新社会人に聞いた!賃貸物件探しで困ったこととは?対応や対策も紹介
- 賃貸物件探しから契約、引越し、入居において困ったこととは?
- 賃貸物件に入居後、実際にあったトラブルとは?
- 想定外の困りごとやトラブルを防ぐためにできることとは?
- トラブルが起きてしまった場合の対処方法
- まとめ
- セルフ内見ならOHEYAGO(オヘヤゴー)
賃貸物件探しから契約、引越し、入居において困ったこととは?
2021年春に株式会社GA technologiesグループ(東証マザーズ上場、港区六本木)に入社した82名の新社会人を対象に、賃貸物件探しに関するアンケート調査を実施しました。その内、「賃貸物件探しから契約、引越し、入居後において困ったこと」に対する回答をご紹介します。
新社会人のアンケート結果を発表
7つの選択肢から該当するものを全て選択してもらった結果は以下のとおりです。この結果から、実に多くの人が賃貸物件探しにおいて何かしら困ったことがあった、ということが分かります。
初期費用が高い
全体の35%の人が困ったことは、初期費用の高さ。一般的には、賃貸物件の契約時に発生する初期費用は、家賃の5ヶ月分またはその前後です。そもそも初期費用について把握していなかったり、目安額を知らなかったりすれば想定以上の支出となり、支払いに困ってしまうでしょう。
物件の選択肢が限られている
不動産ポータルサイトで自分の希望条件を入力して検索した結果、「物件の選択肢が少なかった」と答えた人は全体の28%。4人に1人以上が同様に感じていたことが分かりました。物件候補が少ない場合、その原因は「希望条件を入れすぎている」、「希望する家賃が相場と乖離している」もしくは「そのエリアの物件数が少ない」のいずれかであることがほとんどです。
希望条件が多ければ多い程、物件の選択肢は少なくなります。物件検索時は一定の希望条件を入力することも大切ですが、最初から選択肢を狭めすぎないように注意が必要です。家賃設定を誤っている場合やエリアを限定しすぎている場合も選択肢が限られてしまいます。
不動産屋さんに行くのが面倒
「不動産屋さんに行くのが面倒」と答えた人も全体の28%でした。相談に行くときも契約時も、ある程度まとまった時間が必要であることや内見も複数件に及べば、それだけで半日前後の時間がかかることが要因であると考えられます。時間に余裕がない場合や遠方に住んでいる場合は、不動産屋さんに行くことすら面倒に感じるのも納得です。
引越しが大変
引越しの大変さは、一度経験すれば誰もが痛感することでしょう。新社会人であっても、学生時代に一人暮らしをしていた場合は、家具や家電が一式揃っている上で引っ越さなければなりません。引越し業者に依頼する場合も、限られた時間の中で荷造りをし、旧居の退去立会いをし、新居で荷解きをするのは時間も労力も使います。
契約手続きが面倒
賃貸物件の契約時は、重要事項の説明を受け、契約書の内容を確認して署名捺印をしたり、火災保険や保証会社への加入手続きをしたりといくつもやることがあります。専門用語が多く含まれる説明を受けたり、手書きで複数の書類を書いたり、不動産屋さんに何回も足を運ぶことにわずらわしさを覚える人もいるでしょう。
気に入った物件が「おとり物件」
気に入った物件があったと思ったら、「おとり物件」で契約どころか内見もできなかった、というケース。おとり物件とは、実際には入居募集をしていない好条件の物件を「客寄せのため」に、インターネットサイトに掲載しているものを指します。内見当日になってから、「入居者が決まったので案内できない」と説明し、別の物件を紹介するというのがよくあるパターンです。
ただし、ネット掲載物件の中には、意図せずおとり物件のようになってしまうものもあります。入居者の募集終了後、情報反映に時間がかかってしまった場合や更新作業そのものが漏れてしまった場合など。
入居前のイメージと違って後悔
実際に住んでみたら「日当たりが悪かった」「周囲に飲食店がなくて不便だった」「駅からの徒歩時間が表示よりも長かった」など、入居前のイメージと違っていて後悔したという声がいくつも聞かれました。これらの原因として考えられるのは、「内見時の確認が不足している」、または「そもそも内見をしていない」ということ。自分が実際に生活することをイメージしながら内見をするのとしないのとでは、入居前のイメージと現実にギャップが生まれてしまうでしょう。
賃貸物件に入居後、実際にあったトラブルとは?
