新社会人がはじめての一人暮らしで選ぶ賃貸物件の間取りや広さは?初期費用はいくら?
- 家を探す際に重視した条件ランキング
- 契約した物件の最寄り駅ランキング
- 契約した物件の間取りは?
- 契約した物件の広さは?
- 契約した物件は最寄駅から徒歩何分?
- 契約した物件の初期費用(前家賃・日割り家賃・仲介手数料の合計)は?
- 家具・家電を揃えるのにかかった費用は?
- 家探しから契約、引越し、入居後において困ったことランキング
- 家具・家電で最もこだわったものは?その理由は?
- 家探しから契約・引越し・入居後において最も満足していることとその理由は?
- 家探しにおいて役に立ったこと
- 家探しにおいて驚いたことは?
- 参考:GA technologiesグループ 「はじめての一人暮らしに関するアンケート」について
家を探す際に重視した条件ランキング
全20項目の中から重視した条件5項目を選んでもらいました。
最も多かったのが「通勤時間」で、全体の71%の新入社員が重視した条件として選びました。
ついで「賃料・管理費」「バス・トイレ別」「駅からの距離」の順番で60%以上のものが計4項目でした。第5位には「2階以上」が33%ランクインしました。
第6位から10位には18%から23%の新入社員が重視した条件として「独立洗面台」「最寄り駅」「広さ」「敷金・礼金」「築年数」がランクインしました。
11位以下は「宅配ボックス」「コンロ2口以上」「室内洗濯機置場」「エアコン付き」「向き」「オートロック」「建物の構造」「インターネット無料」「建物の外観」「追い焚き機能」という順番でした。
契約した物件の最寄り駅ランキング
契約した物件の最寄駅で一番多かったのが白金高輪駅(港区)で18%でした。2位が7%で麻布十番駅(港区)、3位が4%で後楽園駅(文京区)・赤坂駅(港区)・不動前駅(品川区)という結果でした。
トップ5のうち3駅が職場と同じ港区内という結果です。また、トップ5のいずれも東京メトロ南北線
六本木一丁目駅まで乗換なし、もしくは徒歩圏内でした。
特に一番人気の駅は東京メトロ南北線
六本木一丁目駅から2駅4分の白金高輪駅で、コロナ禍とはいえ住職近接のニーズはまだまだ多いことが分かりました。GA
technologiesグループでは、職場から3km以内の賃貸物件に住む社員には2万円の家賃補助が支給される制度も影響していると思われます。
契約した物件の間取りは?
最も多かったのは1Kで、全体の73%でした。ついで1Rが23%、1DKが4%と続きました。
契約した物件の広さは?
最も多かったのは21㎡以上30㎡以下で67%でした。ついで20㎡以下が29%、31㎡以上40㎡以下が4%と続きました。
間取りや広さは全員がいわゆる単身者向けで、2K以上のものや40㎡以上の規模の物件を契約した人はいませんでした。
回答者の卒業年度は半数以上が20卒もしくは21卒です。コロナ禍での入社が半分以上ということもあり、港区という比較的家賃相場が高いエリアを勤務地としながらも1Rよりも1K、20㎡以下よりも21㎡以上30㎡以下の物件を契約し、リモートワークのスペースを確保しようという意図がうかがえます。
契約した物件は最寄駅から徒歩何分?
全体の98%が駅徒歩10分以内の賃貸物件を契約しています。5分以内の賃貸物件を契約した人は全体の56%と最も多い結果となりました。
通勤時間が最も重視される条件という結果であったことからもうなずけます。
契約した物件の初期費用(前家賃・日割り家賃・仲介手数料の合計)は?
76%が25万円以下に初期費用を抑えているということでした。中でも一番多かったのは、16万円以上20万円以下の価格帯で、30%を占めていました。
仲介手数料の割引や無料などの不動産屋さんのサービスを利用してできるだけ安くしたという声も多く、10万円以下に抑えられたという人は11%でした。
家具・家電を揃えるのにかかった費用は?
