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テレビや雑誌で「高齢者への取材」のロケ地としてよく選ばれる巣鴨。「おばあちゃんの原宿」という印象は、この街の一面でしかありません。学生街、住宅街としても栄える巣鴨の魅力とは？ 
「おばあちゃんの原宿」といったイメージが先行する巣鴨ですが、駅周辺は、高校や大学がいくつもある学生の街でもあります。高齢の方が多く集まるのは、交通の利便性の高さと情緒あふれる「とげぬき地蔵商店街」のお陰ですが、高齢者にとって使いやすい街ということは、もちろん若者にとっても使いやすい街ということになります。 
巣鴨には、JR山手線と都営三田線の2路線が乗り入れます。JR巣鴨駅から地蔵通り商店街を抜けると、都電荒川線の庚申塚駅も利用可能。池袋まで5分、大手町まで12分という好立地が魅力です。駅周辺は、大きく分けて「文京区エリア」と「豊島区エリア」に分かれます。「豊島区エリア」の方が家賃相場が低いので、お部屋探しの際は要チェックです。 
このあたりのお店は、どこもかしこもとても安くて安心。駅前にある地蔵通り商店街に並ぶお店はもちろんのこと、駅近くに何件かあるスーパーマーケットも庶民的な価格設定。飲食店も、1コインランチなど良心的な価格のお店が多く、暮らしやすい街です。家賃相場も山手線沿線では安価なエリアになります。 
駅前こそ「おばあちゃんの原宿」としてにぎわいますが、駅から少し離れるとそこは静かな住宅街。昔から住んでいる人も多く、敷地の広い一戸建と低層の集合住宅が混在する町並みです。駅近くにある西友は24時間営業。駅周辺には、パン屋さん、ファミリーレストラン、ドラッグストア、コンビニエンスストア、書店など、日々の暮らしに必要なお店は、ほとんどそろっています。夜は、山手線沿線とは思えないほど静かで治安のよい街です。 