新社会人に向けたアンケートでは、上記7項目の選択に加えて、困ったことやトラブルを自由に回答してもらいました。そこで浮かび上がったのが、入居後のトラブル。一見たまたま起こってしまったように見えますが、契約前や入居前の確認をしっかり行っていれば、どちらも防げたかもしれません。
立て続けに水回りのトラブルが起きた
築古物件に入居をしたら、「入居後に水回りのトラブルが相次いだ」というケース。トイレの水が流れなくなったり止まらなくなったり、浴室の排水が詰まってリビングが浸水したりと、耳を疑いたくなる事象が立て続けに起こったとのこと。
特に、築古物件でリフォームをしていない物件や空室期間が長い物件は、設備の老朽化に注意が必要です。必ずしも、前の入居者が適切に管理をしていたり、退去のタイミングで修繕やクリーニングが適切に行われていたりするとは限らないのです。
近隣住戸からの騒音に悩まされた
アパートやマンションなどの集合住宅でよくあるのが騒音トラブル。真上や両隣の部屋からの生活音や足音、話し声があまりにも聞こえてくる場合は、日常生活を送る上でストレスにもなりかねません。音に敏感な人は特に、防音性の高さや壁の厚さを事前に確認する必要があります。
想定外の困りごとやトラブルを防ぐためにできることとは?
物件探しを始めるときには想定していなかった、困りごとやトラブル。その多くは、以下に挙げることを理解したり実践したりするだけで、未然に防げるでしょう。
初期費用の金額は申し込み前によく確認する
家賃の5ヶ月分前後と言われている初期費用に含まれるのは、敷金と礼金、仲介手数料、前家賃と日割り家賃、火災保険料、鍵交換費用、保証会社利用料です。敷金や礼金、仲介手数料は物件や不動産会社によってはかからなかったり、割引をしていたりするものもあります。保証会社利用料は、連帯保証人に代わって保証会社を利用する場合にかかるものです。
賃貸物件の契約に伴う初期費用と同時期に支払うことになるのが、引越し費用。初めての一人暮らしの場合は家具・家電の購入費用もかかります。つまり、入居前の支払いで困らないためには、賃貸物件契約時の初期費用と引越し費用、家具・家電の購入費用の金額をあらかじめ確認したり見積もったりしておく必要があるのです。
各費用の詳細や目安額については、以下の記事を参考にしてみてください。
参考記事:一人暮らしの初期費用を安く抑えるコツは?費用内訳や目安と共に解説
希望条件や優先順位を明確にしてから候補を絞る
物件探しをする際は、自分が希望する条件を洗い出し、それらを「絶対に外せない条件」と「あったら嬉しい条件」に分類します。そして後者の条件には、あらかじめ優先順位をつけておきましょう。
最初から条件をたくさん入れると、候補が減ってしまい、十分な比較ができません。ポータルサイトでの検索時はまず、絶対に外せない条件のみを入れて検索することをオススメします。その後、優先順位の高いものから少しずつ希望条件を増やして候補を絞るようにしましょう。
オンライン内見を含め、必ず内見をする
内見は、間取り図や物件写真からは読み取れない、物件の詳細情報を知れる重要な機会です。通常の内見かオンライン内見、セルフ内見にかかわらず、可能な限り内見はするようにしましょう。居住中やリフォーム中などの理由で内見ができない場合は、同じ建物の別部屋を案内してもらったり、不動産屋さんに物件情報を細かく尋ねたりするだけでも「想定外のこと」が起こるリスクを減らせます。
オンライン内見とは、自分の代わりに現地へ行っている不動産屋さんにリアルタイムで物件内を案内してもらったり、気になる箇所をその場で確認してもらったりすること。遠方からの引越しをする人や内見へ行く時間がない人に、特にオススメです。
セルフ内見とは、自分の隙間時間を使って不動産屋さんの付き添いなしに内見をすること。オンラインで簡単に予約ができ、自分のペースで内見ができるのが嬉しいポイントです。
オンラインで全てが完結する不動産屋さんを利用する