82%が20万円以下に抑えたという結果でした。一番多かったのは6万円以上10万円以下で28%でした。
家探しから契約、引越し、入居後において困ったことランキング
7項目から該当するものを全て選んでもらう形式で回答してもらった結果、上から
- 初期費用の高さに困ったという人が35%
- 物件の選択肢が少なかった・不動産屋さんに来店するのが面倒で困ったという人がともに28%
- 引越しの手配が大変で困ったという人が24%
- 契約の手続きが面倒で困ったという人が22%
というのが上位5項目でした。
上位3項目は詳細を動画形式でご説明しております。
【お部屋探し】新卒80人に聞いた「初めてのお部屋探しで大変だったこと」ランキング
また、ネットで気になる物件を見つけたら「おとり物件」だった(問合せた時点では案内可能と言われ、不動産屋さんに来店したら契約が入ったと言われて別の物件を提案された)ことに困ったと回答した人は6位で13%と、決して低くはない結果でした。
入居後に困った体験よりも、入居前・物件探しから契約・引越しという前段階での方が苦労が多かったというのは印象的でした。
6位以下については以下の通りでした。
- ネットで気になる物件を見つけたら「おとり物件」だった(問合せた時点では案内可能と言われ、不動産屋さんに来店したら契約が入ったと言われて別の物件を提案された):13%
- 入居後、「こんなはずじゃなかった」と後悔した:11%
- 特になし:9%
その他自由回答
- 騒音に困った
- 鍵が一個しかない
- 表記時間より駅までの時間がかかった
- NURO光の工事が上手く行かなくて想定より2週間以上ネットがつながらなくてかなり困った。
- 地方からだと内見に行くもの一苦労
- 土地勘がなかったので家の周りにご飯食べれる店がない
- 未内見契約だったが、部屋が思ったより小さかった
- 引越しのスパンが早かった
- シェアハウスだったので状況ちょっと特殊です。
- 築古物件だったのは認識してたが見た目が良かったのでそのままGOしたら、入居後水回りのトラブルが続いた(トイレの水が流れない、止まらない、お風呂の水が流れない→リビングへ浸水等)
- オートロック物件だったのに昼間は管理人さんが空けててセキュリティがばがば
- 親に有給を取ってもらい平日2日間で引越し作業をしたため契約・鍵の受け取りの時間さえも惜しいほど忙しかった
家具・家電で最もこだわったものは?その理由は?
ここからは、自由記入方式で回答してもらった中から、いくつか紹介していきます。
睡眠は大事にしているので、マットレスにはこだわった。
家事を楽したかったのでドラム式洗濯機を買った。
テレビは買わないつもりだから、大きくてゲームもできるディスプレイを買った。
紫外線が気になるので遮光カーテンにしました。
デスクワークなので体を大事にしたくてデスクにはこだわった。
家に居る時間が増えたので、ソファを購入した。
睡眠や家の中での趣味を充実させるためには出費は惜しまなかったという人が多かったです。中には30万円を超える高級なマットレスを買ったというこだわりの強い新入社員もいました。
リモートワークがしやすいようにデスクにこだわる人や休息の質をあげるためにソファにこだわった人や、すぐに倒れ込めるようにベッドにこだわったりと、いかに体を休めるかを真剣に考えている人が多く印象的でした。
回答者の半数以上が20卒・21卒の新入社員で、一人暮らしを始めるタイミングとコロナ禍が重なっている影響が色濃く出ています。
家探しから契約・引越し・入居後において最も満足していることとその理由は?
交渉して仲介手数料を安くしてもらえたこと。
不動産屋さんが交渉してくれて1ヶ月のフリーレントを付けてもらえた。
仲介手数料や敷金・礼金など初期費用を抑えられたこと。
初期費用の安さに満足したという声が最も多かったです。
駅から近いこと。
会社から近いこと。
通勤時間を重視した人が多かったため、駅や会社から近いことに満足しているという声も目立ちました。
不動産屋さんが自分のニーズに対して120点の物件提案をし続けてくれた。
セルフ内見で自分のペースでじっくり内見できた。
金額面以外での不動産屋さんのサービス内容に満足したという声も多かったのが印象的です。
家探しにおいて役に立ったこと
先輩や友人のアドバイス。
一番多かったのが先輩や友人のアドバイスで、実際に希望エリアに住んでいる先輩や賃貸仲介をしている友人から話を聞いたという声が多く見られました。
エリアを決めてから実際に下見して、コンビニや駅のアクセス確認したこと。
自分の足で希望エリアを歩いたこと。
地方からの引越しだったので、Googleストリートビューでエリアの雰囲気を確認できたこと。
希望エリアを実際に見に行くことで、自分のしたい生活スタイルにマッチしているかどうかを判断するのに役に立ったという声も多かったです。
家探しにおいて驚いたことは?
