アパート探しの注意点!入居してから後悔しないために確認すべきこと
- アパート探しは受け身にならないように注意!
- アパート入居後のトラブル回避!内見での注意点は?
- 契約前に確認!アパートの賃貸借契約を結ぶ際の注意点
- アパート探しにおけるワンポイントアドバイス
- まとめ
- よくある質問
- セルフ内見ならOHEYAGO(オヘヤゴー)
アパート探しは受け身にならないように注意!
最初は誰しもが自ら「部屋を探そう」と行動を起こします。多くの人がインターネット上の情報を見たり、住みたい地域の不動産屋さんに掲示されている募集チラシを見たりしてアパート探しを始めることでしょう。
ところがアパート探しを進めているうちに、いつしか「不動産屋さんの話を受け身になって聞いてしまった」「契約時は不動産屋さんに言われるがまま、署名・捺印をしてしまった」という経験がある人も多いのではないでしょうか。
当然、不動産屋さんがとても親身になって希望通りのアパートを探し出してくれ、契約条件も借主側に不利でないものであれば問題ありません。しかし、受け身になってしまったがために、「当初思い描いていた部屋からかけ離れたものを契約してしまった」とならないように注意しましょう。
譲れない条件や優先順位をあらかじめ決める
アパート探しを始める前に「譲れない条件」と「優先順位」を決めておく必要があります。理想通りの部屋が見つかるに越したことはないですが、「どこかで妥協しなければならない」と考えるのが現実的です。希望する条件に優先順をつけ、「これだけは絶対に譲れない」という条件を明確にすると軸を持ったアパート探しができ、結果的に納得のいく部屋に入居できる確率が上がります。
頭の中では整理できていたつもりでも、いざたくさんの部屋を見たり、話を聞いたりしているうちによく分からなくなってしまう可能性もあります。できれば、これらの条件はあらかじめメモをしておくと良いでしょう。
予算は初期費用や引越し費用も含めて考える
アパート探しに限らず、不動産賃貸物件を探しているときは、どうしても月々の賃料に目が行きがちです。確かに賃料も大事ですが、物件契約時は「初期費用」がかかります。一般的に初期費用は、賃料の5ヶ月分前後であることが多いです。さらに引越し費用は、時期や距離、荷物の量によって高額になり得ます。
初期費用と引越し費用を考慮した上で、「いくらまでの賃料であれば支払うことができるのか」を事前に明らかにしましょう。
複数の不動産屋さんに問い合わせをする
時間と手間はかかりますが、アパートを探すときは複数の不動産屋さんに問い合わせることをオススメします。同じエリアの不動産屋さんでも、取り扱っている物件数は異なります。予算や大家さんとの取り決めから、インターネットには掲載していない物件も多く存在するでしょう。つまり、複数の不動産屋さんに問い合わせる方が物件選びの選択肢が広がるということです。
また、複数の不動産屋さんと話をすることで、それぞれの対応やサービスの違いが分かるでしょう。大きなお金が動く契約をするからこそ、自分自身が「安心してお任せできる」と思う不動産屋さんを選ぶことが大切です。
隙間時間を使ってセルフ内見サービスを活用!
受け身とならないアパート探しをする方法の1つとして、セルフ内見サービスの活用が挙げられます。
「セルフ内見」とは直接現地へ行き、不動産屋さんの立ち会いなしで内見をすることです。不動産屋さんの説明を聞くことも有益ですが、周りの目を気にせずにできるセルフ内見は、入居後のイメージがしやすいという利点があります。
OHEYAGOでは、最短30分後から内見予約が可能。「まとまった時間は取れないけれど隙間時間を利用して内見をしたい」「限れた時間の中で効率的にたくさんの物件を見たい」というニーズを満たす、嬉しいサービスです。
アパート入居後のトラブル回避!内見での注意点は?
