同棲するには準備が肝心!必要な準備と期間、お金や注意点まで解説
- 同棲準備を始める前に確認しておきたいこと
- 同棲準備の進め方と必要な準備期間
- 同棲するために必要なお金とは?
- 同棲用の賃貸物件を探し始める前に決めておくこと
- 同棲用の賃貸物件を探すときの注意点
- まとめ
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同棲準備を始める前に確認しておきたいこと
そもそも同棲の準備を始める前には、いくつか確認しておくべきことがあります。考え方や価値観、生活スタイルがあまりにも合わなければ、ケンカも増え、同棲生活は長続きしません。実際に生活をし始めてから後悔することがないよう、「なんとなく」「流れで」同棲をするのではなく、事前によく話し合ったり確認したりすることが大切です。
何のために同棲をするのか
同棲生活は、以下のような共通の目的がある方が上手くいくようです。
- 結婚を前提に、お互いの価値観や生活のしやすさを知る
- 結婚式や新婚旅行などに備えて、節約をする
特に目的もなく、「好きだから」「とりあえず一緒にいたいから」という理由では、もめ事が起こったときに上手く解決できなかったり、半年も経たずに同棲を解消したりするケースもあります。
同棲期間の目安
二人のうち、どちらか一方でも結婚を意識している場合は、あらかじめ同棲期間を決めましょう。同棲生活が上手くいっていたとしても、現状に満足してダラダラとその生活を続ければ「結婚のタイミングを逃してしまう」ということも十分あり得ます。
一緒に1年も暮らせば、お互いの価値観や生活スタイルがよく分かるでしょう。しかし1年間では、新婚生活のような楽しい時間だけで終わってしまうかもしれません。一般的な賃貸借契約期間と同じ、2年間を目安に同棲をする、という人も多いようです。
家賃や生活費の負担割合
家賃や生活費の負担割合についても、あらかじめ決めておくと良いでしょう。お金の話はデリケートなものですが、一緒に生活する以上は避けて通れません。
お互いの収入に応じて負担割合を変えるのか、単純に折半するのかなどを最初から決めておけば、もめ事も減るでしょう。どちらか、または両方が一人暮らしをしたことがない場合は、「何にどれだけお金がかかりそうか」事前にシミュレーションをすることをオススメします。
家事の分担
二人で生活をすると、炊事や洗濯、掃除などの家事の量が単純に二倍になります。同棲生活において、家事負担の偏りゆえにケンカが起こるというのは、よく聞く話です。あらかじめ分担を決めたり、「料理をしなかった人がお皿を洗う」というようなルールを作ったりしておくと良いでしょう。
生活スタイルが合っているか
一緒に生活をする上で、生活スタイルが合っているか否かは重要なポイントです。生活スタイルがあまりにも違う場合は、その彼氏・彼女との同棲は難しいかもしれません。
起床時間や就寝時間、余暇の過ごし方も知っておくと、具体的な生活がイメージしやすいです。生活スタイルが異なる中で同棲をする場合は、間取り選びを工夫すると良いでしょう。
同棲準備の進め方と必要な準備期間
同棲に向けては、お互いの意向や希望を確認しながら賃貸物件を探したり、入居に備えて家具や家電を揃えたりするなど、いろいろと準備をしなければなりません。賃貸物件を探し始めてから入居するまでは、短くても2ヶ月はかかる前提でいると良いでしょう。ただし、準備をする時点における二人の物理的な距離やコミュニケーションの頻度によっても、その期間は多少前後します。
同棲するまでの流れ
同棲の準備をし始めてから、新生活をスタートするまでの大まかな流れは以下のとおりです。
- 賃貸物件の条件を決める
- 賃貸物件を探す
- 賃貸物件を契約する
- 賃貸物件に住んでいる場合は、退去通知をする
- 引越し業者を手配する
- 不要な家具や家電を処分し、新たに必要になるものを購入する
- 引越し、及び入居
同棲をする前の住まいも賃貸物件である場合は、新居が契約でき次第、大家さんに退去通知をしましょう。契約期間中に中途解約をするときは、退去希望日の1ヶ月前までに通知する義務があることが一般的です。ただし、例外もあるので、事前に契約書の記載内容を確認しましょう。
賃貸物件探しは入居希望日の2ヶ月前までに始める
賃貸物件探しは、遅くても入居希望日の2ヶ月前までに始めることをオススメします。二人の希望を考えながら物件を探すこと、二人入居を許可していない物件もあることから、一人暮らしのときよりも時間を要すことが多いでしょう。特に、現在の住まいの契約更新日が近づいている場合は、更新料を払うことにならないよう、計画的に準備を進める必要があります。
親へは事前に挨拶をしておく
同棲をする場合は、事前に双方の親へ挨拶をしておくことが大切です。たとえ社会人になっていたとしても、自分の子どもが見ず知らずの人と同棲していると知れば、親は不安になるでしょう。
特に、将来的に結婚を考えている場合は、この挨拶は必須とも言えます。勝手に同棲をするような相手に対しては、印象も悪くなってしまうでしょう。何かトラブルが発生した場合や連帯保証人を依頼したい場合も、事前に親へ知らせていなければ、頼りにくくなってしまいます。
同棲するために必要なお金とは?
