賃貸の家賃が安い時期とは?費用を抑えておトクにお部屋探しをする方法を宅建士が伝授

公開:2023/03/31
更新:2023/11/02
賃貸の家賃が安い時期とは?費用を抑えておトクにお部屋探しをする方法を宅建士が伝授
同じ物件でも時期によって家賃が安くなることがあります。ではなぜ安くなるのでしょうか?また、安い時にお部屋を探すことはメリットだけなのでしょうか?本記事ではその背景をご紹介します。背景を知っておくことで自分にとって最も良いタイミングで賢く物件探しをしましょう。

時期によって家賃は変わる

年間カレンダー

結論からお伝えしますと、家賃は時期によって異なります。 家賃が安くなるタイミングで契約ができれば入居している限りはその差分をずっと節約することができます。 では、どの時期に家賃が安くなるのかみていきましょう。

閑散期

早速ですが、この閑散期こそアパートやマンションの家賃が安くなる時期です。 具体的にみていきましょう。

閑散期とは

不動産業界における閑散期とは入居申込をする方が少なくなる時期です。 年に2回あり6-8月12月がそれに当てはまります。 6-8月は梅雨や猛暑の影響で高温多湿な日が続くため引っ越しに適していない時期になります。 12月は年末になりイベント毎が多くなったり、帰省する方も増えるためお部屋探しをする方が減ります。 それにともない、入居申込する方も少なくなるため閑散期となります。

閑散期の家賃

賃貸物件は一般的に築年数が経つほど家賃が安くなります。 家賃を値下げするタイミングとして閑散期に行うことが多く結果的に閑散期に家賃が安くなる傾向にあります。 理由は大家さんは入居者が決まらないと収益が入ってこないため、空室であるよりも条件を下げて入居者を決めるほうが都合がいいからです。 ただ12月の閑散期はその後の1-3月が繁忙期となるため、6-8月に比べ家賃を下げる大家さんは少なくなります。

繁忙期

次に繁忙期をみてきましょう。 閑散期にお部屋を探せない場合でも繁忙期を避けることで費用を抑えることができます。

繁忙期とは

不動産業界における繁忙期とは入居申込をする方が多くなる時期です。 年に2回あり1-3月9-10月がそれに当てはまります。 1-3月は4月に入学や就職をする方がお部屋を探す時期です。また、この時期に契約した人が更新するか新しいお部屋を探すか検討する時期になります。 9-10月は期の入れ替わりで転勤などの辞令が出やすい時期のため、社会人がお部屋を探す時期です。 それにともない、入居申込が増えるため繁忙期となります。

繁忙期の家賃

繁忙期はキャンペーンを行わなくても次々と物件が成約していくため、家賃をこのタイミングで下げることはほとんどありません。 費用を抑えたい場合、家賃を下げる交渉を行うより最初からフリーレント付きの物件など最初から安くなっている条件の物件を絞り込み検索で探すのがオススメです。

繁忙期は費用を抑えられない?

繁忙期でも物件によっては費用を抑えることができます。 費用を抑えるには下記の方法があります。

  • 敷金礼金が0円の物件を探す
  • 仲介手数料が安い不動産屋さんを探す
  • フリーレント付きの物件を探す
  • 初期費用を不動産屋さんに交渉する

特に仲介手数料は大家さんや不動産管理会社ではなく不動産屋さんが決めているので、同じ物件でも複数の不動産屋さんにも持ち込むことで費用の比較ができます。

  • OHEYAGOの場合
    サイトに掲載している物件は全て仲介手数料は0円〜提供しています。 他のサイトに掲載されている物件もご紹介可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

