一人暮らしはどんな家具を置くのが正解?インテリアコーディネーターが家具の選び方を徹底解説
一人暮らしの家具、選ぶべきポイントは?
はじめての一人暮らしで家具を購入しよう!とは思ったものの、何から買ったらいいか迷ってしまうこともありますよね。
ここではどんなポイントで家具選びをしたらいいのか、簡単に実践できるポイントを解説します!
一人暮らしならではのお悩みを解決するアイテムの具体例もご紹介するので、是非参考にしてみてください。
生活スタイルに合わせて置きたい家具の優先度を決める
まずはじめに、実現したい生活スタイルを想像してみましょう。
- ソファでくつろぐ派?
- テーブルでは何をする?
- テレビはどんなスタイルで見たい?
などなど…あげたらきりがないのですが、生活する上で優先したいことや譲れないポイントなどを考えることで、自分にとって本当に必要な家具が見えてきます。
漠然とソファを置きたい!と思っていても、生活スタイルを見直してみると実は床に寝そべってテレビを見ていた…や、ソファを背もたれにして床に座っていることが多かった…なんてことも。
そんな人には床でくつろげるクッションや座椅子を置いた方が部屋を広く有効的に使えます!
収納としても使える家具を選ぶ
一人暮らしに多いコンパクトなお部屋では、スペースが限られるので一つの家具の役割だけでなく、プラスアルファの役割を持つものを選びましょう。
選びやすいのは、プラスちょっとした収納にもなる家具です。例えばこんな商品があります。
- テーブル+収納
- ベッド+収納
- ソファ+収納
テーブルを選ぶ際は、使用用途に合わせたものを収納できるタイプを選びましょう。
ローテーブルであれば、テレビのリモコンやテーブルで使うノートパソコン、筆記用具などが入るものを選ぶとスッキリ片付けやすいお部屋になります。
画像引用:楽天市場|ローテーブル幅80cm 引き出し付きタイプ 【Mini’ts】
ベッドは下部に引き出しのついた商品が主流ですが、写真のように洋服をかけられたり、テーブルも兼用できる一人暮らしにピッタリなアイテムもあります。
テーブルを置くスペースがないときや、他にスペースを使いたい場合は、このようなオールインワンの商品も検討してみましょう。
ソファを選ぶ際も収納付きのタイプもあるので、候補の一つとしてみてください。
画像引用:PayPayモール|MODERN DECO ローソファ
このように小さくてもその場所に合った収納スペースを作ってあげることで、スッキリと暮らしやすいお部屋をつくれます!
限られたスペースを活用するサイズを変えられる家具
限られたスペースを有効につかえる家具として、伸縮できる棚やテレビ台がオススメです。
置きたい場所に合わせて変形できるので無駄なスペースを作りません!違うお部屋に引っ越した際にもフレキシブルに使えるメリットも。
伸縮テーブルや折りたたみテーブルは、サイズを小さくすることでシチュエーション毎にお部屋を使い分けることができます。
できたスペースをつかって休みの日はヨガや筋トレなどをすることも。
自分の生活スタイルに合わせて変形できる家具を選ぶことがポイントです!ここでは4点ほどおすすめ商品をご紹介します。
- 伸縮本棚(写真左上)
- 伸縮テレビ台(写真右上)
- 伸縮テーブル(写真左下)
- 折りたたみテーブル(写真右下)
画像引用:
楽天市場|エア・リゾームインテリア 伸縮式ラック
KAGU350|Alma 伸縮テレビ台
インテリア王国|天然木エクステンションリビングローテーブル パオデロ
インテリア王国|ウォールナット北欧デザインローテーブルシリーズ レモット
さらにもう1点、サイズを変えられる家具としてソファベッドがあります。
ゆったりしたソファでくつろぎたいけど、ベッドも置くとお部屋に入らない…なんてときに選ぶべき商品です。
ソファベッドといっても色々なスタイルがあるので、自分のスタイルや部屋の広さに合わせて使いやすい商品を選ぶのがポイントです。
- 背もたれを倒すタイプ(写真左上)
- 前へ展開するタイプ(写真右上)
- 組み替えて使うタイプ(写真左下)
- そのまま使うタイプ(写真右下)
画像引用:
au PAYマーケット|リクライニングソファ ベンチソファ ソファーベッド
au PAYマーケット|コンパクト 折りたたみ ソファー
LOWYA|組み換えカウチソファ 座面下収納付き
楽天市場|3wayで使えるベッドソファ
サイズを変えられる家具を使ってお部屋を余すところなく活用しましょう!
一人暮らしで本当に選ぶべき家具はどっち?
ここでは、購入する際に迷いがちな家具を比較して「こんな人ならこっちの家具がオススメ」「こんなお部屋ならこっちの家具がオススメ」など、パターン別にオススメ家具を解説していきます。
どの家具もメリット・デメリットがあるので、自分の生活に合う家具はどちらなのかしっかり見極めましょう!