一人暮らしのときと同様、賃貸物件への入居に際しては、初期費用や引越し費用、新居で使う家具や家電の購入費用など、何かとお金がかかります。二人で折半をするにしても、それらの支払いに困らない程度のお金が必要です。
賃貸物件の初期費用
賃貸物件の契約時に支払う初期費用は、家賃の5ヶ月分、またはその前後であることが一般的。同棲用に借りる部屋は、一人暮らしのときよりも広くなったり、数が増えたりするでしょう。そのため、余程グレードを下げない限りは必然的に家賃が上がり、初期費用も高くなります。
引越し費用
引越し費用は、それぞれが自己負担することになるでしょう。単身の引越し費用の目安は4万円前後ですが、距離や荷物の量、時期によっても変動します。引越し先が決まったら早めに見積もりをとるのがオススメです。
例えば、同棲を機に家具や家電を一式買い替える場合は、新居へ持って行く荷物が大幅に減ります。その場合は、引越し業者を使わずに宅急便で送ったり、自分たちで運んだりすれば、節約にもなるでしょう。
家具や家電の購入費用
同棲生活を始めるにあたって新たに購入する可能性が高いものは、ソファやダブルベッド、カーテンなど。10~15万円程度の予算があると安心です。一人暮らしのときは広さに限りがあって置けなかった家具や家電も、リビングスペースができれば置けるようになります。
冷蔵庫や洗濯機、炊飯器、電子レンジなどは、どちらかが使っていたものを使う、という人たちも多いでしょう。まずは生活の基盤を整え、時間やお金に余裕ができたら、少しずつ買い替えていく方が入居時の負担は少ないです。
同棲用の賃貸物件を探し始める前に決めておくこと
二人で話し合いながら、あらかじめエリアと間取り、家賃の上限額などの条件を決めておくことで、賃貸物件探しはスムーズになります。同棲に限らず、賃貸物件探しをする際は、事前に希望する条件と優先順位を整理しておくことが重要です。
エリア
エリアは、双方の職場へのアクセスの良さを念頭に選ぶことが多いでしょう。どちらかが職場から著しく遠いと、出勤時間や帰宅時間に差が出るほか、家事負担にも偏りが出かねません。一緒に過ごせる時間も左右するため、エリア選びは重要です。
おおよそのエリアが定まったら、駅からの距離や商業施設への近さなどを踏まえて、生活しやすい立地を選びましょう。
間取り
二人暮らしに人気がある間取りは、1LDK。リビングを日中くつろげるスペースにし、居室を寝室専用にすれば、多少寝る時間や起きる時間が違っても生活に支障は出にくいです。LDK部分と居室のそれぞれが8畳程度あると、二人でもゆとりをもって暮らせるでしょう。
お互いに個室が欲しい場合や仕事部屋が必要である場合の候補は、2DKや2LDK。ただし、2LDKは家賃相場が上がるので注意が必要です。2DKは、築古の物件も多いため1LDKのものと同等の家賃で探すこともできるでしょう。
家賃の上限額
一般的に家賃は、手取りの30%以内が目安とされています。二人に収入がある場合は、家賃の目安を二人分の手取りの30%以内と置き換えて考えることができます。しかし、そもそも同棲をする目的が結婚費用を貯めることや節約することである場合は、この考えはオススメできません。
また、家賃に応じて初期費用や契約更新時の更新料が変わってきます。特に、初期費用を押さえたい場合は、あらかじめ家賃の上限額を低めに設定しておくと良いでしょう。
その他の希望条件
エリアや間取り、家賃の他にも二人が希望する条件を決め、優先順位をつけておくと候補が絞りやすくなります。二人で暮らすのであれば、収納スペースもそれなりの広さが欲しいところです。洗濯物も増えるので、浴室乾燥機があると便利かもしれません。