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年間を通しての物件の掲載状況とお部屋探し事情

年間で物件の掲載状況とお部屋探しをする方の動向を追ったスケジュール表になります。

状況
1月 繁忙期 年末年始の終わる1月の中旬頃からお部屋探しをされる方が増えてきます。
2月 繁忙期 お部屋探しをする方が最も増える時期です。物件の流動性が激しく掲載されや翌日に募集終了になることもあります。
3月 繁忙期 2月と比較して少し落ち着いてきます。2月にお部屋を決めた方が引っ越しをするので引っ越し業者が最も忙しい(金額が高くなる)時期です。
4月   繁忙期の間に条件の良い物件は埋まってしまい、空き物件の掲載数自体も減っています。就職や入学にともないお部屋を探していた方も落ち着きお部屋探しをする方はここから減っていきます。
5月   GWはほとんどの不動産屋さんがお休みになります。傾向としてこのGW明けから家賃の値下げが始まります。
6月 閑散期 梅雨になり、内見や引っ越しの手間が増えるためさらにお部屋探しをする方が減ります。賃料交渉がしやすい時期です。
7月 閑散期 梅雨に続き猛暑となるため引き続きお部屋探しをする方が少ない時期です。こちらも賃料交渉がしやすい時期です。
8月 閑散期 7月同様に猛暑のためお部屋探しには不向きな時期です。お部屋探しをする方が少ないため賃料交渉がしやすい時期です。
9月 繁忙期 辞令などにより転勤する方や期の変わり目で転職される方がお部屋を探し始める第2の繁忙期です。
10月 繁忙期 9月に続いて引き続きお部屋を探される方が多い時期です。
11月   人事異動も落ち着いてお部屋探しをする人が再度減ってきます。
12月 閑散期 年末に近づきお部屋探しをする人も減ります。閑散期となりますが、1月から繁忙期に入るため、賃料交渉はしにくい時期でもあります。

【時期別】お部屋探しのメリット・デメリット

カレンダーと家と通帳

ここまでの流れだと閑散期にお部屋を探す方がメリットの多いように感じます。 しかし、人によっては繁忙期にお部屋を探す方があっていることもあります。 ここからは閑散期と繁忙期のメリットとデメリット、自分がどの時期にお部屋を探すべきかをご紹介していきます。

閑散期のメリット

家賃が安くなる

閑散期は入居者を早く決めるために家賃の見直しが行われます。

余裕を持って物件探しができる

閑散期はお部屋探しをする人が少ないため、物件の流動性も落ち着いています。 そのため余裕を持ってお部屋を探すことができます。 また不動産屋さんも一人に対して割く時間が増えるため丁寧に対応してくれます。

キャンペーン付きの物件が増える

敷金礼金が0円の物件やフリーレント付きの物件など、初期費用を抑えるためのキャンペーンを行う物件が増えます。

費用交渉がしやすくなる

もともと条件の良い物件でもさらに交渉を行いやすくなります。 交渉のコツは「〇〇が安くなればこのお部屋に決める」などそのお部屋に住むことを前提とすることです。 ただ、執拗な交渉は心証を悪くしてしまいますので気をつけましょう。

引越しの費用も安くなる

引越し業者の閑散期も不動産業界の閑散期と比例しています。 引越しの費用も時期によって異なるため閑散期を選ぶと安く引っ越しができます。 よって、閑散期にお部屋を決めることで引っ越し費用も安く済ませることができます。

閑散期のデメリット

物件の掲載が少ない

物件自体はゆっくり探せる反面、物件自体は繁忙期に決まってしまうものが多いです。 また退去する人も少ないため新しい物件の掲載も出にくくなっています。

閑散期のお部屋探しはこんな方にオススメ

閑散期のお部屋探しはこんな方にオススメです。

  • 初めて一人暮らしするお部屋を探す方
  • 費用を安く済ませたい方
  • 近隣に引っ越しをする方
  • 時間をかけて物件を吟味したい方
  • 引っ越しを急ぐ必要のない方

繁忙期のメリット

物件の掲載が豊富にある

繁忙期は賃貸借契約の更新を迎えて退去する人も多いため、多くの物件が出回ります。

新生活キャンペーンで家具家電が安くなる

お部屋自体の費用は高くなりがちな繁忙期ですが、家電量販店やECサイトでは新生活に向けて1-3月に毎年家具や家電のキャンペーンがあります。 そのため、家具や家電などそれ以外の部分を安く済ませることができます。