不動産屋さんへ行くのが面倒であったり遠方住まいであったりする場合は、メールやチャット機能を使った相談から内見、契約時の重要事項説明までの全てがオンラインで済ませられる不動産屋さんを利用すると良いでしょう。この場合も対面取引時と同様、重要事項説明書と契約書には直接署名捺印をする必要があるため、郵送のやり取りは発生します。しかし、何度も不動産屋さんに足を運ぶことに比べて、時間やお金の負担が減ることは言うまでもありません。
契約書の内容はよく確認する
賃貸物件を借りる上で、賃貸借契約書の内容確認は最も重要です。契約締結後は、基本的に契約書の記載内容が全てであり、トラブルが発生した際もそれに準じて解決します。仮に面倒に感じたとしても、契約書には必ず目を通し、内容を理解してから署名捺印をするようにしましょう。
例えば、部屋を清潔に保っていたにもかかわらず、退去時にハウスクリーニング代を請求されるケースがあります。このとき、契約書に「退去時は借主負担でハウスクリーニングをする」という記載があれば、借主はこれを拒めません。
気になる点や疑問点は不動産屋さんに尋ねる
入居を検討している物件において、気になる点や疑問点がある場合は、必ず不動産屋さんに尋ねるようにしましょう。「きっとこういう意味だろう」「たぶん大丈夫」と勝手に解釈をしたり自己完結をしたりするのは危険です。トラブルが起きてから、「最初に確認しておけば良かった」と後悔することがないようにしましょう。
近隣の似た条件の物件に比べて明らかに条件が良すぎる物件は、おとり物件の可能性があります。怪しいと感じた場合は、内見時に現地集合ができるか、詳細な住所を教えてもらえるかなど、確実に内見ができるのかを確認するようにしましょう。
トラブルが起きてしまった場合の対処方法
騒音や漏水、設備故障など、賃貸物件の入居中は予期せぬトラブルに見舞われることがあります。入居中にトラブルが起きてしまった場合は、以下の2点を念頭に置いて対処することが肝心です。
大家さんや管理会社に連絡をする
トラブルが発生した際はまず、大家さんや管理会社に一報を入れましょう。騒音や漏水の場合は、トラブルの原因となる住人を自分で特定できるかもしれません。しかし当事者間で解決しようとするよりも、大家さんや管理会社が間に入る方がスムーズに解決できます。
設備に不具合が生じた際、または異音や異臭が発生するなどの異変を感じた際も、必ず大家さんや管理会社に連絡しましょう。契約書に定められている軽微な修繕を除き、内装や設備に修繕を加えるときは大家さんの許可が必要です。許可なく修理業者を手配した場合は、本来は貸主である大家さんが負担すべき費用であっても、借主負担になってしまう可能性があります。
責任の所在を明確にする
トラブル発生時は、「誰がその責任をとるべきか」を明確にしておくと、大家さんや管理会社とスムーズにコミュニケーションがとれます。近隣住人とのトラブルではなく、内装や設備のトラブルの場合は契約書を参照するようにしましょう。
一般的には、借主の故意や過失が原因である場合や軽微なもの以外の内装不備や設備故障の場合は、大家さんに修繕義務があることが多いです。しかし中には、一部の修繕負担を借主に課す物件もあります。
特に、エアコンやガスコンロなどの設備が前入居者の残置物である場合は要注意。残置物は、借主が希望すればそのまま使用できる一方、修繕は借主負担としていることがほとんどです。
まとめ
アンケート結果から、賃貸物件探しでは多くの人が何かしらの困りごとやトラブルに直面することが分かりました。ところがその多くは、「事前に知識があったり入念な確認作業をしていたりすれば防げるもの」であることも同時に明らかになりました。入居後に、「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、実生活をイメージしながら内見をしたり、不動産さんに疑問点を尋ねたり、契約書をよく確認したりするようにしましょう。
限られた時間の中での物件探しや契約手続きは、面倒に感じるかもしれません。しかし、オンライン内見を始めとしたオンライン機能を賢く利用すれば、これらは想定よりもスムーズに進められるでしょう。
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