春から一人暮らしを始める大学生必見!引越しの流れから費用まで徹底解説
- 大学生の一人暮らし、まず何から始める?
- 大学生の部屋探し、押さえるべきポイントとは?
- 引越しの初期費用はどれくらいかかる?
- 一人暮らしに必要な家具・家電
- 月にかかる生活費はどれくらい?
- 一人暮らしをするに注意するべきこと
- まとめ
- セルフ内見ならOHEYAGO(オヘヤゴー)
大学生の一人暮らし、まず何から始める?
大学の合格発表を受け、大学が決まったらすぐに一人暮らしの準備を始めましょう。1〜3月は人の移動が多く、不動産会社の繁忙期です。まずは何から始めれば良いのか順番にご説明します。事前に流れを理解し、引越しまでの計画を立てましょう。
条件を整理し情報取集
部屋探しから引越しまでは一般的には1〜2か月ほどの期間が理想です。推薦入試ですと、年内には進学先が決まる方もいるかと思いますので、1月から部屋探しをすると良いでしょう。
一般入試や共通テスト利用入試だと2〜3月に合格発表です。この場合には、合格発表前から志望大学の周辺エリアの部屋情報や不動産屋さんの情報を集めておくことをオススメします。受験勉強も最後の大詰めで大変かと思うので、情報収集には家族の協力が必要です。
そして進学する大学が決まったらすぐに部屋の条件を決めたり、候補の部屋をピックアップしていきましょう。部屋探しのポイントは後程、ご紹介します。2〜3月は新大学生や新社会人が動くときなので希望する部屋があっても既に申し込みが入っている場合もありますので、早めの行動が大切です。
合格前に部屋の予約ができる合格前予約サービスを適用している不動産屋さんもあります。入居日までの賃料は発生せず、合格したらそのまま入居できます。万が一、不合格になってしまった場合のキャンセル料は発生しません。
また、引越しについても決めておくことがオススメです。引越し業者に依頼するのか、レンタカーを借りて家族で引越し作業をおこなうかを話し合っておきましょう。
不動産屋さんを選び内見
そして不動産屋さんを選び、内見の予約をします。基本的には大学周辺の不動産屋さんを選ぶと良いでしょう。 候補の部屋以外に、条件を不動産屋さんに伝えてオススメの部屋も紹介してもらいましょう。
遠方からですと、1〜2日の間で内見から申し込みを済ませたい場合もあります。 1日に内見できる件数も多くても5〜6件ほどになります。内見時には、間取り図やメジャーなどを持参し、家具や家電の配置を考慮すると良いでしょう。
大学生協では、大学生の先輩が部屋探しのアドバイスしてくれる場合もあります。しかし物件数に限りがある場合も。
最近は不動産屋さんに来店しなくても、スマートフォンを使ってオンライン内見やセルフ内見ができるサービスもあります。遠方で交通費がかかってしまう方や時間がない方にもぴったりです。
契約と引越し
気に入ったお部屋に巡り合えたら、入居申込をします。1〜3月は繁忙期なので、人気エリアの部屋はすぐに決まってしまうことも。あの時に決めておけば良かったとならないように注意しましょう。成人した大学生だと、自分名義で入居申込から契約まで可能ですが未成年の場合には、保護者が契約者になることが多いです。入居申込書に、契約者の情報や勤務先の情報、連帯保証人の情報を記入して審査に通します。そして入居審査が通れば契約に進みます。保護者が契約者となった場合の必要な種類は以下のとおりです。
- 身分証明証
- 住民票の写し
- 印鑑
- 印鑑証明書
- 収入証明(源泉徴収票や給与明細表)
- 銀行印と口座番号の分かるもの
- 契約金(振込か現金)
- 連帯保証人の同意書と印鑑証明
契約時の必要書類には急に準備できない書類もあります。住民票の写しと印鑑証明書は役所で取得します。漏れがないように余裕を持って準備しておきましょう。
同時に引越し業者にも依頼しましょう。不動産屋さんが紹介してくれる場合もあるので相談してみると良いです。家族で引越しをおこなう場合にもレンタカーの手配や家族のスケジュール調整をしましょう。
入居申込から契約時も、不動産屋さんへ来店することがなくオンラインで完結できるサービスがあります。遠方だと、内見や契約時に何度も来店する必要がないので、費用面でもメリットがあります。
大学生の部屋探し、押さえるべきポイントとは?
