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駅名からの連想もあり、若者が住む街という印象が強い明大前エリア。ですが近年、家族層の間でも評判が上昇中とか。その人気の秘密を探ってみましょう。 
明大前駅は、京王線と井の頭線がクロスする地点にあります。その駅名のとおり私立の高等学校や専門学校が多くある文京地域です。実際、学生向けのカフェやファーストフード店、定食屋、チェーンの居酒屋なども多いエリアですが、なんといっても、このエリアのアドレスは世田谷区。世田谷エリアは23区の中でも特別な住宅地という意識を持っている人も多いと思います。 
世田谷区は等々力渓谷があるなど緑の多い地域で、砧公園、世田谷公園、馬事公園駒沢オリンピック公園など、公園の多さでも知られています。明大前は、歩いて１キロメートル程度のところに、善福寺川が流れており、この一帯は善福寺川緑地と呼ばれる都内でも有数の桜の花見エリア。また駅から南に向かうと世田谷区の羽根木公園があり、こちらはの梅の木が約700本あるという観梅スポットとなっています。桜と梅の花が両方、存分に楽しめる地域というのは、かなり珍しい恵まれた環境。こうした、自然を存分に楽しめる明大前付近の特徴が人気の理由のひとつかもしれませんね。 
京王線を使えば新宿まで最短5分、渋谷駅までも井の頭線急行で8分。そして、若者から高年齢層まで人気の吉祥寺駅へは井の頭線で11分、演劇や音楽などのアートの街・下北沢へも京王線で乗車わずか3分。このように、東京の西側エリアのどの場所へも気軽に行ける超ハイレベルな利便性。こうした背景から、じわじわと人気が上がっている地域といえるでしょう。 
