点も確認しておきましょう。もし水が出る状態であるなら、シャワーの水圧も確認しておくと良いでしょう。
壁の厚さ
建物の構造や間取りによって、隣室の生活音や外からの環境が聞こえてくる場合があります。 周囲の道路の交通量や、騒音の発生源となる施設や店舗(病院や消防署、パチンコ店など)がないかも確認しておきましょう。
参考記事:「鉄筋コンクリート造」と「鉄骨造」はどう違う?特徴と選び方を解説
搬入経路
無事に物件の契約が終わり「いざ引っ越し!」となった時、今の家にある家具を搬入できるかどうか、意外と盲点だった、というケースが少なくありません。マンションエントランスや玄関のドア幅、エレベーターの大きさ、階段の幅によっては、大型家具が搬入できない場合があります。クレーン吊りによる搬入という方法もありますが、思わぬ高額出費になる可能性がありますので、搬入経路を忘れずにチェックしておきましょう。
セキュリティ
女性の方は1階のお部屋や築年数の経過した物件は防犯面が気になるかと思います。 オートロックやカメラ付きのインターホンの有無はもちろん、ドアスコープやドアポストに目隠しがついているかなどについても確認してきましよう。
コンセント・TV端子の数と場所
理想の間取りがあったとしてもコンセントの位置によっては家具の配置が強制されることもあります。 特にTV端子はお部屋に一箇所しかないことがほとんどのため、TVの位置を主体に配置を検討してみましょう。
日当たり
お部屋の方角によって、日当たりは全く異なります。
どの方角があっているかは好みになるため、ここでは各方角の特徴を掲載しています。
南向きのお部屋は日中ずっと日差しが入ります。洗濯物がよく乾いたり、1日お部屋が明るいため主婦や在宅勤務の方にオススメです。
北向きのお部屋は日差しがほとんど入りません。室温が低く夏でも涼しい反面、日があたらないため湿気の原因となります。
西向きのお部屋は午後から日当たりが良くなります。西日はかなり日差しが強いため注意が必要です。
東向きのお部屋は午前中に日当たりが入ります。朝日がよく差し込むため朝型のかたにオススメです。
エアコン
エアコンがあった場合はエアコンの年式も確認しておきましょう。2010年式以前のものは、最新の製品に比べ消費電力が大きく、電気代が割高になる可能性があります。 また、エアコン用の通気穴だけがついているお部屋もあります。その場合は自身でエアコンを設置していいのか、退去時には撤去する必要があるかの2点を確認しておきましょう。
壁紙や床の汚れ、傷、におい
汚れや傷についても見ておく必要があります。新築の物件であっても傷や汚れがないとは限りません。壁紙の汚れやフローリングの傷など、気になる箇所がある場合は入居前に写真撮影をしてくことをオススメします。
携帯の電波
お部屋によっては電波の入りにくいお部屋があります。 その場合、Wi-Fi等別の回線を用意する必要があるので注意が必要です。
光回線
物件によって建物に回線が通っていない場合から、お部屋まで回線が通っていて後は契約だけという状態まで様々です。 こちらは不動産屋さんに確認しましょう。
家具の設置スペース
以前、入居後に寝室にベッドを縦向きに入れようと思っていたらサイズオーバーで仕方なく横向きで置いた事例がありました。 事前に持ち込む予定の家具は採寸しておきましょう。
内見時に周辺環境でチェックすべきポイント
共有部分
ゴミ置き場や廊下部分の清掃状況を見ると、管理が行き届いている物件か伺うことができます。 またエントランスに掲示板がある場合はこれまでにあった騒音問題などの掲載がありますので要チェックです。
コンビニ・スーパー
コンビニやスーパーなど生活用品が購入できる店舗が近くにあると生活が楽です。
最寄り駅までの距離
駅まで徒歩5分と徒歩10分では大体400mほどの差があります。 徒歩15分以上だとかなり遠く感じるため自転車がない場合は徒歩10分以内がオススメです。 また坂の有無によっても印象が変わりますので事前に確認しておきましょう。
【動画】【お部屋探し】内見で重要なチェックポイント
動画ではより詳細にご紹介しておりますのでご参考ください。
内見時の持ち物リスト
スマホ
これまで必須だったメジャーやメモ帳はスマホが代替となってくれます。 iPhoneであれば最初から「計測」アプリがインストールされていますのでそちらで測ることができます。
筆記用具
筆記用具についてもスマホが代わりになりますが後述する図面に直接書き込むと家具の配置などがイメージしやすいため一本持っておくと安心です。 OHEYAGOではスタッフがメジャーをお貸ししています。
懐中電灯
物件によっては稀に通電していないことがあります。 不動産屋さんも現地に行ってから気づくことが多いため18時以降など夜間の内見では懐中電灯を持っていきましょう。
図面
図面があると採寸した場所を書き込んだり方角が分かるため内見時に参考になります。 図面は不動産屋さんにお願いするともらえるので内見前に一度お聞きしてみましょう。
スリッパ
管理会社や不動産屋さんがご用意していることがほとんどです。 稀に用意がないこともありますので備えとして持っておくと憂いなしです。 OHEYAGOではスタッフがお持ちしています。
内見で留意すべきポイントまとめ
ここまで物件の種類やシーンに分けて、内見のポイントを解説してきました。どの場合にもある程度共通する部分はありますが、最も重要な点は「自分が重要視するポイント」を整理してから、内見に臨むことです。この点を明確にしておかないと、いくつもの物件を内見しても、結局決めきれないケースが多いのです。
また、周辺環境については、ネットなどを駆使してある程度の情報は収集することができます。「部屋自体は申し分なく良かったけど、周囲に自分にとって重要な施設が全然なくて困った…」なんてことにならないよう、内見以外の情報収集も非常に重要です。使えるツールをフルに活用し、後悔のない物件を選び、充実した生活を送ることができるようにしましょう。
セルフ内見ならOHEYAGO(オヘヤゴー)
OHEYAGOは予約をしたその日に内見が可能
物件の検索から内見予約、契約までをオンライン上で行うことができます。
内見も営業なしのセルフ内見です。そのため採寸のためなどお客様のご希望がない限りスタッフはお部屋の外でお待ちしております。
その分無駄を省くことができ、仲介手数料は0円~からご紹介しております。
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