住むエリアを決める
進学先の大学の最寄り駅やコンビニエンスストアやスーパーなどの周辺環境を調べて、どのエリアに住むのかを決めます。
大学から近い
勉強や部活、サークル活動を中心に大学生活を送りたい場合には、大学に近いエリアで探しましょう。徒歩か自転車で20分以内に通えるエリアを選ぶのがオススメです。
大学の最寄り駅から近い
アルバイトで学費や生活費を稼ぎながら大学生活を送りたい場合は、大学の最寄り駅近くがオススメ。駅周辺には飲食店などのお店が多く、アルバイト先を見つけやすいです。また、電車を利用して離れたところのアルバイト先まで通えるのもメリット。徒歩10分圏内が便利ですが駅近になると家賃相場が上がるので注意が必要です。
買い物に便利なエリア
大学生が生活するうえで、コンビニエンスストアやスーパー、ドラッグストアは必要不可欠ですよね。 お買い物に便利なエリアで選ぶことも重要なポイントです。また、お店が多く夜でも明るいエリアだと防犯面でも安心できます。
家賃や間取りを決める
月々の家賃は上限を定め、一人暮らしに最適な部屋の大きさを決めましょう。
家賃
月々の家賃には管理費や共益費も必要です。管理費や共益費も含めて上限を定め、部屋を探しましょう。築年数が浅い建物や駅近の部屋だと家賃が高くなります。家族が出してくれる方が多いと思うので家族と相談して上限を決めましょう。
間取り
大学生の一人暮らしで多いのは、部屋の中にリビングもキッチもあるワンルームか、リビングとキッチンが別の部屋になる1Kの間取り。部屋の広さは6畳〜9畳が多いです。ワンルームか1Kの間取りの広さで快適に暮らせるでしょう。広すぎると孤独感を感じたり、掃除が大変だったりします。
階数
1階よりも2階以上の方が、外から侵入しづらくなるので、防犯面で安心です。また、4階以上の高層階だと蚊が飛んでくることができない高さになるので、虫対策にもなります。
設備をチェックする
部屋探しのうえで、設備のチェックも押さえるべきポイント。しかし設備が充実していると家賃も上がります。最低限の条件を決めるのがオススメです。
室内の設備
室内の設備の条件については以下のとおりです。
- バス、トイレが別になっている
- クローゼットに十分な広さがある
- 室内に洗濯置き場がある
- 浴室暖房乾燥機がついている
- コンロは2口以上
- エアコンが完備されている
このようにたくさんありますが、好みによりますので、ご自身に合った設備の条件で部屋探しをしましょう。
防犯設備
大学生の一人暮らしには家族の方も、防犯設備が気になるポイントだと思います。 防犯設備の条件は以下のとおりです。
- オートロック機能
- 防犯カメラ
- テレビモニター付きインターホン
- 二重施錠
特に女子大学生の一人暮らしには、可能な限りこれらの設備が付いている部屋を探すことをオススメします。
引越しの初期費用はどれくらいかかる?
引越しの初期費用には、契約金・引越し費用・家具や家電の購入費用がかかります。全国大学生協連合会がおこなった2020年度の調査によると、大学生の一人暮らしの初期費用は56万円程かかるとされています。 それぞれ、どれくらいの費用がかかるのかご紹介します。
部屋の契約金
部屋を決めて契約する際に不動産屋さんに契約金を支払います。この契約金は、一般的に家賃の約5か月分かかります。全国大学生協連合会の2020年度の調査によると、大学生の首都圏家賃平均額は、64,300円です。首都圏家賃平均額を元にした契約金の内訳と相場費用は以下のとおりです。
項目名 | 金額 |
---|---|
敷金/保証金(1か月) | 64,300円 |
礼金(1か月) | 64,300円 |
仲介手数料(1か月) | 64,300円+消費税 |
前家賃(1か月) | 64,300円 |
保証会社(0.5か月) | 32,150円 |
火災保険料 | 10,000円 |
鍵交換代 | 15,000円 |
- 敷金:部屋を傷つけてしまった場合の修繕費や、家賃を滞納してしまった場合の費用に充当するための預け金です。
- 礼金:部屋を貸してもらう御礼として大家さんに支払うお金です。
- 仲介手数料:仲介を依頼した不動産会社に支払う手数料です。宅地建物取引業にて家賃1か月分+消費税が上限と定められています。割引や無料にしている不動産屋さんもあります。
- 前家賃:入居日から翌月分の家賃を先に支払う費用のことです。
- 保証会社:連帯保証人を代行する会社のことです。家賃を滞納した場合に、代わりに家賃の支払いを保証している会社です。この保証会社と契約するケースが増えています。
- 火災保険料:万が一、火災を起こした場合の保険料です。
- 鍵交換代:前入居者が使用していた鍵を新しいものに交換する費用です。防犯面を考慮すると交換したほうが良いでしょう。
引越し費用
引越し費用は荷物の量と移動距離で変わってきます。
2〜4月は入学や就職や転勤などで引越し業者は繁忙期を迎えるので費用も高くなります。また、希望の日時に予約が取れないことも。2〜4月繁忙期にあたる単身者の引越し費用の相場は以下のとおりです。
- 全国平均:52,000円
