賃貸物件のエアコンは交換や増設可能?費用や手続きのやり方をご紹介
増設・交換できるか確認する方法
増設したい場合
賃貸マンションやアパートでは寝室やリビングにエアコンがないことがあります。それらを理由に増設を検討する場合はまず不動産管理会社(以下管理会社)に増設して問題ないか確認しましょう。 物件によっては室外機を置く場所がなかったり、壁に配管をつなぐために穴を開ける工事が必要なことから、エアコンの増設ができないことがあるからです。 管理会社に確認する方法は既に入居している場合、賃貸借契約書に管理会社の番号の記載があります。 また入居前(内見中など)に確認したい場合は内見の案内をする不動産屋さんに入居後に増設は可能か確認してみましょう。不動産屋さん経由で管理会社や大家さんへ確認をとってくれます。
交換したい場合
エアコンが必要な時期に故障をするとそのまま修理業者に電話したくなりますが、こちらも増設と同様に管理会社へ確認をしましょう。 賃貸物件のエアコンは大家さんの所有物になります。故障したからといって勝手に修理することは契約違反になりうるからです。 また、経年劣化による故障などの場合は手配だけでなく費用も大家さんが負担してくれるかもしれません。
増設・交換する場合の費用
費用負担先は?
エアコンの増設・交換をする場合、費用を貸主が負担してくれることもあります。 必要のない出費を抑えるためにもどのような場合にどちらの負担になるのかみていきましょう。
借主負担の場合
- 経年劣化による故障(エアコンが残置物の場合)
- 手入れを怠ったことによる故障
- 自己都合
経年劣化による故障でもそのエアコンが前の入居者が設置した残置物であれば費用負担は借主になることが多いです。 備え付けのエアコンがあったとしても実は残置物だったなんてこともあります。気になる場合は不動産屋さんや大家さんに確認してみましょう。 また自身の都合でエアコンを設置した場合は退去時に撤去が必要なことがあります。 その場合は取り外し費用もかかります。
貸主負担の場合(故障、耐用年数)
- 経年劣化による故障(エアコンが大家さんの所有の場合)
エアコンの寿命(交換時期の目安)は約10年と言われていますが、法的な耐用年数は6年です。 設置から6年以上経過している上で故障した場合は経年劣化による故障扱いで貸主負担で撤去費用や新しいエアコンの費用を用意してくれることが多いです。
かかる費用は?
設置工事の費用
エアコンの設置工事費用は主にエアコンが機能するために必要な標準費用とオプションによる追加費用に分かれます。 標準工事だけみていると工事の当日になって実はお金が想定の倍はかかったということもあります。 壁に穴をあける場合にコンクリート造の場合はオプション料金になるなどオプションの項目は全て事前に確認できるため、設置を検討する段階で費用の概算見積もりを自分で行っておきましょう。
標準工事の例
- エアコンの設置
- 配管を通す
- 室外機の設置
- 壁に穴あけ作業(木造やモルタル)
オプション工事の例
- コンセントの設置(エアコンはエアコン用のコンセントが必要)
- 壁に穴あけ作業(コンクリート造など壁が硬い場合)
- 室外機の特殊設置(ベランダや地面に置ける場所がない場合)
- 配管用のカバー設置
- 古いエアコンの撤去
エアコンを交換するときの注意点
故障の場合も勝手に交換すると自費負担
一般的に賃貸物件にあるエアコンのほとんどが大家さんが所有物です。 そのため故障した場合も勝手に交換はNGです。エアコンを無断で処分や交換をすると契約違反となり、交換費用が入居者の負担となります。 エアコンを交換する場合はその後の手続きをどうすべきか管理会社に確認してみましょう。
交換までの日数は?
業者にもよりますが、早ければ翌日の交換が可能です。しかし、繁忙期(3月4月)は混み合うため早めに予約を入れておきましょう。 また交換にかかる時間は2時間ほどです。時間に余裕がある時にお願いしましょう。
交換中の立ち会いは必須?
交換中の立ち会いは任意です。 しかし、盗難などのトラブルを回避するために立ち会うことをオススメします。 仕事でどうしても時間の都合がつけられない方は大家さんに代理で立ち会ってもらえないか相談してみるのもオススメです。
個人の都合で新しいエアコンに交換は可能?
古いエアコンは温度調整まで時間がかかったり、電気代が高いなど最近のエアコンに対し機能面で劣るところがあります。 その場合にエアコンの交換ができるのかは大家さん次第です。 仮に交換可能だった場合も借主側の都合のため借主が費用を負担することがほとんどです。
古いエアコンは交換後どうする?
基本的にはリサイクル処分となります。 エアコンは粗大ゴミとして処分ができず、業者へリサイクル料金を払った上で処分してもらいます。 ただ、業者によっては交換後に下取りをしてくれることもあります。
エアコンの使用電力と節約方法
エアコンは最も使用割合の多い家電の一つ
経済産業省の調査によればエアコンは「家庭における電気の使用割合(冬季の1日間)」で17.0%を占めており、使用割合は1位となっています。
2021年の中頃から電気代は高騰しており2023年4月の現在も下がる傾向はありません。政府からは電気代の負担軽減策として「電気・ガス価格激変緩和対策事業」が既にスタートしていますが、各個人でも節約をすることでできる限り電気代を抑えることが大切です。
節約方法
フィルターを掃除する
フィルターが埃で詰まっているとその分多く電力を使用します。よって掃除することにより使用電力を減らすことができ、経済産業省の調査では1年に約900円ほどの節約になるとのことです。 また掃除を怠るとカビや臭いの発生源となるため掃除をしておいて損はありません。 掃除の目安は2週間に1回ほどになります。
電力会社を変更する
2016年4月から始まった電力自由化ですが、基本的には賃貸物件でも電力会社の変更が可能です。 それによって年単位だと1万円以上の節約になることもあります。 ただ管理会社の方で建物全体で受電の契約をしている場合などは、各部屋ごとに電力会社の変更ができません。 変更する際は問題ないか管理会社に確認してみましょう。
よくある質問
エアコンの増設や交換費用は交渉可能?
交渉は可能です。タイミングは内見時に行うことがオススメです。 増設の場合は「寝室にエアコンを設置してくれるのであれば入居を決める」交換の場合は製造年数を見て6年以上前であれば「最近のものにしてくれれば入居を決める」などお部屋の決め手になることを伝えましょう。
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