新大学生・新社会人の物件探しはいつからが正解?2ヶ月前から始めるべき理由を徹底解説
物件探しは2ヶ月前から始めるべき
4月から新大学生・新社会人になる人の物件探しは、引越しをする2か月前から始めることをオススメします。 引越しする2か月以上前から探し始めても、内見に行く前に他の人で決まってしまうことがあります。
また、引越し直前に探し始めても良い物件は既に決まっていることが多く、気に入る物件が見つかる可能性は低くなります。 物件探しのタイミングとしてちょうど良いのは、引越しをする2か月前くらいから探し始めると納得のいく物件を決めることができるでしょう。 次からは、物件探しから入居までの流れやスケジュールについて解説していきます。
物件探しから引っ越しまでの流れ
物件探しから引越しまでの流れはどのようになっているのでしょうか。 ここでは、今住んでいる物件の解約や新居に入居するまでの流れについて5つのステップにわけて順番に解説していきます。
ステップ①:物件探しを始める
物件探しは、入居予定日の2か月前くらいからがベストです。 次に住む物件のエリアや家賃、間取りなどの希望条件をある程度絞ってから物件を探しましょう。 ある程度で構いませんので、条件を絞ってから物件を探さないと、決まるまでに時間がかかってしまうおそれがあります。 ご自身でインターネットを使って物件を探すのも良いですし、不動産屋さんに相談して探すのも良いでしょう。
ステップ②:物件の内見をする
気になる物件が見つかったら、お部屋を決めるために実際に内見に行きましょう。 「良さそうなお部屋だなと思っていたけど、実際にお部屋を見てみたら思っていたのと少し違った」ということをなくすためにも、必ず内見は行いましょう。 内見に行く際は、置きたい家具や家電が収納できるかを確認するためにメジャーを持っていくと便利です。 基本的には不動産屋さんに物件の案内をしてもらいますが、新しい内見の形として、セルフ内見やオンライン内見ができるケースも増えています。 入居してから後悔しないためにも、必ず内見をすることをオススメします。
ステップ③:入居の申し込みをする・現部屋の解約連絡をする
お部屋の内見をして「住みたい」という意思が固まったら、お部屋の入居申込をしましょう。 しかし、迷ってその日のうちに決めきれないという人も少なくないと考えられます。 繁忙期でなければ特に問題はないのですが、1~3月の繁忙期は次から次へとお部屋が決まっていく時期なので、迷っている間に他の人が先に申し込む可能性もあります。 お部屋探しをする人がとても多い時期なので、注意が必要です。 また、お部屋が決まれば今住んでいるお部屋の解約連絡を、管理会社にしましょう。基本的には、新居への入居日を考慮した日にちを解約日とすることが多いです。
ステップ④:入居審査して、賃貸物件の契約
入居申込が済んだら、入居審査に進みます。入居申込書をもとに、勤務形態や勤務年数、年収、仕事内容などさまざまな角度から審査を行います。 入居審査が通れば、契約です。 重要事項説明を確認し、契約内容に問題がないと判断したら契約書に記入・押印して、契約成立となります。
ステップ⑤:引越し準備をして引越し、入居
賃貸借契約が終われば、引越しの準備を着々と進めていきます。引越しまで日にちがあるからといって後回しにせず、できるだけ早めに取り掛かるのが無難です。 引越しをするまでの間に、電気・ガス・水道などのライフラインの連絡や役所関係などへの手続きも進めておきましょう。 ガス開栓の立ち合いや荷入れが終われば、引越し完了です。 住所変更などの各種手続きを忘れないようにしましょう。
物件決め〜入居までのスケジュール例
ここまで物件探しから引越しまでの流れについて紹介してきました。ここでは、それぞれどの時期に何をするかのスケジュールについて、下記表にまとめました。
内容 | 時期・タイミング |
---|---|
ステップ①ある程度の条件を決めて、物件探しを始める | 引越しの1.5~2か月前 |
ステップ②気になるお部屋の内見に行く | 引越しの1~1.5カ月前 |
ステップ③入居申込、入居審査、現住居の解約連絡 | 引越しの1カ月前 |
ステップ④賃貸借契約の締結 | 引越しの0.5~1カ月前 |
ステップ⑤荷造りなどの引越し準備 | 引越しの1~2週間前 |
4月から新しい生活をスタートさせるためには、3月中には引越しをしておきたいですよね。 早ければ物件探しから入居まで1~2週間ほどで可能な場合もありますが、それぞれのステップに余裕がないので、オススメはできません。 引越しをするのなら、自分が気に入る物件に住みたいものです。
そのためには、引越しする2か月前くらいから物件探しを始めることがポイントです。 ぜひ、上記スケジュール例を参考にしてください。
物件探しの際には、条件をまず決めよう
引越しをする際は、まずはどういった物件に住みたいかの条件を決めることが大切です。 ただなんとなく探すのではなく、条件を決めて絞りこんで探したほうが自分の理想の物件に出会える確率がグッと高まります。
いくつもある自分の条件の中で、優先順位をつけて妥協できるポイント、必ずおさえておきたいポイントをあらかじめ決めておきましょう。 物件探しをするときにどういった条件で物件を探せば良いのか、主なものを以下にまとめました。
- 家賃
- 間取り
- エリア
- 設備
- 初期費用
- 最寄駅までの距離
- バス停までの距離
- 通学・通勤にかかる時間
- 近隣にスーパー・コンビニがあるか
- 物件の構造(木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造)
- 女性なら夜道が暗い道ではないかも確認
- 日当たりの良さ
- バス・トイレが一緒でも良いか
- キッチンの広さや高さ
- セキュリティ面(オートロックやモニターインターホンがついているか)