- 〜15km未満(同市区町村程度):35,640円
- 〜50km未満(同都道府県程度):44,000円
- 〜200km未満(同一地方程度):61,000円
- 〜500km未満(近隣地方程度):90,000円
- 500km以上(遠距離地方程度):100,000円
参考:引越し侍|引越し費用相場が安い時期と高いシーズンは何月?賃貸契約にも最適なタイミングはいつか
家族の協力を得られるなら、自家用車やレンタカーを借りて家族で引越し作業をおこなうと、費用は抑えられます。
新生活準備費用
新生活には家具・家電やさまざまな生活用品が必要です。まずは必要最低限のものは準備しておきたいところですよね。一人暮らしに必要な家具・家電は後程ご紹介します。全国大学生協連合会の2021年度の調査によると、一人暮らしにおける新生活用品購入費用総額の平均額は219,900円となっており、主な内訳は以下のとおりです。
- 寝具
- 家具
- 家電用品
- 自炊用品
- インターネット契約・配線工事
- 電話機・携帯電話
- 日用雑貨
- 自転車・バイク
- 衣類や身のまわりの小物
4月から一人暮らしが始まりますが、アルバイトをまだ始めていない大学生は生活費が厳しくなる場合も。4月の生活費も考慮して準備しましょう。
一人暮らしに必要な家具・家電
一人暮らしに必要な家具・家電を以下にご紹介します。まずは最低限必要なものを揃えて、後から買い足していくのがオススメです。必ず事前に部屋のサイズを測ってから購入しましょう。また、エアコンやコンロや照明器具など、部屋にあらかじめ付いている家具家電もあるので確認が必要です。
- カーテン
- 寝具
- デスクとチェア
- ローテーブル
- 照明器具
- エアコン
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 炊飯器
- コンロ
- ヘアドライヤー
家電屋さんでは最低限必要な家電をセットでリーズナブルに購入できる新生活セットと称したものが販売されていたり、ホームセンターでは寝具セットをリーズナブルで購入できたりします。また、オンライン上で部屋探しから契約まで完結できる賃貸物件サイトでは、お得に新生活の準備ができる「家具・家電の割引販売」や「家電量販店のポイント還元率優待サービス」があります。是非ともチェックしてみてくださいね。
月にかかる生活費はどれくらい?
大学生の一人暮らしの月にかかる生活費はどれくらいか気になるかと思います。全国大学生協連合会がおこなった調査「第56回学生の消費生活に関する実態調査(2020年)」によると月々の生活費は121,180円となっており、内訳は以下のとおりです。
- 住居費:52,910円
- 食費:24,570円
- 交通費:3,370円
- 教養娯楽費:10,990円
- 書籍費:1,850円
- 勉学費:1,870円
- 日常費:7,120円
- 電話代:3,370円
- その他:2,140円
- 貯金・繰越:12,990円
生活費は、仕送りやアルバイトで賄うことになるかと思います。事前に月にかかる生活費を把握し、家族とも相談して計画的に暮らせるようにしましょう。
一人暮らしをするに注意するべきこと
春から大学生の皆さんは一人暮らしがはじめての方がほとんどかと思います。一人暮らしに注意するべきことをご紹介します。
部屋のインターネット回線を確認する
インターネットは必要不可欠ですよね。Wi-Fi環境を整えたい方も多いはず。物件にインターネット回線が完備されていて入居者でシェアしている場合、夜の時間帯にはつながりにくくなることも。部屋のインターネット状況を不動産屋さんに確認しておきましょう。
銀行口座を開設しておく
住所を実家から移さない場合には、引越し前に口座開設をおこないましょう。アルバイトの給料をもらったり家族から仕送りを送金してもらったりする際に、銀行口座は必要になってきます。
勧誘に注意する
オートロックやテレビモニター付きインターホンの設備が付いていない部屋には、営業や勧誘の訪問が多くなります。はじめての一人暮らしの学生を狙ってくる場合も。すぐに玄関先に出ずに、室内から訪問者を確認してから対応しましょう。
まとめ
大学生の一人暮らしは、進学先が決まってから本格的な部屋探しが始まるので、限られた時間での準備となります。事前に流れを理解し計画を立てることが大切です。遠方からの部屋探しから契約までは時間や交通費もかかるので、オンラインでの部屋探しもオススメ。また、一人暮らしにかかる初期費用や月々にかかる生活費用も家族で相談して予算を決めましょう。本記事を参考にして楽しい大学生活が送れる部屋を見つけてくださいね。
セルフ内見ならOHEYAGO(オヘヤゴー)
OHEYAGOはセルフ内見
物件の検索から内見予約、契約までをオンライン上で行うことができます。
内見も営業なしのセルフ内見です。そのため採寸のためなどお客様のご希望がない限りスタッフはお部屋の外でお待ちしております。
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