賃貸物件の仲介手数料は交渉可能?値下げできる交渉術と注意点をご紹介
仲介手数料とは
不動産屋とは
仲介手数料とは不動産屋さんが賃貸マンションやアパートの物件のご提案をしたりお部屋を案内することに対して支払う手数料のことです。 大家さんとお客さんの間を仲介するため仲介手数料と言われています。
仲介手数料の相場
仲介手数料の相場としては家賃の1.1ヶ月分(家賃1ヶ月分+税)になります。 なお、最近では仲介手数料を最初から割引している不動産屋さんやそもそも仲介手数料が無料の不動産屋さんも出てきています。 例えば、この賃貸仲介業界で大手であるミニミニやエイブルは家賃の半月である0.55ヶ月分(0.5ヶ月+税)で物件をご紹介しています。 しかし、この基準は物件や不動産屋さんによって異なるため、事前に確認することが大切です。
- OHEYAGOの場合
OHEYAGOで掲載している物件は仲介手数料が全て50%以上OFFとなっており、仲介手数料無料の物件も複数取り扱っています。 OHEYAGOが安い理由はお部屋探しから契約までお部屋探しを全てネット上で完結できるためその分費用を抑えることができ、そのお金を仲介手数料の割引に還元しています。
仲介手数料は値引き交渉ができるのか
値引き交渉は可能
どの不動産屋さんでも仲介手数料の交渉自体は可能です。 敷金や礼金と違い、仲介手数料は大家さんではなく不動産屋さんに支払う金額になるので、不動産屋さんの裁量で金額の変更が可能です。 ただ、仲介手数料はそのまま不動産屋さんの主な利益源となるため、過度な値引きは難しいのが現状です。
値引き交渉は気軽に行って問題なし
値引き交渉はどこでも可能とはいえ、営業に対し本来提案される側のこちらから交渉を持ちかけるのは気が引けるかと思います。 しかし、車のディーラーや家電量販店と同じで他の競合他社に行ってしまうくらいであれば値引きは歓迎です。 むしろそれがその不動産屋さんでお部屋を決める決定打になるのであれば不動産屋さんからも嬉しい場合が多いです。 どの程度まで値引きができるのか相場感が分からない場合は複数の不動産屋さんに相見積もりをとって仲介手数料の記載部分を確認してみましょう。
最初から割引されている不動産屋さんもある
値引きは基本的に仲介手数料が家賃の1.1ヶ月分(100%)の時に20%OFFや半額まで値引きことが多いです。 しかし、不動産屋さんによっては最初から50%OFFや中には100%OFF(無料)で最初から物件を紹介している不動産屋さんもあります。 その場合は最初から値引きした上で表示していることが多く、お得にお部屋を探したい、もしくは交渉は苦手という方にもオススメです。 「なぜ仲介手数料が無料なの?」といった疑問があるかもしれませんが、基本的にはその代わりに大家さんから紹介料を貰っているなどが理由になります。 しかし、仲介手数料無料の裏には実はリスクがある場合もあります。そのからくりについては別記事でご紹介しています。
関連記事:【賃貸】仲介手数料無料の物件には実はデメリットも!安い仕組みとお部屋探しのコツをご紹介
- OHEYAGOの場合
OHEYAGOで掲載している賃料8万円以上の物件は全て仲介手数料が50%以上OFF(0.55ヶ月分以下)となっており、仲介手数料が0円の物件も複数取り扱っています。 OHEYAGOが安い理由はお部屋探しから契約までお部屋探しを全てネット上で完結できるためその分費用を抑えることができ、そのお金を仲介手数料の割引に還元しているからです。
交渉が成功しやすくなるコツ
いざ交渉をしようとしてもコツがわかっていないと失敗に終わってしまうことがあります。 お得に入居するためにコツをしっかり把握しておきましょう。
相見積もりする
不動産屋さんが紹介できる物件は実はどの不動産屋もほとんど変わりません。そのため気になった物件があればその物件を複数の不動産屋さんに持ち込みして仲介手数料を比較することで、最も仲介手数料の安い不動産屋さんを探すことができます。
時期を選ぶ
お部屋探しにも繁忙期と閑散期があります。 就職や転勤の多い4月や11月の直前である1-3月や9-10月が繁忙期となります。 この時期は次々申込が入るため、交渉が難しくなります。 しかし、逆に雨や猛暑によって引っ越しする人が少なくなる6-8月は閑散期となりお客さんも減るため、交渉にのってくれる確率が高くなります。
金額を契約の決め手にする