二人で暮らす前提に立って生活のしやすさを考慮したり、お互いに譲れない条件を洗い出したりしておきましょう。
同棲用の賃貸物件を探すときの注意点
同棲用の賃貸物件探しでは、一人暮らしのときにはなかった注意点があります。特に、婚約をしていないカップルは、選べる物件の選択肢が少なくなる可能性があるため、注意が必要です。
二人入居が許可されていない物件がある
賃貸物件の中には、そもそも二人以上の入居を許可していない物件があります。これは大家さんの意向によるものであるため、近隣にある似た条件の物件間でも許可の有無は異なります。
不動産ポータルサイトで賃貸物件を検索するときに「二人入居可」の条件を選択したり、不動産屋さんに対して、二人入居可の物件を探している旨を伝えたりすると、スムーズです。
なお、インターネット上では二人入居可となっていなくても、個別に問い合わせしたら二人入居ができた、というケースもあります。1LDKや2DKなど、二人でも住めそうな間取りの場合は、不動産屋さんに直接問い合わせをしてみると良いでしょう。
婚約をしていないと、二人入居を断られる場合がある
二人入居が許可されている賃貸物件であっても、「婚約をしていないカップルの入居は許可しない」という物件もあります。これは、婚約をしていない方が、早々にケンカ別れをして退去してしまうリスクが高いと考えられているためです。大家さんによって考え方は異なるため、物件ごとに確認する必要があるでしょう。
同棲用に借りる賃貸物件は、二人分の収入を前提に借りることが多いため、別れてもなお、どちらかがその物件に住み続ける可能性は低いと言えます。一方で、大家さんとしては、一度入った入居者には、できるだけ長く居住して欲しいと考えるのが一般的です。当然嘘はダメですが、将来を見据えた上での同棲である場合には、婚約している旨を仲介の不動産屋さんに伝えた方が、物件の選択肢は減らないでしょう。
二人が契約者となり、各自連帯保証人を求められる場合がある
賃貸借契約では通常、借主側の契約者は一人であることがほとんどです。同棲の場合であっても、収入が多い一方が契約者となり、その契約者が連帯保証人をつける、というケースが多いでしょう。
ところが、物件によっては二人が契約者となり、それぞれが連帯保証人をつけることもあります。片方の収入だけでは審査が通りにくかったり、大家さんが家賃滞納のリスクを危惧したりする場合にこうした形がとられます。特に制約がない場合、連帯保証人は別居をしていて一定の支払い能力を有す親族や友人、知人に頼むことが可能です。
なお、連帯保証人を頼む人がいない場合や連帯保証人をつけたくない場合は、一定の費用を支払って保証会社を利用するという選択肢があります。ただし、全ての物件で利用できるわけではないため、物件検索時に「保証人不要」を選択しておくと良いでしょう。最近では、保証会社の利用を入居条件としている物件も増えてきています。
まとめ
一緒に暮らし始めてから後悔をすることがないよう、同棲の準備は丁寧に進めることが大切です。彼氏・彼女と家事や金銭面の負担割合などを決めた上で、お互いの希望を擦り合わせながら賃貸物件探しをしましょう。
同棲用の賃貸物件探しは、一人暮らしの場合よりも時間がかかります。二人が納得した物件に入居できるよう、時間に余裕をもって物件探しを始めましょう。
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