アパート探しにおいて内見は、その物件の情報をあらゆる視点から確認することができる、とても重要な機会です。では、実際に内見をするときはどのような点に注意すれば良いでしょうか。
居室や設備は細部まで確認する
内見時は気になることや確認したいことが多くあるために、つい確認が漏れてしまう箇所があります。そうならないためにも、以下のような確認項目を事前にリストアップしておくことが大切です。部屋が広くても、玄関や廊下が狭ければ家具が入らない可能性もあるので注意しましょう。
- 部屋の広さ(縦横高さの計測)
- 窓枠の大きさ
- 廊下の横幅や玄関の広さ
- クローゼットや収納スペースの幅と奥行き
- エアコンや照明器具、ガスコンロの有無や個数、型式(製造年)
- コンセントやテレビ線の位置や個数
- 通信環境(インターネットの工事可否)
- 空調や換気機能(給気口や換気口の位置や個数)
- セキュリティ面
- 日当たりや日照時間、風通し
- 壁の薄さ
- 水圧
- 騒音や臭い
管理は行き届いている?建物や共用設備の確認も忘れずに
内見時には、「建物や共用設備の維持管理がされているか」確認することも非常に大切です。「エントランスや階段にゴミが落ちていたり照明が切れたりしていないか」「敷地内に雑草が生い茂っていないか」「自転車が雑然と置かれていないか」といった点を確認すると良いでしょう。屋根や壁面の塗装が剥がれたり、色あせたまま放置されていたり、ゴミ置き場が清掃されていない場合も注意が必要です。
管理が行き届いていない物件は、トラブル発生時の対応が遅い可能性が高いと言えます。また、マナーの悪い入居者がいるかもしれません。部屋の中だけでなく、物件全体の確認を忘れないようにしましょう。
周辺環境は生活に支障がないものか
内見に行ったときは、周辺環境の確認も必須です。通勤や通学などで駅利用を考えている場合は実際に駅まで歩いてみたり、スーパーやコンビニ、薬局などの生活に必要なお店が徒歩圏内にあるか確認したりすることをオススメします。
特に女性の1人暮らしの場合は、夜間の人通りや街灯の数も気になるポイントです。心配であれば、夜間に再度訪問して歩いてみるか、不動産屋さんに詳しく尋ねると良いでしょう。
オンライン内見を活用してみる
時間が確保できないので内見せずに入居する、というのは極力避けるべきです。実際には、図面や写真に載っていない情報も多くあり、思い違いや勘違いによるトラブルが発生しかねません。内見する時間がないという人には、「オンライン内見」という選択肢があります。
オンライン内見とは、実際に現地を訪問することなく、パソコンやスマートフォンを使って自宅や職場などからオンラインで内見ができるサービスです。現地を訪れている不動産屋さんが、メジャーを使って必要な計測を行ったり、設備の確認をしたり、部屋全体や外の景色を見せてくれるので実際に現地へ行くのと遜色ない情報を得ることができます。
臭いや音の感じ方は個人差があるため参考情報となりますが、共用設備や周辺環境の情報を含め、気になる点はその場で全て確認できるのが魅力です。遠方に住んでいる場合や内見の時間が確保できない場合は、積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
OHEYAGOでは、最短で当日のオンライン内見が可能。所要時間の目安は30分程度なので、仕事や家事の合間の時間を有効利用できます。忙しい人にも、遠方に住んでいる人にも、全ての人にオススメのサービスです。
関連記事:オンライン内見とは
契約前に確認!アパートの賃貸借契約を結ぶ際の注意点
アパートを契約する際に、大家さんと結ぶのが賃貸借契約書です。契約書と聞くと難しいイメージを持ったり、内容をよく見なかったり…という人もいるかもしれません。しかし、アパートへの入居において契約書は最も大事なものと言えるでしょう。
契約後のトラブルを回避するために、注意するべきポイントを具体的に解説します。
契約書の種類は?普通借家契約と定期借家契約の違いとは
賃貸借契約には「普通借家契約」と「定期借家契約」の2種類が存在します。賃貸物件の多くは普通借家契約であり、「更新ができる」「中途解約ができる」「貸主からは正当事由がない限り解約できない」という点が特徴です。一方の定期借家契約は、「更新の概念がない」「原則として中途解約ができない」という特徴があります。
定期借家契約で契約をしても問題がない場合は良いですが、「更新しようと思ったら定期借家契約だった」とならないためにも、契約の種類を確認しておくことは大切です。
契約書の記載内容と自分の認識にズレはない?