前述しましたが、車のディーラーや家電量販店と同じで他の競合他社に行ってしまうくらいであれば不動産屋さんも値引きは歓迎です。 ただ闇雲に「この物件とその物件とあの物件も安くして欲しい」などとりあえず値下げ交渉をするとお部屋を決めるつもりがないのに自分の要望ばかり伝えてくる人として、不人気物件(入居者が決まらないので大家さんから多めに仲介手数料が貰えることからお客さんには安く提供できる物件)の紹介をされる可能性があるなどお互いにとってデメリットなやりとりになってしまいます。 値下げは不動産屋さんにとっても最終手段のため、「どうしてもこの物件がいいけど、〇〇円だけ予算オーバーしてしまう。この分を割り引いてもらえないか」とそれが契約の決め手になることを伝えましょう。
申込前までに交渉する
交渉のタイミングは申込を行う前までにしましょう。 申込後はその方の審査の可否が確定するまで他のお客様の申込を断ることが多いです。 しかし、そんな中で申し込み後や特に審査後に「値引きできなければこの物件はキャンセルする」といった後出しをすると他のお客さんにも管理会社や大家さんにも迷惑をかけてしまいます。 よって、トラブルや心証の悪さを回避するためにも申込を行う前に交渉はしましょう。
値引きされやすい物件を狙う
不動産屋さんによっては管理会社がグループ会社のことがあります。つまりグループ企業内で物件の管理から仲介まで一貫しています。
その場合は自社管理の物件に他社管理の物件より早く入居者を見つけるために仲介手数料の値引き含め、様々な相談にのってくれやすいです。
仲介手数料以外で初期費用を安く抑える方法
敷金礼金なしの物件を選ぶ
初期費用の約3割を占める敷金礼金ですが、最近では敷金礼金どちらかが0円もしくはどちらも0円の物件も多く募集されています。
OHEYAGOで確認したところ、東京都内で敷金礼金が0円の物件は6299件でした。(2023年4月現在)
また、敷金は退去時に戻ってくるお金のため、まずは礼金0円の物件を探してみましょう。
フリーレント付きの物件を選ぶ
フリーレントとは一定の期間家賃が無料でお部屋を借りられることです。
よくある例は1ヶ月分の家賃無料ですが、中には3ヶ月が無料になる物件もあります。
注意点として短期で解約すると違約金としてフリーレント期間分の家賃を支払う必要があるため、半年から1年以上入居することが前提となります。
仲介手数料以外の項目も交渉する
仲介手数料以外にも不動産屋さん経由で大家さんに相談すれば金額が安くなる項目があります。 例えば上記であげた敷金や礼金もその一つです。
項目の一覧については下記の記事でご紹介していますのでご参考ください。
関連記事:賃貸物件の初期費用は交渉できる?値下げが可能な項目を宅建士がご紹介
よくある質問
値引きが可能なら営業側からその旨を話してこないの?
値引き交渉はほぼ可能でも実際に値引きできるか営業の一存ではなく、その時々の方針もあります。 よって、確証もないのに営業から「値引きできるかもしれませんよ」と提言することはほとんどありません。
本当に仲介手数料の値引き交渉をしても失礼にならない?
非常に気にされるお客さんが多いですが、失礼にはなりません。 逆に入居してくれるのであれば値引き交渉を歓迎する不動産屋の方が多いです。 お互いにとってメリットになるので、気軽に交渉してみましょう。
直接交渉するのは苦手だけど値引きはして欲しい
対面での交渉が苦手な場合はメールでも全く問題ありません。 要点である「自身の予算」と「希望の金額」と「物件名」と「決め手であること」を文章内に入れましょう。
賃貸ではなく売買の場合も交渉は可能?
本記事では賃貸について取り扱ってきましたが、戸建てなどの売買でも交渉は可能です。
仲介手数料は法律で購入金額が400万円以上の場合「購入金額×3%+消費税」と決まっています。
金額が大きくなる分、仲介手数料も大きくなるため積極的に交渉しましょう。
まとめ
仲介手数料は初期費用の中でも値下げ交渉のしやすい項目です。
また、その金額も家賃が80,000円であれば本来は88,000円の手数料となりますが、これが44,000円や0円になるかもしれないとお財布にかなり優しくなります。
値引き交渉はどこでも当たり前に行われており、不動産屋さん側からも歓迎されます。上記のコツを抑えて交渉を成功させましょう。
もし交渉ができなかった場合でも仲介手数料の安い不動産屋さんにその物件を持ち込むことで費用を抑えることができます。
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物件の検索から内見予約、契約までをオンライン上で行うことができます。
内見も営業なしのセルフ内見です。そのため採寸のためなどお客様のご希望がない限りスタッフはお部屋の外でお待ちしております。
その分無駄を省くことができ、仲介手数料は0円~からご紹介しております。
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