ベッドvs布団
ベッドのメリットは何といっても、すぐ寝れるところです。高さがあるので、通気性があってカビにくいのはもちろん、床面に多いハウスダストの影響をうけにくいメリットもあります。ベッドのデメリットは、置くスペースが大きいことです。狭いお部屋だとベッドを置くだけで、ほかの置きたい家具が置けない…なんてことも。
その点、布団であれば畳んで収納して広いスペースを作ることができます。毎日の布団の上げ下ろしが必要なので、負担にならない収納場所があるかがポイントです。キャスター付きで簡単に押入れに収納できるようなシステムを作るのもオススメ。
このようにお布団をクッションとして使えるアイテムもあります。入れ込む作業が苦にならない…という人は検討してみてください。
画像引用:PayPayモール|エア・リゾームインテリア ソファになる布団
次にパターン別におすすめポイントをあげていきます!自分がどちらに当てはまるかどうか確認してみましょう。
▶ベッドがオススメなパターン
- 毎日布団をあげる時間がないし、めんどくさい…時短派の人
- お部屋の広さにある程度余裕があり、ベッドを置いても他の家具が置けて動線が確保できる
- ハウスダストなどのアレルギーが気になる人
▶布団がオススメなパターン
- 日中は部屋を広く使いたい人
- 毎日の布団の上げ下ろしが苦にならない人
- こまめに布団のメンテナンス(干すなど)ができる人
仕事をしていたり、学生の場合は勉強したりと忙しく生活している人が多いので、お部屋の広さに余裕があればベッドを選ぶ方がメリットが大きい人が多いのではないでしょうか?
一方でテレワークなどの働き方が多くなり、在宅時間が増えて時間に余裕ができた…なんて人はこの機会に布団を選ぶのもオススメです!広々とした部屋で快適にテレワークができ、休憩時間には床でストレッチも。
在宅していれば、お布団を干しているときの急な雨でもすぐに取り込めるので、気兼ねなくメンテナンスもできますね。
ローベッドvs収納付ベッド
ベッドを選んだ際に、次に悩むのがベッドのスタイルです。
ローベッドのメリットは何といってもお部屋を広く開放的に見せることができる点です。
一方で、足の高さが低すぎるとベッド下の掃除が大変になるので、掃除機やクイックルワイパーが無理なく入る高さか確認しましょう。または、脚が無いタイプのフロアベッドを選びましょう。通気性は若干劣りますが、下部にほこりが入り込みにくくなります。
次にパターン別におすすめポイントをあげていきます!
▶ローベッドがオススメなパターン
- お部屋をスッキリ広く見せたい
- 収納が足りている、もしくは荷物が少ない
▶収納付きベッドがオススメなパターン
- モノが多くて収納に困っている
- ベッドを椅子としても使いたい
ローベッドだと高さが低すぎて、立ち座りがしづらく感じることがあるので、足腰に不安のある人や椅子として座る用途でも使いたい場合は収納付きベッドを選ぶのがオススメです。ベッドの高さに合わせて使える可動テーブルを組み合わせると、さらに効率的に使えます。
プラスアルファの選択肢として、ヘッドボードの有り無しがあります。枕元にスマートフォンや時計、メガネなどを置きたい場合はヘッドボード有りのタイプを選びましょう。
ヘッドボード有りを選ぶと10㎝程度長くなるので、置く場所の寸法が足りるか確認しておきましょう。
ソファvs座椅子など
ソファはゆったり座れてくつろぎ空間を演出してくれるアイテムです。
ソファが一つあるだけでお部屋がグッとおしゃれに見えて、来客の際にも大活躍しますよね。
一方で場所をとるので、一人暮らしの場合はお部屋の広さによってはかえって使いづらくなってしまうことも。
パターン別におすすめポイントをみていきましょう!
▶ソファがオススメなパターン
- (椅子に)座ってくつろぐのが好き
- インテリアにこだわりたい(おしゃれに見せたい!)
- お部屋の広さに余裕がある
▶座椅子など他のアイテムがオススメなパターン
- 床でゴロゴロするのが好き
- 筋トレやヨガなどお部屋を広く使う趣味がある
- お部屋が狭い
ソファのメリットを考えると、一人暮らしだと意外と必要ないかな…と思う人も多いのではないでしょうか?
座椅子はもちろん、ゆったりくつろげるビーズクッションなどを置けばソファと同等のくつろぎ感を味わえます。
お部屋が狭い場合は、ソファ以外のアイテムを使うのも選択肢のひとつです。
次にソファに代わるオススメのくつろぎアイテムの具体例4選をご紹介します。
- 座椅子(写真左上)
- ローソファ(写真右上)
- ビーズクッション(写真左下)
- 長座布団(写真右下)
引用画像:
Amazon|ドウシシャ デザイス (de・za・isu) もこもこワイド座椅子
楽天市場|MODERN DECO フロアソファ・ローソファ
エア・リゾームインテリア|ビーズクッションFeliz(フェリス)
ニトリ|長座布団(ジョゼ i-n)
ローテーブルvsデスクvsダイニングテーブル
一人暮らしではスペースに限りがあるので、用途別にテーブルを複数置くのが難しいことも。
ここではパターン別に選ぶべきテーブルを見ていきます!
