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賃貸物件への転居では物件に備え付きのエアコンが気になるものです。古いものが設置されていると電気代が不安になります。自分で取り付ける場合の費用が気になる人も多いでしょう。賃貸物件のエアコンについて押さえておきたいポイントについて解説していきます。

賃貸のエアコンが古いと電気代が高くなる?

基本は新しいエアコンの方が電気代が安い

エアコンは最新のものほど省エネが進んでいて電気代が安くなります。したがって、エアコンの年式が古いものほど効率が悪く電気代が高くなるでしょう。築年数が10年以上の古い物件だと、古いエアコンが設置されているケースが多いです。電気代が高くなるため注意しましょう。

富士通の「ノクリア」Zシリーズで比較してみた

2019年モデルであるAS-Z28Kは10畳用で期間消費電力が779kWh、電気代の単価を27円とすると年間の電気代の目安は21,033円です。そして、「ノクリア」Zシリーズの2010年モデルであるAS-Z28Wは10畳用で期間消費電力が837kWhのため、年間の電気代は22,599円となります。さらに、2005年の「ノクリア」シリーズのAS28PPZ2は10畳用で期間消費電力891kWh、年間電気代の目安は24,057円です。このようにエアコンは古いほど電気代がかかることがわかります。

参考:株式会社富士通ゼネラル|「ノクリア」 Zシリーズ

賃貸のエアコンが故障したら修理代は誰が負担するの?

基本はオーナーが負担する

賃貸物件にあるエアコンはオーナーが責任を持って扱うものです。もし、エアコンのトラブルがあり、業者に頼んで修理を依頼することになったならば、オーナーが請求された費用を負担します。

故障原因によっては入居者が負担することもある

たとえば、エアコンのフィルターの清掃を数年間ずっと怠っていた場合は、入居者が故障の責任を問われます。基本的にオーナーが修理費を負担するのは、入居者が適切に使用していて、経年劣化で故障した場合に限るのです。適切な管理を怠って故障した場合は、修理費用を請求されることがあるため気をつけましょう。

賃貸物件にエアコンを取り付ける、交換する場合の費用は誰が負担するの?

基本は入居者が負担する

基本的には自分で費用負担することになるのですが、コンセント部分の取替などオーナーが支払ってくれることもまれにあるようです。

経年劣化により故障したエアコンの費用はオーナーが負担するのが一般的

もし賃貸物件のエアコンが経年劣化で故障して交換の必要がある場合は、一般的にはオーナーが費用を負担します。ただし、古くてもまだ使える場合は、オーナーが交換費用の負担に応じてくれない場合が多いです。オーナーの判断次第のため、交渉すると良いでしょう。

勝手に取り付けや交換をするのはNG

賃貸で借りている部屋に勝手にエアコンを取り付けたり、交換したりするのはNGです。賃貸の部屋は、あくまでもオーナーが所有する空間のため、そこに無断で新しい設備を設置するのはルール違反といえます。万が一、工事中に壁にキズがついてしまえば修繕費用を請求される可能性もあるのです。

まとめ

賃貸物件のエアコンは新しい方が電気代を節約できます。賃貸に新しいエアコンを導入する際の費用は一部でオーナーが負担してくれるケースもあるため相談してみましょう。

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