賃貸物件がクッションフロアだった!フローリングとの違いや注意点をご紹介

公開:2023/10/12
更新:2023/11/02
賃貸物件がクッションフロアだった!フローリングとの違いや注意点をご紹介
賃貸物件の床材がクッションフロアだった場合、フローリングとの違いや適切な扱い方を理解していないと退去時に後悔するかも知れません。クッションフロアとフローリングの違い、取り扱いの注意点などを紹介します。

クッションフロアとは

クッションフロア

まずは、クッションフロアとフローリングの特徴を紹介します。

クッションフロアの特徴

・柔らかくて弾力があり、歩くと少し沈み込む感触がある
・比較的低価格で提供され、予算に優しい
・施工が簡単で、早く取り付けられる
・水に強く、掃除が容易でメンテナンスが楽
・音を吸収し、室内を静かに保つ効果がある
・多彩なデザインや模様があり、選択肢が豊富

フローリングの特徴

・固く、木製の表面が特徴で高級感がある
・長持ちし、耐久性が高い
・ナチュラルな木の風合いが室内に温かみをもたらす
・メンテナンスが必要で、専用の保護剤やワックスが必要なことがある
・高価格帯の選択肢もあるが、質感や見た目にこだわる人に適している

特性が違うため扱い方やメンテナンス方法が異なる

クッションフロアとフローリングは、床材としての特性が異なります。クッションフロアは柔らかく歩行時に足が少し沈み込む感触があり、フローリングは堅く木の質感や風合いが強く感じられるのが特徴です。

価格面では、フローリングに比べてクッションフロアのほうが比較的低価格で提供されます。コスト面で強みがあるクッションフロアは、とくにリーズナブルな価格帯の賃貸物件で多く採用される床材です。これに対してフローリングは価格が高く高級感もあるため、比較的高めの賃貸物件で多く採用されます。

メンテナンス性に関しては、クッションフロアが水に強く掃除が簡単な特徴がある一方、フローリングは定期的なメンテナンスが必要なうえ手順もクッションフロアより複雑です。もっとも、どちらの床材も専門的な知識や技術が必要なわけではありませんが、クッションフロアのほうがよりメンテナンスが楽にすみます。

また、デザインや見た目においてクッションフロアは多彩なのに対して、フローリングはクッションフロアほどの多様性はありません。表面にプリントが配されるクッションフロアは、さまざまなデザインや模様があり、機能面でも多種多様です。一方で、フローリングはナチュラルな木の風合いや質感にこだわれるものの、デザインや機能性はある程度限定されてしまいます。

クッションフロアの注意点

クッションフロアには次のようなデメリットがあります。

傷つきやすい

クッションフロアは柔らかい材質のため、フローリングに比べて傷つきやすいのが特徴です。物を落としたり家具を置いたりすると、簡単にへこみやえぐれができます。クッションフロアの素材は、柔軟な合成樹脂です。柔軟性が高く加工や施行がしやすいなど使い勝手が良い反面、柔らかく変形しやすい特性があることで傷がつきやすくなってしまいます。賃貸物件では通常、クッションフロアのへこみやえぐれが原状回復の対象になりませんが、破れや破損などがひどい場合は補修費用を請求される可能性もゼロではありません。家具などの重いものを運ぶときに引っ掻いてしまったり、破いてしまったりする可能性は高いため、フェルトパッドを敷くなどの対策を講じると良いでしょう。

湿気に弱い

クッションフロアは湿気に弱いという特性があります。湿度が高い場所や水のかかる場所に敷設すると、クッションフロアの素材が膨張しやすくなります。これによって床がへこんだり、変形したりする可能性があります。とくに、浴室やキッチンなど湿気の多い場所ではクッションフロアの取り扱いには注意が必要です。湿度を管理するためには、室内の換気を十分に行い、湿気を逃がす工夫が必要です。また、水がこぼれたり水滴がたまったりしないように注意を払い、クッションフロアを長持ちさせるために湿気対策を施すことも必要でしょう。

変色しやすい

クッションフロアは、長時間の直射日光にさらされると変色のリスクがあります。日光に含まれる紫外線がクッションフロアの表面に影響を与え、色あせや変色が生じることがあるため注意が必要です。変色を防ぐためには、日光の直射を避ける工夫が必要です。カーテンやブラインドを使用して日光を遮断したり、家具や敷物を配置して直射日光を避けるなどの対策をすると良いでしょう。また、クッションフロアには紫外線をカットする特殊な加工が施されたものもあります。賃貸物件では入居者側で選べる可能性は低いですが、あらかじめ対策されているクッションフロアの賃貸物件を選ぶのも方法の一つです。

