北向きのお部屋は避けるべき?やめとけと言われる理由とメリットをご紹介

公開:2023/10/12
更新:2023/11/02
北向きのお部屋は避けるべき?やめとけと言われる理由とメリットをご紹介
賃貸住宅を探すうえで、どの方角に向いた部屋かという点は重要な条件です。一般的には陽の当たりやすい南向きが理想といわれていますが、北向きの部屋は避けるべきなのでしょうか。この記事では北向きの部屋をやめるべき理由や、逆にメリットとなる点についても解説します。

北向きの賃貸物件のデメリット

北向きの物件

北向きの賃貸物件は、ほかの方角に比べて独特の特徴やデメリットを持つことから、選ぶ際には十分な注意が必要です。多くの人が明るい南向きの部屋を好む一方で、北向きは避けがちなのではないでしょうか。ここでは、具体的に北向きの賃貸物件にどのようなデメリットがあるのかについて解説します。

陽当たりが悪い

北半球にある日本では、太陽は東から南寄りをとおって西へ沈みます。そのため、北向きの部屋は明るさに欠けることが多いです。とくに冬季は日照時間が短く、太陽の位置も低いため、部屋の奥まで日が差し込むことは難しくなるでしょう。このため、北向きの部屋は室内が暗く感じられることが多く、照明をつける時間が増えることで電気代が上がってしまう可能性も考えられます。また、日の光を受けることで自然と心地良く感じるという心理的な側面も考慮すると、日当たりの悪さは気分や活動量にも影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

湿度が高くなりやすい

部屋の湿度が高くなってしまいがちなのも、北向きの特徴です。日光が直接部屋に当たらないため、湿気がこもりやすくなっています。さらに、それがカビやダニの原因となってしまうと最悪です。とくに、部屋に畳や布団などの湿気を吸収しやすい素材がある場合は、定期的な手入れや換気が必要となるでしょう。このように、部屋が北向きであることによって、湿度による不快さや、カビなどを防ぐ手間が増加することが考えられます。

洗濯物が乾きにくい

北向きのバルコニーやベランダでは、太陽の光が直接当たりにくいため、洗濯物が乾きにくくなってしまいます。日差しの弱い日は生乾きによる衣類の臭いなどが気になってしまう可能性もあるでしょう。乾燥機を持っていない場合は、洗濯物を室内で干すことも選択肢となります。しかし、部屋干しによって部屋の湿度が上がってしまう側面もあるため注意が必要です。室内乾燥機が設置されている部屋を選ぶなど、物件探しの時点で対策を考えておくとよいでしょう。

冷えやすい

北向きの部屋は直射日光が入りにくいため、他の方角と比べて冷えやすいという特徴があります。とくに冬は室内の温度が下がりやすく、暖房をつける時間が増えることで、ガスや電気の使用量も増える可能性もあるでしょう。温度が下がることで風邪を引きやすくなるなど体調面への心配もあります。とくに寒さに弱い人は、どのように暖を取るのか対策が必要です。

植物が育てにくい

観葉植物やベランダでのガーデニングを楽しむ方にとっては、北向きの部屋やバルコニーが植物の成長にとって不利な条件となることもあります。とくに光を好む植物の場合は、十分な光合成ができず育ちが悪くなってしまうのです。また、湿度が上がることで土が悪くなってしまったり、病害虫の発生リスクも高くなります。植物を育てたい人は、北向きの物件を避けるか、陽の光が弱くてもしっかり育つ種類の植物を選ぶようにしましょう。

北向きの賃貸物件のメリット

ほとんどにとって北向きの賃貸物件はデメリットが多いと受け取られてしまいがちですが、実は意外と知られていないメリットも多く存在します。北向きの部屋が持つ独自の特性を活かすことで、ほかの方角の部屋よりも快適に過ごすことが可能です。ここでは、北向きの賃貸物件が持つメリットについて詳しく紹介します。

夏は涼しい

北向きの部屋では日が差し込まないデメリットが強調されがちですが、夏の暑い時期などは日差しを受けにくいため自然と涼しい環境が保たれるというメリットもあります。とくに近年では猛暑日が続くことも多く、少しでも室温が下がれば過ごしやすくなるでしょう。また、室温が上がりすぎないためエアコンをつける時間も短縮でき、電気代の節約にもつながります。