▶ローテーブルがオススメなパターン
- 床に座るのが苦じゃない
- テレワークや勉強が少なめ
▶デスクがオススメなパターン
- テレワークや勉強がメイン
- テレビよりパソコンでの動画視聴が多い
▶ダイニングテーブルがオススメなパターン
- 複数人で食事をすることが多い
- 椅子での生活が好み
ローテーブルは食事をしたり、パソコンを置いて仕事をしたりとマルチに使えるアイテムです。
しかし、生活スタイルによって長時間使う場合は、足が疲れてしまうこともありますよね。そんな時は、デスクやダイニングテーブルも検討してみてください。
最近はテレビをあまり見ないスタイルも増えているので、パソコンでの動画視聴がメインという人にはデスクタイプを選ぶのも選択肢の一つです。奥行きのあるタイプを選んでおけば、パソコンを置いたまま食事もとれます。
デスクタイプだと対面やサイドから座った際に、足を入れ込むことができないので、複数人で食事などをするシチュエーションが多い場合はダイニングテーブルを選びましょう。
目隠し収納vsオープン収納
収納は、扉や引き出しなどがついていて中身を隠せる収納と、オープン収納と大きく2つに分かれます。
ここではパターン別に選ぶべき収納を解説します。
▶目隠し収納がオススメなパターン
- とにかくスッキリ見せたい(ごちゃごちゃしたものは隠したい)
- 部屋の統一感を出したい
▶オープン収納がオススメなパターン
- ものを取り出しやすくしたい
- おしゃれなアイテムをディスプレイ収納したい
目隠し収納は、生活感の出てしまうアイテムでもスッキリ収納することができます。他の家具とテイストやカラーを合わせることでお部屋の統一感もアップします。
オープン収納は扉を開ける…などのアクションがないので、取りたいものをすぐとれるメリットがあります。一方でパッケージのデザインによっては生活感が出やすく、ぎゅうぎゅうに収納してしまうとゴチャっとした印象を与えがちなので気を付けましょう。
衣類収納のアイテムとして、オープン収納タイプのハンガーラックと、目隠し収納タイプのワードローブがあります。お部屋に備え付けの収納で不足する部分は、これらのアイテムを活用しましょう。選ぶポイントは、上記で紹介したパターンと同様ですが、ワードローブは高さと奥行きがあるので置く場所やお部屋の広さによっては、圧迫感がでるので注意しましょう。
生活スタイル別に考える一人暮らしにオススメの家具の組み合わせ例
最後に、生活スタイル別にオススメ家具の組み合わせをご紹介します。
実際のお部屋を使ったコーディネートがわかる記事のリンクも掲載しているので合わせてチェックしてみてください!
仕事がハードで平日は帰ったら寝るだけ…在宅時間が短く自炊少なめの人にオススメ
- ベッド
- コンパクトデスク&チェア
- テレビ台
- 収納
在宅時間が短い場合は、家具を減らしてお部屋もコンパクトに。家賃をグッと節約できます!
睡眠重視かつ時短も兼ねて、狭いお部屋でもベッドを配置するのがオススメ。
家でも仕事ができるように、コンパクトなデスクを置いておくと活躍します。ちょっとした食事もデスクでとれます。
ゆっくりくつろぎながら食べたい場合は、ベッドの上で使えるこんなベッドトレイを活用するのもオススメです。
画像引用:IKEA|RESGODS レスゴドス
関連記事:幅の狭い6畳ワンルームはローテーブルを置かない!シンプルレイアウト
在宅時間長めでテレワークありの人にオススメ
- ベッド
- 間仕切り収納
- ダイニングテーブル&チェア
- ハイタイプテレビ台
テレワークがメインの生活スタイルの人は、寝る空間と仕事をする空間を分けることで生活にメリハリができるのでオススメです。間仕切り収納を活用してうまく空間を分けましょう。
大き目のダイニングテーブルとすることで、シチュエーション毎に使い分けることができます。
休みの日はソファでゆっくりくつろぎたい…ソファ中心の生活をしたい人にオススメ
- ベッド
- ソファ
- テーブル&チェア
- テレビ台
- 収納
休みの日の家での生活に重点を置きたい場合は、少し広めのお部屋を探しましょう。お気に入りのソファとベッドを置いて、ゆっくりくつろぐスタイルを実現します!
ソファでも使いやすいテーブルを選ぶと使い勝手がよくなります。
関連記事:正方形の10畳ワンルームレイアウト
まとめ
必要な家具は、その人の生活スタイルによってさまざまです。
先入観で家具を決めてしまう前に、まずはこの記事を参考に実現したい生活スタイルを想像して、本当に必要な家具はなにか考えてみましょう。
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