補修が難しい

クッションフロアが傷ついた場合、補修が難しいことがあります。フローリングのように傷を研磨したり、ワックスをかけたりすることが難しく、効果的な補修方法が限られるため、いかに汚したり傷つけたりせずに使用するかがポイントです。また、クッションフロアが傷つかないように予防策を講じ、万が一、傷がついた場合は傷部分を放置せず早めに対処します。傷やへこみがある場合は、専用の補修キットを使用して修復を試みる方法もありますが、完璧に復元するのは簡単ではありません。クッションフロアを大切に取り扱い、傷を防ぐための予防策を徹底することが、美しい状態を維持する鍵です。

クッションフロアのメリット

クッションフロアには、次のようなメリットがあります。

掃除がしやすい

クッションフロアは掃除がしやすいのが特徴です。クッションフロアの表面は滑らかで非常に平坦なためほこりや汚れが付きにくく、掃除機やほうきで簡単に掃除ができます。また、ほこりが表面に付着しにくいため掃除自体の手間があまりかかりません。また、クッションフロアは湿拭きも簡単です。クッションフロアは水に強い素材でできており、湿った布やモップを使って床を拭くことができます。頑固な汚れも水を使って掃除ができることがメリットです。とくに、キッチンやバスルームなどの水回りでは重宝するでしょう。

耐久性が高い

フローリングほどではありませんが、柔らかい合成樹脂製のクッションフロアの耐久性も極端に低いわけではありません。通常の範囲内での使用であれば、長期間美しい状態を保つことができるでしょう。また、クッションフロアは撥水性があるため、水や液体がこぼれても問題はありません。キッチンやバスルームなど水が飛び散りやすい場所でも床が保護され、清潔な状態をキープできます。

防音性が高い

クッションフロアは柔軟な素材でできているため、防音性の高さもメリットの一つです。クッションフロアが持つ歩行時の振動や足音を吸収する性質により、床からの騒音が低減され隣人や下の階の住人への影響が少なく済みます。施工費用が安いことに加えて防音性も高いことも、マンションやアパートなどの集合住宅で多く利用される理由です。クッションフロアの高い静音性は周囲のみならず、当然自室内においても良い影響を及ぼします。歩行時の足音が気にならなくなるため、リビングルームや寝室などの場所でとくに重宝するでしょう。

また、柔らかいクッションフロアは子どもやペットに優しい素材です。子どもが遊んだり走り回ったりする場所や、ペットが過ごす場所にクッションフロアが採用されていると快適性が高まるでしょう。子どもが転んだり物を落としたりしても、クッションフロアは衝撃を和らげ、音も抑えてくれます。

多彩なデザイン

クッションフロアは、多彩なデザイン展開も魅力の一つです。リアルな木目調やタイル風などの柄はもちろんのこと、カラーバリエーションも豊富でシンプルなデザインから子ども部屋まで幅広く対応できます。賃貸物件の場合は自由にクッションフロアのデザインや機能を選べる状況は少ないでしょうが、もしも自由に選べる環境があれば快適な生活空間づくりに大いに役立つでしょう。また、トイレなどのデザイン性を出しづらい場所で、ワンポイント的なおしゃれを演出するのにも役立ちます。

クッションフロアはこんな人にオススメ

クッションフロアは次のような方におすすめです。

予算を抑えたい人

クッションフロアは予算を抑えたい入居者に適しています。他のフロア材に比べて比較的低価格で購入および設置できます。これは、賃貸物件に住む際に初期費用をできるだけ抑えたい人々にとって魅力的です。具体的なシーンとしては、学生や新卒者など、限られた予算内で新しい生活を始める人たちが該当します。また、予算を抑えつつ、賃貸物件の内装をカスタマイズしたい人たちにも選ばれます。

快適性を求める人

クッションフロアはその名の通り、柔らかく快適な足ざわりを提供します。これは、特に足腰に負担を感じやすい高齢者や子供たちにとって魅力的です。たとえば、高齢者のケースでは、クッションフロアは長時間の立ち仕事や歩行時に関節への負担を軽減し、快適な生活環境を提供します。子供たちのケースでは、床で遊びながらクッションフロアの柔らかさを楽しむことができます。また、快適性を求める人たちは、リビングルームや寝室などでの利用を考えることが多いです。快適な環境でリラックスしたり、寝具を置いて快眠を追求したりするために、クッションフロアは理想的な選択肢となります。