繁忙期のデメリット

お部屋がすぐに決まってしまう

繁忙期は同日に同じ物件を複数人が内見することもあります。 そのため内見して良いと思った物件が翌日には申込が入ってしまっていることも。

店舗に飛び込んでも案内してもらえないことがある

繁忙期は複数の方が店舗に伺うため、アポイントなしの訪問では待たされることがあります。 また、内見したい物件があったとしても営業が多忙につき、日程を改める必要があることもあります。

  • OHEYAGOの場合
    OHEYAGOはサイト上から30秒で内見予約が可能です。メールや電話をする必要はありません。 また、内見用のスタッフを豊富に待機しているため繁忙期でも1日複数件続けてのご案内も対応しております。

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繁忙期のお部屋探しはこんな方にオススメ

閑散期のお部屋探しはこんな方にオススメです。

  • 入学や転勤にともないお部屋を決める時期が決まっている方
  • たくさんの物件からお部屋決めたい方
  • 費用よりもお部屋の条件にこだわりたい方

時期を考慮したお部屋探しの注意点

お部屋探し 注意点

最後にお部屋探しの注意点をご紹介していきます。 時期だけを重視していて今のお部屋の更新に間に合わなかったなどにならないようにしましょう。

お部屋探しは1.5ヶ月からはじめる

今の住居を退去する通達は「退去の1ヶ月前」までに行う必要があります。 それまでに住みたいお部屋のイメージができていないとお部屋が決まらないまま退去の日を迎えることになります。 ただお部屋を探すのが早すぎると二重家賃になってしまう可能性もあります。 そのため、お部屋探しを検討しはじめるタイミングは1.5ヶ月前がオススメです。

また、物件情報でよく見かける「即日入居可能」の物件ですが、申込から審査や契約の期間を考慮すると約2週間ほどかかるので、それも視野に入れておきましょう。

お部屋の探し方や絞り方については別のコラムでご紹介しております。 こちらもご参考ください。

関連記事:【賃貸】賃貸物件の探し方は?宅建士がコツと流れを解説

おとり物件に注意

「不動産賃貸サイトで住みたい物件を見つけて不動産会社に行ってみたら募集が終了していた。他の物件を紹介された。」という経験はありませんか? 繁忙期なのに他の物件よりも明らかに条件が良い物件があればそれはおとり物件だったのかもしれません。

公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会が2021年2月25日に発表した大手賃貸不動産サイトを対象におこなった調査結果によると、12.2%の割合でおとり物件が掲載されていることが確認されています。

参考:公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会|インターネット賃貸広告の一斉調査報告(第8回)

  • OHEYAGOの場合
    OHEYAGOは管理会社が登録した物件情報とリアルタイムに連動したデータベースを元に、システムが自動で物件情報を掲載しています。 そのため、募集が終了した物件は自動で掲載終了になり、おとり物件が存在しない不動産賃貸サイトを実現しています。

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よくある質問

繁忙期の中でも特に不動産屋さんが忙しくなる時間帯はある?

14時から17時位までが忙しくなります。 店舗に行く際は前もってアポイントをとっておくか、午前中など比較的空いている時間に伺うようにしましょう。

家賃の値下げや条件の交渉にコツはある?

あります。そもそも交渉の流れはお客様が不動産屋さんにお願いをして不動産屋さんが大家さんと交渉を行います。 つまり、不動産屋さんにいかに本気になってもらうかが重要です。 「この物件がこの条件になれば必ず決めます」といった決意や「候補が後2件で条件の良い方に決めます」など最後の決め手になっている旨を伝えましょう。

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物件の検索から内見予約、契約までをオンライン上で行うことができます。
内見も営業なしのセルフ内見です。そのため採寸のためなどお客様のご希望がない限りスタッフはお部屋の外でお待ちしております。
その分無駄を省くことができ、仲介手数料は0円~からご紹介しております。

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この記事を監修した人
三宅 隆弥
OHEYAGO宅建士 チーフ
三宅 隆弥
賃貸仲介業に5年従事。2020年よりイタンジ株式会社にてお部屋探し、内見予約、入居のお申し込み・契約までスマホ1つで完結する新しい形の不動産賃貸サイト「OHEYAGO」でCSを担当。資格は宅地建物取引士を保持。
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