年収600万円の家賃相場は？東京都のエリア別に入居候補の間取りをご紹介
年収600万円の家賃相場
家賃相場は月13.3万円ほど
家賃相場ですが、基本的に手取りの1/3以下が無理なく支払える金額と言われています。 手取りの目安の上限は給与の8割ほどとなるため年収600万円の場合は6,000,000÷12(ヶ月)×0.8(税金など)÷3＝約133,000(円)となります。 上限が13.3万円であるため、家賃12万円くらいに抑えておくと無難です。
審査には他の基準もある
年収から計算する家賃相場のあくまで目安になります。 そのため審査では家賃が13.3万円を超えているからといって必ず審査に通らない訳ではありません。その他の属性（正社員かどうか、頻繁に転職を繰り返していないか、滞納歴がないか、など）も考慮して総合的に判断されます。 仮に個人の手取りが足りていなくてもカップルや夫婦の場合は収入を合算した世帯年収での審査が可能な物件等もあります。
年収ごとの家賃目安一覧
基本的に年収が100万円増減すると家賃の余裕も2万円ほど変わります。
| 年収 | 月の手取り（年収/12*0.8) | 家賃目安（月の手取り/3） |
|---|---|---|
| 300万円 | 約20万円 | 約6.6万円 |
| 400万円 | 約26万円 | 約8.8万円 |
| 500万円 | 約33万円 | 約11.1万円 |
| 600万円 | 約40万円 | 約13.3万円 |
| 700万円 | 約46万円 | 約15.56万円 |
| 800万円 | 約53万円 | 約17.78万円 |
| 900万円 | 約60万円 | 約20.00万円 |
| 1000万円 | 約66万円 | 約22.22万円 |
一人暮らしの家賃目安
快適な居住面積
国土交通省が公表している「誘導居住面積水準及び最低居住面積水準」では単身で入居する場合に必要とされる面積は下記のようになっています。
| 種別 | 必要面積 | |
|---|---|---|
| 最低居住面積基準 （生活する上で最低限の居住面積） |
25㎡ | |
| 誘導面積基準 （快適な居住面積） |
都市居住型 | 40㎡ |
| 誘導面積基準 （快適な居住面積） |
一般型 | 55㎡ |
出典：住生活基本計画（全国計画）における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準 国土交通省
1R・1K・1DK
年収600万円の家賃目安は13.3万円となっていますが、47都道府県で最も家賃相場の高い東京都(23区)だと一人暮らしに適した各間取りの家賃相場は下記のようになります。
データはOHEYAGOに掲載されている物件情報とイタンジBBに掲載されている物件情報から独自に算出しています。おとり物件を含まず、募集中の物件のみにしぼった情報です。（2023年8月現在）
| 間取り | 家賃相場（東京23区） | 家賃相場（最も高い区） | 家賃相場（最も安い区） |
|---|---|---|---|
| 1R(ワンルーム)・1K・1DK | 約9.44万円 | 約12.1万円(千代田区) | 約7.5万円(江戸川・葛飾区) |
1例ではありますが、家賃が13.3万円で入居できる千代田区・江戸川区の物件は下記のような物件になります。 結論としては千代田区では快適な居住面積を確保できる物件はほとんどなく、江戸川区は築年数や駅からの距離など他の条件より面積を優先すれば誘導面積基準を超える物件も見受けられました。 他の物件やさらに細かい条件で絞り込みたい場合は下記のリンクから物件を探してみてください。
千代田区
| 賃料 | 間取り | 面積 | 築年数 | 最寄りからの距離 |
| 12.7万円 | 1DK | 34.99㎡ | 16年 | 4分 |
| 12.9万円 | 1R | 31.20㎡ | 18年 | 3分 |
| 11.9万円 | 1K | 33.21㎡ | 2年 | 4分 |
江戸川区
| 賃料 | 間取り | 面積 | 築年数 | 最寄りからの距離 |
| 8.9万円 | 1DK | 40.62㎡ | 27年 | 26分 |
| 10.0万円 | 1K | 40.02㎡ | 39年 | 7分 |
| 9.0万円 | 1K | 45.54㎡ | 5年 | 15分 |
同棲の家賃目安
快適な居住面積
こちらも国土交通省が公表している「誘導居住面積水準及び最低居住面積水準」では単身で入居する場合に必要とされる面積は下記のようになっています。
| 種別 | 必要面積 | |
|---|---|---|
| 最低居住面積基準 （生活する上で最低限の居住面積） |
30㎡ | |
| 誘導面積基準 （快適な居住面積） |
都市居住型 | 55㎡ |
| 誘導面積基準 （快適な居住面積） |
一般型 | 75㎡ |
出典：住生活基本計画（全国計画）における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準 国土交通省
1LDK・2K・2DK