均一な採光

北向きの窓から入る光は直射日光ではないため、均一で柔らかな光を集めることが可能です。とくに部屋で仕事をしたり、読書や書き物といった作業をしたりする際には、目の疲れを軽減する助けとなるでしょう。また、美術品や高価な家具を置く場合は、直射日光が原因で色褪せや劣化が進行することがあります。しかし、北向きの部屋ではそのリスクが大きく低減します。このような品物を家で大切にしたい方には、北向きの部屋は最適です。

温度の安定性

北向きの部屋は、夏は涼しく、冬は日当たりが少ないため寒さを感じることがあるものの、全体的には年間を通して温度変動が少ないといわれています。また、1日を通しての温度変化も少ないです。そのため、冷暖房を付けなくても過ごしやすくなるでしょう。また、温度だけでなく湿度も安定しやすくなっています。これによって、湿気に弱い家電や家具の寿命を延ばすことにもつながるというメリットもあります。

家賃がリーズナブル

一般的に北向きの物件は人気が少ないため、南向きなど他の方角に比べて家賃が安く設定されていることが多いです。北向きの建物全体の部屋が安いだけでなく、同じ建物でも日当たりの違いによって家賃が異なる場合もあります。予算を気にする方や節約を考えている方には、それだけでも非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

他の方角向き物件との比較

他の方角

賃貸物件を選ぶ際の判断基準として、部屋の方角は日照時間・室温・外からの風の流れなど、生活の快適さを大きく左右する要因となります。ここでは、北向き物件と、東向き、南向き、西向きといった他の方角を向いた物件との比較をします。

東向き物件

日本では東から太陽がのぼるため、東向きの物件では明るい朝日を早い時間から浴びることができます。そのため、早起きをして活動を始めたい方に向いている物件です。朝にきちんと陽の光を浴びることで体内時計が整うともいわれており、健康的な生活をサポートしてくれるでしょう。また、気温が上がるお昼すぎには直射日光が入りにくくなり、室温も比較的一定に保ちやすいです。一方で、朝にあまり早く起きない生活を送っている人にはあまりおすすめできません。朝日が睡眠の邪魔になってしまう可能性もあるため、遮光カーテンなどで対策するようにしましょう。

南向き物件

南向きは日本で最も人気の方角です。年間を通して比較的均一に採光ができるため、室内が明るく、冬も暖かい環境をつくることができます。リビングなど日中の活動の中心となる部屋に向いている方角といえるでしょう。ただしその反面、夏場は直射日光によって室温が大きく上がってしまう可能性もあります。また、窓辺のインテリアや植物が色褪せてしまうリスクにも注意が必要です。カーテンやブラインドをうまく使って日光の量を調整したり、グリーンカーテンなどで室温の対策をしたりするとよいでしょう。

西向き物件

西向きの部屋は、午後から夕方にかけて多くの陽の光が差し込みます。午後は太陽の光が強くなるため、夕方にかけて洗濯物を干す人は乾きやすくなるでしょう。また、部屋が暗くなりにくいため、電気代を節約することにもつながります。ただし、西日はとくに光が強いため、夏場などは室内が高温になりやすいという点はデメリットです。西日が眩しすぎる場合もあるため、遮光対策・断熱対策が必要となるでしょう。

北向きマンションはこんな人にオススメ

北向きマンションは南向きよりもデメリットがあると考える人も多いですが、さまざまなメリットもあります。そのため、それぞれのライフスタイルやニーズに合わせて選ぶことが重要です。ここでは、北向きマンションがとくにオススメなのはどんな人なのかについて解説します。

家賃を抑えたい人

北向きの物件は、日当たりの良い南向きや東向きに比べて家賃がリーズナブルなことが一般的です。とくに都市部での住居を探している方や、予算の少ない初めての一人暮らし・学生・新社会人にとって、固定費の大部分を占める家賃は大きな生活の負担となります。そのため、家賃をおさえたい人にとって北向きの物件は非常に魅力的です。同じ予算でもより広い部屋や設備の良い物件を選ぶことが可能なため、長期的に考えると家賃の差が大きな経済的メリットとなりえるでしょう。