- 耐震基準が改正された1981年6月1日以降の建物かどうか
- 物件周辺の騒音や治安
- 収納は足りるかどうか
- 駐車場や駐輪場の有無
- エレベーターか階段か
あくまで一例なので、他にも条件はあり、探す人によって異なります。 妥協できる条件と妥協できない条件を書きだして、優先順位をつけて物件探しをしましょう。そうすることで、理想のお部屋に近付いていけるはずです。
実際に不動産屋に行くときに注意するべきこと
不動産屋さんに行くときに注意するべきこととして、ここでは5つお伝えします。 いずれも大切なことなので、ぜひ、参考にしてください。
注意点①入居予定日は明確にしておくこと
ある程度の入居日を決めておく必要があります。 引越しを検討している人は「いつまでに引越したい」と決まっている場合が多いです。
しかし、稀に「良い物件が見つかり次第で引越したい」「半年後に引越したい」という人がいます。 そのような人には不動産屋さんも真剣に取り合ってくれないケースもあります。 入居予定日が決まっている人だと引越しの本気度が伝わって、不動産屋さんも真剣にお部屋探しのお手伝いをしてくれることでしょう。
注意点②予約をしてから訪問した方が良い
不動産屋さんに行くときは、あらかじめ予約を入れてから訪問した方が良いです。 もちろん飛び込みでお店に入って、部屋探しをするのも良いのですが、1~3月の繁忙期だと接客してもらうまでに長い時間、待たされるおそれがあります。
それに、気になった物件を管理している不動産屋さんが休みの場合や大家さんと連絡がとれないこともありますので、そうなると不動産屋さんに行っても時間の無駄で終わってしまいます。
注意点③希望の条件をある程度決めてから行く
ある程度の希望条件を決めてから不動産屋さんに行くことで、時間を無駄にすることなく内見に行くことができます。特に何も考えていない状態で訪問しても、不動産屋さんも希望の物件を探しだすまでに時間がかかりますし、結局見つからない場合もあります。
先に条件を考えてから行くことで、お互いの時間のロスを防げます。
注意点④こちらの情報をしっかりと伝える
不動産屋さんに行くときは、こちらの情報をしっかりと伝えるようにしましょう。 例えば、 ・本当はペットを飼っているのに、飼っていないと伝える ・本当は同棲しようと考えているけど、一人暮らしを予定していると伝える など、事実とは異なることを伝えると後々トラブルになるおそれがあります。 先にこちらの情報を正しく伝えておくことで、その条件の中で合う物件を提案してくれますので、しっかりと伝えるようにしましょう。
注意点⑤清潔感のある服装で行くこと
不動産屋さんに行くときは、なるべく清潔感のある服装で行くようにしましょう。 お部屋を借りるときには入居審査があります。入居申込書で判断するだけでなく、服装や人柄などもチェックしています。
部屋を貸している家主からすると、入居してからトラブルを起こされることを嫌います。なるべく清潔感がある普通の人に貸したいものです。 不動産屋さんに行くときは、服装も見られていることも意識しておきましょう。
大学生・新社会人は要注意
4月から新しく大学生や社会人になる人が、新居を探すときに注意すべきポイントについて解説します。 知っておくだけで物件探しのときに役に立つと思いますので、ぜひ参考にしてください。
内見のときに見るべきポイント4選
ポイント①間取りの確認
内見するときには必ずお部屋の間取り図面を持っていくようにしましょう。 間取り図面に部屋の寸法を書き込むことができるので、内見が終わってから家具家電の配置を考えるときに役立ちます。 ごくまれに間取り図面と実際のお部屋が異なる場合があるので、注意が必要です。
ポイント②湿気の確認
お部屋の中に湿気がこもりやすいかどうかも確認しておくと良いでしょう。 押し入れやクローゼットの奥、窓枠などを確認してカビや結露の跡がないかを確認します。
梅雨時期でもないのにカビが生えていると、梅雨時期には大変なことになるおそれがあります。室内にカビが生えている状態は体に良くありません。 見落としがちですが、内見時に見るべきポイントです。
ポイント③携帯の電波状況の確認
携帯電話での通話やネット環境の確認は必須です。 気に入ったお部屋でも通話やネットが繋がりにくいと、住んでいてストレスがかかります。 鉄筋コンクリート造のマンションや地下の部屋、住宅回りを大型の建物に囲まれているような物件は特に注意が必要です。
1~3月は物件の動きが激しい
不動産会社の繁忙期は、1~3月です。 なぜなら、新年度に向けて新大学生や新社会人、転勤予定者の引越しが3月から4月上旬に集中しているためです。 年が明けたら一気に物件の動きが激しくなり、物件の問い合わせや来店が多くなります。
通常の月だとお部屋を探す人もゆっくり探したり、内見後にじっくりと検討したりすることができますが、1~3月だと難しいです。 次から次へとお部屋が決まっていくので、決断を急がないと気に入ったお部屋が他の人で決まるなんてことはよくあります。
慣れない物件探しでいろいろ考えたり、相談したりしたいと思います。 不動産屋さん以外で相談したい親や友人がいる場合は、内見に付き合ってもらって一緒に判断をすると早いでしょう。
まとめ
この記事では、賃貸物件を探し始めてから入居するまでの流れとスケジュール、物件探しの注意点などについて解説してきました。 簡単に要点をまとめます。
- 不動産屋さんの繁忙期は1~3月で、早めに決断しないと良い物件は先に決まってしまう
- 物件を探し始めるのは、入居する2か月前くらいからがベスト
- 希望の条件に優先順位をつけて考えること
新入生や新社会人にとって物件探しは慣れていない場合がほとんどでしょう。 ぜひこの記事を参考に、自分の希望条件に合う物件を見つけて、新生活をお楽しみください。
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