年収600万円の家賃目安は13.3万円となっていますが、47都道府県で最も家賃相場の高い東京都(23区)だと2人暮らしに適した各間取りの家賃相場は下記のようになります。 データはOHEYAGOに掲載されている物件情報とイタンジBBに掲載されている物件情報から独自に算出しています。おとり物件を含まず、募集中の物件のみにしぼった情報です。（2023年8月現在）
| 間取り | 家賃相場（東京23区） | 家賃相場（最も高い区） | 家賃相場（最も安い区） |
|---|---|---|---|
| 1LDK・2K・2DK | 約14.79万円 | 約24.2万円(港区) | 約9.9万円(江戸川・葛飾区) |
1例ではありますが、家賃が13.3万円で入居できる千代田区・江戸川区の物件は下記のような物件になります。 結論としては港区では快適な居住面積を確保できる物件はなく、江戸川区は築年数や駅からの距離など他の条件より面積を優先すれば誘導面積基準を超える物件も見受けられました。 他の物件やさらに細かい条件で絞り込みたい場合は下記のリンクから物件を探してみてください。
港区
| 賃料 | 間取り | 面積 | 築年数 | 最寄りからの距離 |
| 13.0万円 | 1LDK | 45.72㎡ | 45年 | 5分 |
| 12.8万円 | 1LDK | 40.02㎡ | 40年 | 9分 |
| 13.0万円|1LDK | 35.00㎡ | 35年 | 6分 |
江戸川区
| 賃料 | 間取り | 面積 | 築年数 | 最寄りからの距離 |
| 11.9万円 | 2DK | 63.28㎡ | 32年 | 21分 |
| 10.9万円 | 2DK | 58.45㎡ | 20年 | 1分 |
| 9.0万円 | 2DK | 55.91㎡ | 20年 | 31分 |
ファミリーの家賃目安
快適な居住面積
こちらも国土交通省が公表している「誘導居住面積水準及び最低居住面積水準」では単身で入居する場合に必要とされる面積は下記のようになっています。 子どもの数によって必要面積が異なりますが、子ども人数の計算方法は３歳未満の者は 0.25 人、３歳以上６歳未満の者は 0.5 人、６歳以上 10 歳未満の者は 0.75 人として算定されています。 つまり大人2人、3歳児が2人の場合は実際には4人家族でも算定上は3人家族となります。
| 種別 | 必要面積(3人) | 必要面積(4人) | |
|---|---|---|---|
| 最低居住面積基準 （生活する上で最低限の居住面積） |
40㎡ | 50㎡ | |
| 誘導面積基準 （快適な居住面積） |
都市居住型 | 75㎡ | 95㎡ |
| 誘導面積基準 （快適な居住面積） |
一般型 | 100㎡ | 125㎡ |
出典：住生活基本計画（全国計画）における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準 国土交通省
2LDK・3K・3DK
年収600万円の家賃目安は13.3万円となっていますが、47都道府県で最も家賃相場の高い東京都(23区)だとファミリー層に適した各間取りの家賃相場は下記のようになります。 データはOHEYAGOに掲載されている物件情報とイタンジBBに掲載されている物件情報から独自に算出しています。おとり物件を含まず、募集中の物件のみにしぼった情報です。（2023年8月現在）
| 間取り | 家賃相場（東京23区） | 家賃相場（最も高い区） | 家賃相場（最も安い区） |
|---|---|---|---|
| 2LDK・3K・3DK | 約22.33万円 | 約41.1万円(港区) | 約12.9万円(江戸川区) |
1例ではありますが、家賃が13.3万円で入居できる千代田区・江戸川区の物件は下記のような物件になります。 結論としては港区では現在募集中の2LDK以上の物件が最低でも家賃は15.0万円からとなっていました。江戸川区では物件自体の募集はあるものの、誘導面積基準を超える物件はありませんでした。 他の物件やさらに細かい条件で絞り込みたい場合は下記のリンクから物件を探してみてください。
江戸川区
| 賃料 | 間取り | 面積 | 築年数 | 最寄りからの距離 |
| 12.0万円 | 2LDK | 70.6㎡ | 19年 | 18分 |
| 11.0万円 | 2LDK | 66.65㎡ | 9年 | 13分 |
| 12.5万円 | 2LDK | 61.93㎡ | 23年 | 11分 |
まとめ
年収600万円の場合、東京都内では一部のエリアを除き、一人暮らしであればお部屋探しは消去法ではなく、ある程度自身の希望に合わせた物件を見つけることができます。 そのため、関東圏や地方での入居を検討している場合はより選択肢が広がってきます。 また同棲やファミリーでの入居となると年収600万では入居できる範囲が絞られてきます。夫婦で共働きの場合は収入を合算しての審査が可能なことも多々ありますので審査が不安な場合は不動産屋さんに相談してみましょう。
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