夏の暑さを避けたい人

北向きの部屋は直射日光を受けにくく、室内温度が高くなりにくいのが特徴です。とくに日本の夏は湿度が高く、近年では暑さも厳しいため、涼しい環境を維持しやすい北向きの部屋はおすすめできます。エアコンや扇風機などを使わなくてよい期間が長くなるため、電気代の節約にも繋がるでしょう。窓やカーテンを開けても、直射日光による照り返しや室内の温度上昇を気にせずに、室内に明るさを取り入れることが可能です。

デザインやインテリアにこだわる人

北向きの部屋は日差しの影響を直接受けにくいため、家具やカーテン、壁紙などのインテリアの色褪せが少ないというメリットもあります。そのため、部屋のデザインやインテリアにこだわりたい方、またアート作品や高価な家具を部屋に置いている人にとっては魅力的といえるでしょう。家具やアート作品の美しさを長期間保ち、室内デザインのコンセプトを崩すことなくインテリアを楽しむことができます。

北向きマンションの選び方

北向きのマンションを選ぶ際には、他の方角のマンションを選ぶ際とは異なる独自のポイントがあります。これらのポイントをおさえておくことで、後悔のない部屋選びが可能となるでしょう。ここでは、北向きのマンションで快適な生活を送るためにはどのような部屋選びをすればよいのか、そのコツを解説します。

室内の湿度をチェックする

1つ目は、湿度をしっかり確認することです。北向きの部屋は日照が少ないため、湿度が高まりやすい傾向があります。そのため、内見などで部屋を訪れた際には、とくにクローゼットや洗面所、バスルームなど、湿度が高まりやすい場所を中心に湿度を確認しましょう。カビや湿気の匂いがする場合は要注意です。また、湿気を防ぐためには通気性も非常に大切となります。窓の配置や部屋の形状、窓の大きさなど、湿気を溜めにくい構造となっているか、通気性を良くするための要素をしっかりとチェックしましょう。窓を開けたときに、部屋全体に風が通るかどうかを確認するのも良い方法です。ただし、もし湿度が高くなってしまう場合でも、除湿機や通気の良いカーテンなどの対策をとることでカビなどを防ぐことができます。

周囲の環境・室内の明るさをチェックする

北向きの部屋はほかの方角に比べて日光が入りにくいため、周囲の環境によってさらに光が入りにくくなってしまっていないかを確認することも重要です。部屋が他の建物に囲まれていないか、遮るものがないかを確認するようにしましょう。もし、他の建物に囲まれてしまっている場合、さらに光が入りにくくなる可能性もあります。また、部屋の明るさという点では、照明による室内の明るさも大きなポイントです。天井の照明だけでなく、壁に取り付けられた照明や、今後置く予定のある間接照明なども含めて、部屋の雰囲気を良くする照明設備が十分に整っているかを確認しましょう。

断熱性をチェックする

北向きの部屋は、夏は涼しい反面、冬は寒さを感じやすいことがあります。そのため、断熱性に優れているかどうかを確認することが大切です。とくに、涼しくなる夜の時間帯などに寒すぎる室温になっていないかを確認する機会が設けられるとよいでしょう。断熱性という面では、とくに窓ガラスの状態も確認する必要があります。なるべくペアガラス(二重ガラス)になっている物件のほうか断熱性があると考えられるでしょう。ただし、断熱性や密閉性が高い部屋であれば通気性が悪くなってしまう可能性もあり、両者のバランスも考えなければなりません。

物件の評判や口コミをしっかりリサーチする

通常の物件探しでも、インターネットや情報誌などで、物件の評判・口コミをリサーチしますが、北向きのマンションではより一層このリサーチが大切になってきます。これは、北向きの物件に住みたいと考える人や、北向きの物件そのものが少ないため、口コミをリサーチしにくいためです。実際の住民の声を知ることは物件の良し悪しを測るうえで非常に重要な要素となるため、これらの評判・口コミリサーチをより入念に行うことで物件選びの大きな助けとなるでしょう。

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