さらに、クッションフロアは静音性にも優れており、家具の移動音や歩行音を吸収します。このため、共用のアパートやマンションに住む入居者にとって、静かな環境を維持する手助けとなります。静音性は、賃貸物件の住環境を向上させる要因として高く評価されます。

デザイン性を重視する人

クッションフロアは多彩なデザインと模様が提供されており、デザイン性を重視する入居者に適しています。クッションフロアは木目調や石目調、タイル調など、さまざまなデザインがあり、賃貸物件の内装にアクセントを加えるのに適しています。例えば、シンプルでモダンなデザインのクッションフロアは、スタイリッシュなインテリアを求める入居者に好評です。また、子供部屋にはカラフルな模様のクッションフロアがマッチし、子供たちが楽しめる空間を作るのに適しています。

メンテナンスが簡単な生活を望む人

クッションフロアはその掃除のしやすさから、メンテナンスが簡単な生活を望む人に向いています。クッションフロアは汚れがつきにくく、日常のお手入れは掃除機やモップで簡単に行えます。これは忙しいライフスタイルを持つ入居者にとって重要な要素です。例えば、仕事や家事に追われる毎日でも、クッションフロアは手入れが楽なので清潔な状態を維持しやすく、入居者のストレスを軽減します。

アレルギー対策が必要な人

アレルギー症状がある入居者にとって、クッションフロアはアレルギー対策に役立ちます。クッションフロアはダニやホコリが溜まりにくく、アレルゲンの蓄積を抑えます。特にカーペットのように繊維が多いフロア材に比べ、アレルギー症状のリスクが低いとされています。アレルギーに悩む入居者にとって、クッションフロアは快適な生活環境を提供し、健康を守る一助となります。

ペットを飼う人

ペットを飼う入居者にとって、クッションフロアは優れた選択肢となります。クッションフロアの表面は滑りにくく、ペットが走り回る際にも安全です。また、爪のあるペットが引っ掻いても、クッションフロアは傷つきにくい特性があります。ペットの事故に備えて、クッションフロアは水拭きが簡単で、臭いの吸収も少ないため、清潔な環境を維持しやすいです。

音を気にする人

クッションフロアは足音を吸収し、音の響きを軽減する効果があります。賃貸物件では隣人との配慮が求められることが多いため、クッションフロアは静かな生活環境を提供するのに適しています。例えば、上階の足音や家具の移動音を低減し、隣人とのトラブルを避けるのに役立ちます。

フロア暖房を使用する人

冷暖房システムとしてフロア暖房を導入する入居者にとって、クッションフロアは理想的な床材です。クッションフロアは断熱性に優れており、フロア暖房の効率を高めます。床からの暖かさが心地よく感じられ、冷たい冬の朝でも快適に過ごせます。クッションフロアは予算を抑えたい人や快適性を求める方、デザイン性やメンテナンスのしやすさを重視する方、アレルギー対策やペットを飼う方、音の問題で周囲と揉めて後悔したくない方、フロア暖房を使用する方など、さまざまな入居者のニーズに合った選択肢です。

セルフ内見ならOHEYAGO(オヘヤゴー)

OHEYAGOはセルフ内見

物件の検索から内見予約、契約までをオンライン上で行うことができます。
内見も営業なしのセルフ内見です。そのため採寸のためなどお客様のご希望がない限りスタッフはお部屋の外でお待ちしております。
その分無駄を省くことができ、仲介手数料は0円~からご紹介しております。

OHEYAGOでお部屋を探す

     

東京23区で賃貸物件を探す

港区 世田谷区 新宿区 千代田区 大田区
文京区 品川区 江東区 中央区 目黒区
中野区 足立区 渋谷区 杉並区 板橋区
墨田区 台東区 江戸川区 葛飾区 練馬区
豊島区 北区 荒川区    

人気の条件から物件を探す

敷金・礼金が0円  新築・築浅   南向き   バストイレ別  駐車場あり   ペット可(相談)   楽器可(相談)   1Kからでも二人入居可能   事務所使用可能   家具・家電付き  最上階

この記事を監修した人
OHEYAGO編集部
OHEYAGO編集部
OHEYAGO編集部
OHEYAGO編集部は宅建士や不動産業の経験者など専門的な知識を持った監修者で構成されています。情報の正確性と信頼性に配慮した、読者にとって有益になるようなコンテンツを発信していきます。
この記事のタグ一覧
記事が役に立ったらシェア!