契約後にトラブルが発生した場合は、契約書に記載されている内容に則して解決します。つまり、契約書に記載されている内容が全てであり、契約後に「確かあのとき、不動産屋さんはこう言っていたはずなのに…」となっても手遅れです。重要なことが全て記載されているか、自分の認識とズレがないかをよく確認しましょう。
入居から1年以内の中途解約を禁止する、という物件もあります。礼金ゼロやフリーレントなどで初期費用が抑えられている物件は特に注意しましょう。また、禁止事項には「ペットの飼育」や「楽器の演奏」などについて細かく書かれていることが多いです。契約書の内容が自分の生活スタイルに合うものか、照らし合わせるようにしましょう。
特約条項の内容は要確認!
契約書には、基本となる契約条項の他に、「特別な条件を伴った契約」を意味する「特約条項(特約)」の欄があります。空欄の場合もあれば、貸主からの要望が反映されている場合もあります。よくあるのは、「原状回復」に関する取り決めです。
原状回復とは、「借主の故意や過失によって生じた傷や汚れは、退去時までに借主負担で修繕すること」を指します。一方、時間の経過と共に劣化してしまったものや通常使用の範囲で生じてしまった汚れなどの修繕費用は、原則として大家さんの負担です。
ところが特約に「ハウスクリーニング代やエアコンクリーニング代は借主負担」と明記されているケースは多くあります。一般的にこの特約について交渉するのは難しいと言えますが、「借主側に著しく不利な内容になっていないか」「国交省が定めるガイドラインに沿っているか」という点を不動産屋さんに確認すると安心です。
アパート探しにおけるワンポイントアドバイス
入居後のトラブルを少しでも避けるために、知って得するワンポイントアドバイスをお伝えします
選んだ立地は、「自分にとって」本当に良い立地?
立地への考え方には個人差があり、必ずしも駅から近いだけが良い立地とは言えません。スーパーや商業施設の近さ、子育て施設や公園の近さを重視する人もいるでしょう。駅が近いことは便利である反面、騒音が気になる可能性もあります。
自分自身の目や感覚を大事にし、ライフスタイルに照らし合わせながら、自分にとって本当に良い立地なのか見極めることが大切です。
ちなみに、騒音については建物の構造も大きく関わってきます。「鉄筋コンクリート造」の方が「鉄骨造」よりも防音性に優れているため、騒音が気になることは少ないでしょう。建物の構造別の特徴については参考記事に詳しくまとめているので、そちらを参考にしてください。
関連記事:「鉄筋コンクリート造」と「鉄骨造」はどう違う?特徴と選び方を解説
曜日や時間を変えて内見をする
間取り図や写真から想像していた部屋と実際の部屋の印象が異なることがあります。天気や時間帯によっても部屋の見え方や印象は変わるものです。また、平日と休日では駅前の混雑具合や周辺の人通りに大きな差がある地域もあるでしょう。時間に余裕がある場合は、「異なる曜日や時間帯に再度内見する」ということも選択肢の1つです。
重要事項説明を聞いた後で契約をキャンセルすることは可能
重要事項説明とは、建物や設備、入居条件に関する詳細な説明のことを指します。一般的には契約当日、契約書への署名・捺印をする前に説明があります。この説明の中で、受け入れられない条件が入っていた場合は契約そのものをキャンセルすることが可能です。当然、キャンセル料はかかりません。
おかしいと思ったのに、聞いていた話と違ったのに、「流れで契約してしまった」とならないように注意しましょう。
まとめ
アパート探しでは、不動産屋さんに問い合わせる前、内見時、契約時にそれぞれ注意すべきポイントがあります。それらを理解すれば、スムーズに納得のいくアパート探しができるでしょう。入居してから後悔しないためにも、アパート探しのときにはぜひ本記事を参考にしてみてください。
よくある質問
おとり物件とは?
おとり物件とは、不動産屋さんが集客目的のために利用する、実際には借りられない物件のことです。 掲載情報をみて明らかに条件が良い物件がずっと残っている場合などはおとり物件の可能性があります。 見分け方としては複数の不動産屋さんに募集状況を確認することで、本当に募集しているか判断できます。
関連記事:おとり物件の見分け方とは?特徴や引っかからないための対策をご紹介
家賃はいくらで考えるべき?
家賃は手取りの約3割が余裕を持って支払える金額となります。 しかし、食費や交際費など毎月の費用は人によって異なってきます。無理なく支払えるように現状で自分がどこにいくら使っているか把握しておきましょう。
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