東京の家賃の高さ。
希望の条件に合う物件の少なさ。
内見したあとで申し込みありと言われたこと。
好立地の物件はすぐに申し込みが入ってしまうこと。
引越し時期、いつから動いていいのかわからず、早く問い合わせしすぎた。その際に、何も聞かされず来店を促されたので、結果時期が早すぎます、と帰されて、それ電話で言ってよ、と思いました。
家探しの最中の体験としては、特に東京の家賃の高さに驚いたという声が多かったです。
また、気に入った物件を見つけられたとしても、すぐに申し込みが入ってしまったりと、タイミングがうまく合わないと契約までこぎつけられないもどかしさも感じたようです。
24時間ゴミ捨てOKの物件が存在するのを知らなかった。
駐輪場しかないが、相談したらバイクを置かせてもらえたこと。
24時間ゴミ出しOKなど、これまで知らなかった物件の条件があったこと、サイトや資料には記載されていなかったが相談や交渉してみたら希望が叶ったことに驚いたとのことでした。
初期の設備不具合や不満点は思ったより多かった。
天井の高さの重要性を知った。
日当たりが意外に少ないこと。
隣の人がうるさかったこと。
宅配ボックスの便利さ。
内見をしていなかったので、コンシェルジュが付いていたことに驚いた。
住んでみて初めて感じることや、わかったことに驚いている人が多かったです。ポジティブな驚きもあれば、ネガティブな驚きもあり、はじめて一人暮らしをする人は上記を参考にしていただくと良いと思います。
電気やガスなどの契約が面倒だったこと。
手続きが思ったよりも手間だったこと。
引越しという行為の大変さに驚いた。
引越しや賃貸契約の手続きの手間に驚いた人も多かったのも印象的でした。
特にこれから社会人となる人は、デジタルネイティブの中でも物心付いた頃からスマホやインターネット通販に慣れ親しんでいる世代です。アナログなプロセスがまだまだ多い賃貸物件にまつわる手続きには戸惑うのかもしれません。
以上でアンケート結果の紹介は終わりです。このアンケートは毎年実施していきます。
来年はコロナ禍が終息し、アフターコロナの新卒の人たちの賃貸物件探しに対する考えがどう変わっていくのか、レポートできることを楽しみにしています。
参考:GA technologiesグループ 「はじめての一人暮らしに関するアンケート」について
アンケート実施日:2021年5月20日〜5月27日
回答者の性別:
回答者の卒業年度:
回答者の年代:
セルフ内見ならOHEYAGO(オヘヤゴー)
OHEYAGOは予約をしたその日に内見が可能
物件の検索から内見予約、契約までをオンライン上で行うことができます。
内見も営業なしのセルフ内見です。そのため採寸のためなどお客様のご希望がない限りスタッフはお部屋の外でお待ちしております。
その分無駄を省くことができ、仲介手数料は0円~からご紹介しております。
関連記事
一人暮らしの生活費はどのくらい?生活費の目安や支出を抑えるポイントを解説
一人暮らしの初期費用を安く抑えるコツは?費用内訳や目安と共に解説
東京で一人暮らしをするときにオススメのエリアは?選び方をご紹介
春から一人暮らしを始める大学生必見!引越しの流れから費用まで徹底解説
一人暮らしを成功させよう!物件選びのコツやポイントを徹底解説
初期費用は最低いくら必要?一人暮らしでかかる最低の金額を宅建士が解説
一人暮らしで選ぶべき間取りは1R、1K、1DK、1LDKのどれ?選び方をご紹介
一人暮らしはどんな家具を置くのが正解?インテリアコーディネーターが家具の選び方を徹底解説
一人暮らしのキッチンが狭い!上手な収納方法や快適な使い方を解説
東京23区で賃貸物件を探す
港区 | 世田谷区 | 新宿区 | 千代田区 | 大田区 |
文京区 | 品川区 | 江東区 | 中央区 | 目黒区 |
中野区 | 足立区 | 渋谷区 | 杉並区 | 板橋区 |
墨田区 | 台東区 | 江戸川区 | 葛飾区 | 練馬区 |
豊島区 | 北区 | 荒川区 |
人気の条件から物件を探す
敷金・礼金が0円 新築・築浅 南向き バストイレ別 駐車場あり ペット可(相談) 楽器可(相談) 1Kからでも二人入居可能 事務所使用可能 家具・家電付き 最上階